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「今までと同じ食生活・運動量なのに、急に太りやすくなった」
「気づいたらお腹まわりや背中にお肉が…」
40代以降の女性からよく聞かれるこうした悩み。

それは、体が“更年期”に入ったサインかもしれません。

更年期とは、単に“年齢による変化”というだけではなく、ホルモン・自律神経・筋肉量・体のバランスなど、あらゆる側面に影響を及ぼすライフステージの1つです。

本記事では、理学療法士として、運動指導だけでなくダイエットカウンセリングも行う専門家の監修のもと、「更年期はいつから始まるのか」、そして「なぜ太りやすくなるのか」を分かりやすく解説します。記事の後半には、自宅でできる効果的なストレッチやトレーニング方法まで紹介するので、体の内側から美しく健康になりたい方は、ぜひ参考にしてください。

監修者の紹介

ユミコア インストラクター Sachiko
■プロフィール総合病院や整形外科で理学療法士として勤務後、結婚、出産後は主婦業に専念。子育てが落ち着いた40歳ごろからフリーのトレーナーとして活動開始。運動指導だけでなく、ダイエットカウンセリングなども手がける。2023年より、YumiCoreBody天神スタジオにトレーナーとして従事。多くの女性が抱える身体の悩みに寄り添っている。
■保有資格
・理学療法士
・BESJピラティスマットワークインストラクター
・臨床栄養医学指導士
・食欲コントロールダイエット協会認定講師
・栄養コンシェルジュ二つ星

更年期っていつ頃から?そもそもどうして太りやすくなるの?

更年期はいつから?

更年期とは、閉経を挟んだ前後10年間を指す言葉です。
日本人女性の平均的な閉経年齢はおよそ50歳前後とされているため、45歳〜55歳あたりが「更年期」に該当すると考えられています。

ただし、これはあくまで目安。人によって体調の変化が現れるタイミングはさまざまで、早い人では40代前半からプレ更年期の兆しを感じ始めることもあります。

「プレ更年期」は40代前半から始まっているかも?

更年期の入り口として注目されているのが、40代前半からの“プレ更年期”です。
この時期は、まだ生理はあるものの、徐々にホルモンバランスが揺らぎ始め、以下のような小さな不調が出やすくなります。

「年齢のせいかな」と見過ごされがちなこれらの変化も、実はエストロゲンの減少による体からのサインかもしれません。

更年期に起こる最大の変化は「女性ホルモンの急低下」

更年期の体に起こる最大の特徴は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減少することです。

エストロゲンは、月経や妊娠だけでなく、女性の全身の健康に深く関わっています。

これらの機能が、ホルモンの減少によって一気に揺らぎ、体調や体型、メンタルにさまざまな変化が出てくるのが更年期の特徴です。

更年期は「老化」ではなく、「変化の時期」

「更年期=つらい・老ける」といったネガティブなイメージがあるかもしれませんが、実際には体のバランスを見直す「切り替えのタイミング」ともいえます。

不調が出やすい時期ではありますが、正しい知識とケアを取り入れることで、むしろより健やかに、自分らしい体調や体型を取り戻すチャンスにもなります。

そんな更年期にはユミコアがおすすめ

更年期の不調の1つである骨盤の歪みにより骨盤周囲の筋肉が凝り固まってしまうと、子宮や卵巣に十分な血液が送れず女性ホルモンの分泌にも影響をもたらす可能性があります。

ユミコアのような、「整えることから始める」セルフ整体は、こうした変化に優しく寄り添う手段のひとつ。
更年期の入り口に差しかかっている今だからこそ、無理せず、自分の体に合ったケアを始めてみることが何より大切です。

YumiCoreBodyに興味がある方は、ぜひ公式Instagramをチェックしてください。

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おすすめのトレーニングや簡単にできるストレッチを紹介しているので、ぜひご覧になってください!

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更年期になると同じ生活をしていても太るのはなぜ?

「食べる量も運動量も変えていないのに、体重が増えてきた」
「今までのダイエット法がまったく効かなくなった」
このような、これまでと違う体の感覚に戸惑っている方は、とても多いです。

その背景には、ホルモンバランスの変化を中心とした、複数の要因が複雑に絡んでいることが関係しています。

加齢による筋肉量の減少や基礎代謝の低下、そしてホルモンの影響による脂肪の蓄積など、見えない変化が少しずつ積み重なることで、同じ生活を続けていても太りやすい体にシフトしていくのです。

さらに、ストレスや睡眠の質の低下による自律神経の乱れも、食欲や脂肪の燃焼効率に影響するため、「いつのまにか太った」と感じやすくなります。

なぜ更年期になると太りやすくなるのか?具体例を4つ紹介していきます。

① ホルモンバランスの変化で脂肪がつきやすくなる

エストロゲンには、脂肪の代謝を促す働きがあります。
ところが更年期になると、このホルモンが急激に減少してしまいます。すると体は女性ホルモンの代わりに脂肪をため込んで補おうとする働きを見せ、特に下腹部やお尻、背中などに脂肪がつきやすくなります。


ホルモンバランスが乱れると、血糖値の調整や食欲のコントロールが不安定になり、「甘いものが無性に食べたくなる」「食後すぐに眠くなる」といった変化が現れやすくなります。これらの変化も、太りやすさを加速させる要因の一つです。

② 筋肉量の低下による基礎代謝の減少

加齢とともに、筋肉量は年々減少していきます。
特に更年期の女性は、ホルモンの影響により筋肉を維持する力も弱くなりがち。
筋肉が減ると、体を支える力や熱を生み出す力(代謝)が落ちてしまい、同じ生活をしていても“太りやすく・痩せにくい”体質に変わってしまうのです。

③ 自律神経の乱れによる体温調整・睡眠トラブル

更年期になると、自律神経も不安定になります。
その結果、体温調整がうまくいかず冷えやほてりが起こったり、眠りが浅くなったりといった影響が出ます。
睡眠の質が下がると、食欲をコントロールするホルモンの分泌も乱れ、夜中の間食や食べすぎにもつながりやすくなるため注意が必要です。

④ 姿勢の崩れ・骨盤のゆがみによる内臓機能の低下

意外と見落とされがちなのが、骨盤や姿勢の変化による内臓の不調です。
更年期になると筋肉の緊張やバランスが崩れやすくなり、 反り腰や猫背といった姿勢の崩れも進行しやすくなります。それによって内臓の位置が下がり、消化・排泄機能が弱まって太りやすくなるという悪循環も。

特に、骨盤底筋やインナーマッスルがゆるむと、お腹や腰回りに脂肪がつきやすく、ぽっこりお腹の原因にもなります。

大切なのは、年齢に合った“整える”ケアにシフトすること

若い頃のように、食事制限や激しい運動に頼るだけでは、かえって逆効果になることもある更年期。
ホルモンや自律神経、筋肉・骨格のバランスといった“内側から整えるケア”に目を向けることが、痩せにくさの根本対策になります。

「同じ生活をしているのに太る」その違和感は、体が変化してきたサイン。
焦らず、やさしく、自分の体に合ったアプローチに切り替えることが、更年期太りを防ぐ第一歩です。

更年期太りによって起こるデメリット

「ちょっと体重が増えただけ」「年齢的に仕方ない」

 そんなふうに思って、つい見過ごしがちな更年期太り。でも実は、放っておくと健康面・美容面の両方に大きな影響を及ぼすリスクがあることをご存知でしょうか?

更年期太りの背景には、ホルモンバランスの乱れ、筋肉量の減少、自律神経の不調などが複雑に関係しており、「ただ体重が増える」だけでは済まない、さまざまなトラブルの引き金になる可能性があります。

ここでは、更年期太りがもたらす代表的なデメリットを解説します。

痩せにくくなった原因は、体重じゃなく“歪み”かも?

「食べすぎてないのに体重が減らない」
「若い頃より頑張ってるのに痩せにくい…」
そんな悩みを抱える更年期世代の方、多いのではないでしょうか?

その原因、実は“体の歪み”にあるかもしれません。

歪みが引き起こす、痩せにくさの正体

年齢とともに、筋肉のバランスや骨格の安定性は崩れやすくなります。
特に更年期は、ホルモンバランスの変化によって筋肉や関節がゆるみやすく、姿勢も前かがみになったり、反り腰・猫背・骨盤の開きといった「ゆがみ」が出やすい時期。

このゆがみが続くと、こんな影響が出てきます:

つまり、どれだけ食事や運動を頑張っていても、“体の軸がずれている”状態では燃えにくく、痩せにくい体になってしまうのです。

見た目の変化にも表れやすい

歪みのある体は、見た目にも「痩せにくそうな印象」を与えてしまいます。

「なぜか太って見える」
「体重は変わらないのに洋服が似合わなくなった」
そんな違和感も、体の歪みが引き起こしているケースが少なくありません。

更年期太りで病気のリスクが高まることも!?

体重が増えること自体はすぐに体調を崩す原因にはなりませんが、脂肪のつき方や内臓の状態によっては、将来的に深刻な病気を招くリスクが高まります。

とくに更年期に多く見られるのが、内臓脂肪型肥満(隠れ肥満)です。
これは、お腹まわりに脂肪がつきやすく、見た目にはそれほど太っていないのに、内臓のまわりに脂肪が蓄積している状態。
エストロゲンの減少によって脂肪が内側に集まりやすくなることで、この“隠れ脂肪”が増えていきます。

内臓脂肪が増えると、以下のような病気のリスクが高まるとされています。

特に女性は、エストロゲンが十分に分泌されている間は心臓や血管が守られていますが、閉経後はその“守り”がなくなるため、男性以上に生活習慣病リスクが急増します。

また、脂肪細胞自体が炎症を引き起こす物質を分泌することがわかっており、慢性的な体のだるさ、関節痛、頭痛など、明確な原因がわかりづらい不調にもつながることがあります。

「ちょっと太ったかも」と感じた段階で、体重計の数字以上に、“脂肪の質”や“体の内側”に意識を向けてみることが大切です。

代謝の低下やむくみが体型に及ぼす影響

更年期には、筋肉量が落ちやすく、基礎代謝も下がってしまうため、「太りやすく、痩せにくい体質」へと変化していきます。
とくに「今までと同じ生活をしていても太る」という人は、この代謝の低下が大きな要因です。

代謝が落ちると、エネルギー消費がうまくいかず、脂肪が蓄積しやすくなるのはもちろんのこと、体の水分や老廃物の流れも悪くなり、むくみや冷えが慢性化することも。

むくみが続くと、足のだるさや重さを感じるようになり、ひざ下がパンパンになる、靴がきつくなるなどの症状が現れます。また、冷えがひどくなると、全身の血流が滞り、脂肪が燃焼しづらくなってしまうという悪循環に。

さらに、代謝が落ちることで筋肉が弱まり、姿勢の崩れや体型の変化も目立つようになります。

特に目立ちやすいのが以下のような変化です:

これらは、単に体重の問題ではなく、「体の使い方」が変わってしまっているサインでもあります。

つまり、更年期太りは「脂肪がついただけ」ではなく、体の内側(代謝・循環)+ 外側(姿勢・筋肉)の問題が複雑に絡んでいる状態なのです。

正しいケアで「見た目と中身の変化」は両方叶えられる

更年期になると、「痩せにくくなった」「若い頃のように体重だけ落としても体型が戻らない」と感じる方が増えてきます。
でも、ここで大切なのは、数字だけにとらわれないことです。

実は、更年期以降に本当に目指すべきなのは、「体重を減らす」ことではなく、「体の質を整える」こと。
筋肉や骨格のバランスを整え、内臓の位置を正し、血流やリンパの巡りを良くしていくことで、見た目のスッキリ感や日常の軽やかさは大きく変わってきます。

体重が多少増えていても、「痩せた?」と言われる人がいるのはそのため。
逆に、体重だけを落とすことに集中しすぎて筋肉や代謝が落ちると、体型は崩れ、ますます痩せにくい体になってしまうリスクもあります。

更年期太りの本質的なケアには、「整える」ことが欠かせません。
脂肪を“落とす”より、骨・筋肉・内臓をあるべき位置に戻すことを意識することで、体は年齢に関係なく美しく、健康的に変化していきます。

更年期太りを防ぐ効果的な対策は?実際にトレーニングも紹介!

「年齢のせいだから仕方ない」と思ってしまいがちな更年期太り。
でも実は、正しい方法を知って、日々の生活に少しずつ取り入れていくことで、体はちゃんと応えてくれます。

体重や体型の変化はもちろん、だるさ・むくみ・イライラなどの不調も、「整える」ことで変わっていきます。ここでは、更年期太りを防ぐための具体的なアプローチをいくつか紹介していきます。

食事の見直しをおこなってインナーから更年期太りを予防!

まず基本となるのが、食事の見直し。
更年期になると基礎代謝が下がるだけでなく、消化吸収の力やホルモンの働きも変化していきます。
「食べていないのに太る」「若い頃と同じ食事をしてるのに体型が崩れる」そんな違和感の背景には、栄養の質とバランスの乱れがあるケースが多いです。

ただ摂取量を減らすのではなく、体の中から整えるために必要なのは、代謝を助ける栄養素をしっかり摂ること。
以下の3つを意識するだけでも、体内のバランスは整いやすくなります。

たんぱく質で筋肉量を上げる

たんぱく質は、筋肉・骨・内臓・ホルモン・免疫物質など、体をつくる素材のすべてになります。
更年期には女性ホルモンが減ることで筋肉量が落ちやすくなるため、これまで通りの生活でも体脂肪が増えやすく、筋肉が減ることでさらに代謝が落ちるという悪循環に陥ってしまいます。

理想の摂取量は、体重1kgあたり約1g以上(例:体重50kgなら50g以上)。
そのうち20〜30gを毎食に分けて摂るのが理想的です。

おすすめのたんぱく質源は下記です。

「主食+たんぱく質のおかず」をセットにすることで、糖質の吸収もゆるやかになり、太りにくくなるというメリットもあります。

◎プチアドバイス
朝はたんぱく質不足になりがち。卵+ヨーグルトや、豆乳バナナスムージーなど、手軽にたんぱく質が摂れるメニューを常備しておくのもおすすめです。

また更年期以降は消化力が落ちて適量のタンパク質を食品から十分に取れない方も多くなるので、プロテインなど手軽に摂れる栄養補助食品を上手に使って行くのもおすすめです。ユミコアのプロテインは消化にとても優しく、良質な筋肉や皮膚を育ててくれるコラーゲンペプチドを原料としています。

ユミコアのプロテインの詳細はこちら!

魚でコレステロールや中性脂肪を減らす

更年期以降は、内臓脂肪が増えやすく、血中脂質のバランスも崩れがち。
「健康診断でコレステロール値を指摘された…」という方も少なくありません。

青魚に多く含まれるEPA・DHAなどのオメガ3系脂肪酸は、体にたまった中性脂肪を減らし、血流を良くする働きも期待できます。

特におすすめなのが:

さらに、青魚はたんぱく質も豊富なので、筋肉量の維持にも◎。
週に2〜3回を目安に、焼き魚・味噌煮・南蛮漬け・缶詰などで「手間をかけすぎず」続けることがポイントです。

女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少が、更年期太りの大きな原因のひとつ。
それを穏やかにサポートしてくれるのが、大豆に含まれるイソフラボンです。

イソフラボンはエストロゲンに似た構造を持ち、体内でやさしく女性ホルモンの代わりのように働いてくれるといわれています。

とくにおすすめの大豆製品:

1日の目安は40〜50mg程度が理想的。食事全体で取り入れると、過不足なくバランスが取れます。

また、大豆製品は植物性たんぱく質も豊富で、腸内環境の改善や美肌効果にもつながることから、更年期ケアと美容を同時に叶えられる食材として非常に優秀です。

更年期の体にとって、無理なカロリー制限や糖質制限は逆効果になることもあります。
それよりも、筋肉をつくる・脂肪を燃やす・ホルモンを助けるという役割を果たす栄養素をしっかり取り入れることが、結果的に「太りにくく、整った体」をつくる一番の近道。

体の内側から整えることは、外見だけでなく心の安定にもつながります。
食事は毎日の積み重ねだからこそ、「ちょっと意識を変える」だけで、数ヶ月後の自分が大きく変わっていきます。

漢方を取り入れることで、体の内側から整える

更年期太りに悩む多くの方が感じているのは、ただ食べすぎたわけではないのに体が重くなるという違和感。
その背景には、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、代謝機能の低下などが複雑に絡んでいる場合があります。

そんな「原因がはっきりしない不調」が多い更年期世代に、漢方はやさしく寄り添う選択肢のひとつです。

漢方は、体質や症状の“バランスの乱れ”を整えることを目的としており、次のような方に特におすすめです:

たとえば「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」は、脂肪がつきやすい体質や便秘気味の方に処方されることが多く、代謝促進や排出を助ける効果が期待されています。
また、「加味逍遙散(かみしょうようさん)」は、ホルモンバランスや情緒の安定にアプローチできる処方として、女性に人気のある漢方です。

もちろん、漢方は体質によって合う・合わないがあるため、自己判断で選ぶのではなく、漢方薬局や婦人科、漢方に詳しい医師のもとで相談するのが安心です。

適度な運動を取り入れる

更年期太りの対策において、運動は“質と量のバランス”が大事です。
若い頃のように激しい運動を毎日する必要はありませんが、継続できる適度な刺激が、代謝・筋力・メンタルの安定すべてに効果的です。

有酸素運動で代謝量を上げる

ウォーキングや軽いジョギング、ダンス、スイミングなど、リズムよく体を動かす有酸素運動は、脂肪燃焼+心肺機能の維持に効果的。
さらに、ストレス解消や自律神経の安定にもつながるため、イライラや不眠などの更年期症状にもプラスになります。

目安は:

「ながらウォーキング」や「好きな音楽を聴きながらのステップ運動」など、自分が心地よく続けられる工夫を取り入れるのがおすすめです。

トレーニングで筋肉量の低下を防ぐ

有酸素運動とセットで意識したいのが、トレーニングによる筋肉量の維持・強化です。
姿勢を整えた状態で、骨盤まわり・お尻・太ももなどの大きな筋肉を使うことで、基礎代謝がアップし、脂肪が燃えやすく痩せやすい体に。

更年期におすすめな具体的なトレーニングはスクワットやヒップリフトです。

最初は1日5分でもOK。
「10秒キープを3セット」など、小さく始めて習慣にするのが成功のコツです。

病院で専門家に相談する

セルフケアや生活習慣の見直しは、更年期太りの改善にとても効果的です。
ですが、体の変化が大きかったり、症状がつらい場合は、一人で抱え込まずに医療の力を借りることも大切な選択肢です。

特に以下のような症状がある場合は、一度専門家に相談してみましょう。

更年期の不調は、婦人科・内科・心療内科など、症状に応じて受診先を選ぶことができます。
最近では「更年期外来」や「女性外来」など、年齢特有の不調に寄り添ってくれる専門クリニックも増えています。

また、血液検査でホルモン値を調べることで、自分の状態を客観的に把握できるのも医療機関の強み。必要に応じて、ホルモン補充療法(HRT)や漢方、栄養指導なども提案してもらえます。

「病院に行くほどじゃないかも…」と我慢してしまう方も多いですが、
体も心も揺らぎやすいこの時期こそ、プロに頼ることでラクになることもあるのです。

セルフ整体や食事・運動といった習慣と、医療的サポートをうまく組み合わせることで、
無理せず、前向きに自分らしい整い方を見つけていきましょう。

セルフ整体で骨格・筋肉・内臓の位置を整える

実は、更年期太りを防ぐうえで「見落とされがち」だけれどとても大切なのが、骨格や筋肉の位置を整えるセルフ整体という視点です。

ホルモンの変化で筋肉がゆるんだり姿勢が崩れたりすると、内臓が下がりやすくなり、ぽっこりお腹・むくみ・冷え・代謝の低下が引き起こされます。

そこで役立つのが、ユミコアでも取り入れている、「ほぐして、整えて、鍛える」メソッド。

「がんばって運動してるのに痩せない」
「むしろ腰や肩が痛くなった」
そんな方は、“ほぐしてない体”のまま動いているので、整わない、鍛えても意味がない可能性があります。

毎日10分のトレーニングからでも、自分の体が変わっていくのを実感できるはずです。

次のセクションでは、実際に取り入れやすいセルフ整体のやり方を、呼吸×骨盤×インナーマッスルの視点でご紹介していきますので、ぜひご自宅でチャレンジしてみてください!

更年期太りを解消するストレッチやトレーニングを3選紹介!

【まずはチェック】あなたは痩せるための横隔膜呼吸ができてる?

横隔膜を使わずに浅い呼吸を続けていると、酸素が全身に行き渡らないことで代謝が落ちて、やせにくく太りやすいカラダになります。キュっとしたくびれや、ペタンコのお腹を手に入れるためには、横隔膜を使って呼吸できるようになることが何よりも重要です。
まずは背骨・肋骨周りの癒着をとって、呼吸できるカラダになることがボディメイクへの第一歩です。

まずはダンゴムシポーズで反動をつけずに転がって、自然に戻ることができるか試してみましょう。背骨にカーブがある人ほどラクに戻ってこれます。

STEP1 床に座り、両手でひざを抱える。背筋は軽く伸ばし、カラダの力を抜いてリラックスする。

STEP2 そのまま後ろにごろんと転がって床に背中をつけ、元に戻る。勢いをつけて、力任せに反動で起き上がるのはNG(=背骨が硬くなってしまう)。

Point
自然と起き上がれなかった人は、背骨と肋骨をつなぐ1つつひとつの関節が癒着して固まり、動きづらくなっているのかも。背骨が癒着してると横隔膜を使った深い呼吸がしづらく、首や肩を使った浅い呼吸になってしまうので、全身カチカチになってしまいます。

【痩せないのはガチガチ背骨のせい】まずは背中の大きな筋肉を緩めて呼吸ができるカラダへ

正しい呼吸を習得するには、固まってしまった背中の大きな筋肉をほぐしやストレッチで目覚めさせることが絶対条件!背骨を動かしながら呼吸することで、肋骨や背骨、背骨や肋骨の周りの癒着をめりめりと剥がして緩め、呼吸しやすいカラダの土台を整えていきましょう。

STEP1 正座になる。肋骨の下辺りに左手を当てて、お尻を右に落とす。

STEP2 右腕を上げて、みぞおちから上の背骨を左にしならせる。右肋骨の後ろに呼吸を入れるイメージで、鼻から息を吸う。吐きながら元に戻る。5~10回繰り返し、反対側も同様に行う。

Point
鎖骨・おっぱいの真ん中・みぞおち辺りの背骨をしならせるイメージ!

【股関節の動きをよくして美脚に!】裏ももほぐしで太ももの骨を正しくはめなおそう

股関節は下半身の美しさに最も影響する部位です。産後の下半身が気になるママさんは、まず硬くさびついた股関節のまわりを丁寧にほぐしてゆるめ、太ももの骨を正しい位置に整えるところから始めましょう。そうすることで、お尻の奥のインナーマッスルが働いてヒップが上がり、脚の悩みもスッキリ解消されます。

STEP1 ローラーの上に、片方の太ももとお尻の境目をセットして座る。骨盤は床と垂直に立てておく。息を吸って準備。吐きながらローラーを当てている側の太ももの付け根(パンツの線)からお辞儀する。この時、手はストレッチ側の太ももの付け根に当てておく。裏ももとお尻の境目がしっかり伸びていたらOK.反対側も行う。

STEP2 裏ももの伸びを感じたまま脚のつけ根を内回し・外回しする。反対側も行う。

左右10回繰り返す。

Point
背中が丸まっていると太ももや股関節の外側への負担が大きくなり、裏ももに正しく効かないので、背中を丸めた状態で行わない。

【二の腕の引き締め&巻き肩改善】肩関節を正しい位置に戻し、二の腕の”振袖”を引き締める

肩関節を正しい位置に戻すことで肩コリが軽減するのはもちろん、巻き肩の解消にもなります。

三角筋ほぐし

STEP1 三角筋(肩の下辺り)を手でつかみほぐす

STEP2 ほぐしながら肩を回す。反対側も行う。何回でもOK!

二の腕の振袖引き締めトレーニング

正座やあぐらで座り、脇の下にタオルを挟む。息を吸って吐くときに、つぶす。反対側も行う。こちらも何回でもOK!

1日に少しでもいいのでこれらのトレーニングに取り組むことで、更年期太りの解消に繋がります!

更年期太りにはユミコアがおすすめ

「運動しなきゃとは思っているけど、何から始めればいいのかわからない」
「自己流ダイエットは続かないし、年齢的に効果も出にくい」
「体型の崩れや体の不調が気になってきたけど、ジムに通うのは億劫…」

そんなふうに感じている40代・50代女性にこそ試してほしいのが、ユミコアのオンラインレッスンです。

更年期特有のホルモンバランスや代謝低下、インナーマッスルの衰えからくる姿勢の崩れなどにしっかりアプローチできるプログラムで、頑張らないのに整う感覚を、ぜひ実感してみてください。

ユミコアってどんなサービス?

ユミコアは、「ゆるめる・整える・鍛える」の3ステップを軸にした、体の内側から整えるセルフ整体メソッドを提供するオンラインボディメイクプログラムです。

解剖学に基づいたアプローチで、頭・肋骨・骨盤・股関節 足首など「体の土台」となる骨の位置を整え、凝り固まった筋肉をやさしくゆるめながら、インナーマッスルを無理なく鍛えることができます。

そんな、年齢を重ねた女性にこそ合う、体に優しいのに効果的なメソッドを展開しているのが特徴です。

また、ユミコアのオンラインレッスンは、自宅にいながらスマホやPCひとつで気軽に受講することができます。

 1日10分の短時間プログラムなので、家事の合間や仕事終わり、スキマ時間に無理なく取り入れられるのも魅力です。

現在、在籍する会員数は1万2,000人を突破。
更年期世代の方からも「体がラクになった」「心が軽くなった」「姿勢が変わったと褒められた」といった喜びの声が多数届いています。

更年期太りにユミコアが最適な理由

更年期になると、筋肉や関節がこわばりやすく、体型の変化に加えて、腰痛・肩こり・不眠・冷え・むくみなどの“体の不調”も重なりがちです。
ユミコアは、そんな体の悩みに対して、内側からやさしく整えていくアプローチが特徴です。

✔ 骨格から整えるから、体型だけでなく代謝や巡りも変わる

年齢とともに崩れやすくなる姿勢、関節の歪み、呼吸の浅さ、これらを「呼吸」「骨格」「呼吸」「インナーマッスル」から見直すことで、根本から体が変わっていくのがユミコアメソッドです。

たとえば、以下のような悩みに対応しています。

一見バラバラに見えるこれらの不調も、ユミコアで体の“軸”を整えることで少しずつラクになっていきます!

✔ 更年期世代でも無理なくできるから、継続しやすい

「運動が苦手」「トレーニングが続かない」という方でも、ユミコアのレッスンは寝たまま・座ったままでもできるシンプルな動きが中心なので、初めての方でも安心。

むしろ「力を抜いて、呼吸を深くする」ことが大切なので、辛い思いをしたり、無理に頑張る必要は一切なし。

1日10分から始められるレッスンなので、「気づいたら習慣になっていた」「体が軽くなって朝起きるのがラクになった」という声も多数。更年期で落ち込みがちだった気持ちが前向きになるという、心への効果を感じる人も多いのが特徴です。

✔ 痩せるだけじゃない。「整う」からキレイになれる

ユミコアは、体重を減らすことを目的にしてません。

整った姿勢、呼吸の深さ、内臓の位置、骨盤の安定、これらが整った先にある“健康的な見た目”と“自信の持てる体”を目指せるから、長く続けたくなるのです。

「気づいたらお腹まわりがスッキリした」

「歩き方や立ち姿が変わって、人に褒められた」

「鏡を見るのがイヤじゃなくなった」

そんな嬉しい変化を感じられるのが、ユミコア流セルフ整体の大きな魅力です!

まずは7日間の無料体験から、自分のペースで始めてみませんか?

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【体験者の声】ユミコアで変化を感じたお客様の感想

実際にユミコアを体験した方たちのリアルな声をご紹介します。

※体験談は個人の感想で効果効能を標榜するものではありません

ユミコアと出会ってから、体も心もどんどん軽くなっていくのを実感しています。
偏頭痛や首・肩のコリ、長年悩んでいた膝の痛みまでラクになって、正座もしゃがむのもスムーズに。
友達には「背中がすっきりしたね」って言われて、20年ぶりに会った知人には「痩せた?」って聞かれるほど。
「細ければキレイ」って思っていた昔の私から、意識も変わりました。
心が安定して、夫婦ゲンカも減って、前を向いて過ごせる毎日に感謝しています♡
最初に感じたのは、体調の安定。偏頭痛や膝の痛みが和らぎ、正座やしゃがむ動作もラクに。睡眠の質も上がって、甘いものへの異常な欲求も自然と消えていきました。「体重は増えてるのに、痩せた?って言われた」そんな言葉をもらったとき、自分の整い方が“見た目以上”に伝わってるんだと嬉しくなりました。
膝や肩の不調がラクになって、正座やしゃがむのも怖くなくなりました。体重は変わらないのに「痩せた?」って言われることも増えて、気持ちまで前向きに。旦那にイライラしにくくなったのも、自分が整ってきた証拠かも。ユミコアに出会えて、本当に感謝です♡

このように、感動の声が多数届いています。気になる方は、まずは7日間の無料体験から始めてみましょう!

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更年期ケアとしてのセルフ整体に関するよくある質問

年齢を重ねるごとに、「今からでも間に合うのかな?」「本当に効果あるの?」といった不安や疑問を感じるのは自然なこと。

ここでは、更年期世代の方からよく寄せられるセルフ整体に関する質問にお答えします。

Q.40代・50代から始めても遅くない?

まったく遅くありません!
むしろ、更年期だからこそ「整えるケア」が必要なタイミングです。

40代以降になると、女性ホルモンの分泌が急激に減少し、それにともなって筋肉や関節が硬くなりやすく、姿勢の崩れや代謝の低下も起こりやすくなります。これは“年齢だから仕方ない”ではなく、体のバランスが変わってきた合図です。

だからこそ今、自分の体と丁寧に向き合い、呼吸・姿勢・骨格を整えることで、不調の予防や、疲れにくい体づくりが可能になります。

実際、ユミコアの受講生の多くは40代〜60代。初めてでも取り組みやすい動きや、年齢を重ねた体に寄り添うメソッドだからこそ、「もっと早く始めればよかった」という声も多数届いています。

整える習慣に“遅すぎる”なんてありません。今がベストタイミングです。

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Q.何をどれくらいやれば効果が出るの?

ユミコアのセルフ整体では、「頑張らないのに変わる」がコンセプト。
無理なストレッチや激しい運動ではなく、呼吸・ゆるめる・整える・鍛えるをベースにした、やさしい動きが中心です。

実際に効果を感じ始めるまでの目安は…

最も大切なのは、完璧にやるより気持ちよく続けることです。
調子が良くない日は深呼吸だけでもOK。習慣として取り入れていくことで、いつの間にか不調が減っていたり、気持ちまで穏やかになっている自分に気づけるはずです。

ユミコアのメソッドは、年齢や運動経験に関係なく、「自分の体を大切にする時間」を取り戻すためのもの。
肩の力を抜いて、まずは今日から1分でも、自分の体と向き合ってみませんか?

Q.更年期で痩せる人と太る人の違いは何ですか?

更年期=太る、というイメージを持っている方も多いですが、実は「痩せる人」も一定数います。
では、その違いはどこにあるのでしょうか?

もっとも大きな違いは、ホルモンバランスの変化への“向き合い方”と“体の使い方”にあります。

【太りやすい人の特徴】

【痩せやすい人の特徴】

更年期は、ホルモンの影響で“体のルール”がガラッと変わる時期です。
だからこそ、若い頃と同じ方法ではうまくいかなくなり、「痩せづらい」と感じる人が増えます。

でもその反面、体と丁寧に向き合い、整える習慣を持てた人は、以前より軽やかで健康的な体を取り戻すことができるのです。

痩せるか太るかの違いは、年齢ではなく「どう整えているか」。
焦らず、自分のペースでケアを始めてみることが、一番の近道かもしれません。

まとめ|ユミコアで産後も美ボディを手に入れよう!

年齢とともに体が変わっていくことは、自然な流れです。
でも、「だから仕方ない」とあきらめる必要はありません。

更年期は、これまでがんばってきた自分の体を見直し、“整える”チャンスの時期。
ホルモンバランスの変化や代謝の低下、体型の崩れ、なんとなく続く不調も
ちゃんと向き合えば、少しずつラクに、軽やかに、前向きに変わっていくことができます。

ユミコアのセルフ整体は、年齢に合わせた“体と心のケア”を無理なく習慣にできるプログラム。
体を整えることで、姿勢も呼吸も変わり、自分に自信が持てるようになります。
そして何より、「もう歳だから」ではなく、「これからも心地よく生きていける体づくり」ができることが、何よりの価値です。

1日10分から、自分と向き合うやさしい時間をはじめてみませんか?

ユミコアのオンラインレッスンを活用して、心も体もリセットする時間をつくりましょう。

更年期を「不調の時期」で終わらせないために。
ユミコアと一緒に、“もっと自由に動ける私”を取り戻しましょう。

育児や家事に追われる日々のなかでも続けやすいプログラムだから、無理なく効果的に体を整えられます。

興味のある方は、ぜひ7日間の無料体験をチェックしてみましょう!

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