更新日: 2026.7.22
「最近、手足の先がいつも冷たくて……」
「下腹まわりが冷えているのか、生理のたびにつらくて」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
冷えは体質だから仕方ないと半ば諦めながら、温活グッズを試したり、生姜を飲んでみたり。でも温めても温めても、またすぐ冷えに戻ってしまう。そんな経験を持つ方、きっと多いのではないでしょうか。
じつは、冷えとフェムケア(女性の身体のセルフケア)はとても深いところでつながっています。身体を温めることが、デリケートゾーンや子宮・卵巣まわりの巡りを整え、女性特有の不調をやわらげることにつながるとされています。
この記事では、フェムケアと温活の関係をやさしく解説しながら、毎日の生活のなかで取り入れられる「内側から温める習慣」と、ユミコアが大切にしている「身体の土台(呼吸・姿勢・骨盤底筋)」のアプローチを一緒にご紹介していきますね。
理学療法士
アドバイスーOne Point Adviceー
YUMICORE インストラクター Sachiko
■プロフィール
総合病院や整形外科で理学療法士として勤務後、結婚、出産後は主婦業に専念。子育てが落ち着いた40歳ごろからフリーのトレーナーとして活動開始。運動指導だけでなく、ダイエットカウンセリングなども手がける。2023年より、YumiCoreBody天神スタジオにトレーナーとして従事。多くの女性が抱える身体の悩みに寄り添っている。
■保有資格
・理学療法士
・BESJピラティスマットワークインストラクター
・臨床栄養医学指導士
・食欲コントロールダイエット協会認定講師
・栄養コンシェルジュ二つ星
1. フェムケアと温活、どうつながっているの?

「フェムケア」と「温活」はどちらもよく耳にするけれど、このふたつがどう結びついているのか、改めて確認してみましょう。
フェムケアって、どんなケア?
フェムケアとは、「女性(Female)」と「ケア(Care)」を組み合わせた言葉で、女性特有の身体のことをいたわるセルフケア全般を指します。デリケートゾーンのお手入れをはじめ、骨盤まわりのストレッチや呼吸法、ホルモンバランスへの配慮まで、広い意味での「女性の身体との向き合い方」がフェムケアです。
特定の商品を使うことだけがフェムケアではなく、自分の身体の変化に気づいて、ていねいに向き合う姿勢そのものがフェムケアといえるんですよね。
温活って、何をするの?
温活とは、意識的に身体を温め、体温を一定に保ちやすくする習慣のこと。入浴・食事・服装・体を動かすことなど、日常のさまざまな行動がすべて温活になります。
冷えは女性に多いといわれています。女性の多く(ある調査では7割前後)が冷えを感じているとされており、男性に比べると冷えの悩みを抱えている方の割合が高い傾向があります。「冷え性なのは体質だから……」と諦めている方も多いかもしれませんが、実は日常の習慣でアプローチできることがたくさんあるんです。
※変化の感じ方には個人差があり、必ずしも同様の結果を保証するものではありません。
ふたつがつながる理由
フェムケアと温活がつながるのは、「骨盤まわりの血流」というキーワードが共通して出てくるから。子宮・卵巣・デリケートゾーンといった女性特有の部位は、すべて骨盤まわりに集まっています。この部位が冷えると、血の巡りが悪くなって、生理にまつわる不調やデリケートゾーンのコンディション低下を感じやすくなることがあるとされています。
身体を温めることは、女性の身体全体を内側からいたわるフェムケアにつながる。そんなふうに考えると、温活がただの「冷え対策」以上の意味を持っていることがわかってきますよね。
理学療法士
アドバイスーOne Point Adviceー
フェムケアと温活は、どちらも「骨盤まわりの巡りを整える」という点でつながっています。冷えやすい身体を変えるには、グッズに頼るだけでなく、日々の小さな習慣の積み重ねがとても大切なんですよ。
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2. そもそも、なぜ私たち女性は冷えやすいのでしょう

「冷えは女性に多い」とよくいいますよね。でも、なぜ女性のほうが冷えやすいのか、その理由を知っている方は意外と少ないかもしれません。身体の仕組みを知ると、温活の向き合い方も変わってきますよ。
理由① 筋肉量が少なく、熱をつくりにくい
身体の熱は、筋肉が動くことによって生み出されます。女性は男性に比べて筋肉量が少ない傾向があり、熱をつくりにくいといわれています。熱をつくる機能がそもそも小さいぶん、外気が下がったり身体が冷えたりしたときに体温を維持するのが難しくなるんです。
理由② 皮下脂肪が多く、一度冷えると温まりにくい
女性の身体は、男性に比べて皮下脂肪が多い傾向があります。脂肪は保温性が高い一方で、一度冷えてしまうと温まりにくいという特性もあります。だから「手足が冷えたままずっと冷たい」という感覚が続きやすいのかもしれません。
理由③ ホルモンの変化によって体温調節がゆらぎやすい
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、月経周期にともなって大きく変動します。エストロゲンには血管をひろげ、血流を保つ働きがあるとされており、これが変動することで体温調節がゆらぎやすくなることがあります。
更年期(閉経前後)になるとエストロゲンの分泌が減少します。そのため「上半身はのぼせているのに、手足は冷たい」という「冷えのぼせ」を感じる方が増えるとされています。「最近は気温が低くなくてもほてりを感じるのに、足だけ冷える……」という悩みがある方は、更年期のゆらぎとのつながりも考えてみてくださいね。
チェックポイントーCheck Pointー
チェックポイント ーCheck Pointー 女性が冷えやすい3つの理由
・筋肉量が少なく熱をつくりにくい
・皮下脂肪の特性で一度冷えると温まりにくい
・ホルモンの変化で体温調節がゆらぎやすい
3. 冷えと血流・自律神経・女性ホルモン、身体の中で起きていること

「冷えると不調が出る」とよく聞くけれど、身体の中でいったい何が起きているのでしょう。そのメカニズムを、やさしく見ていきましょう。
自律神経と血管のつながり
私たちの体温や血流は、自律神経がコントロールしています。自律神経には「交感神経(活動・緊張モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」のふたつがあり、ふだんはそのバランスが保たれています。
ストレスが続いたり、緊張状態が長引いたりすると、交感神経が優位になりやすくなります。交感神経が優位になると血管が収縮し、血行が悪くなりやすいとされています。とくに手足や骨盤まわりなどの末梢(まっしょう)には血液が届きにくくなり、冷えを感じやすくなるんです。
反対に、副交感神経が優位になると血管がひろがって、血流が巡りやすくなるといわれています。お風呂に入ったりゆっくり呼吸をしたりすると身体がほぐれる感覚があるのは、副交感神経が働いているから。この仕組みが、温活や呼吸ケアが冷えに効果的とされる理由のひとつです。
女性ホルモンと血管の関係
エストロゲン(女性ホルモンのひとつ)には、血管をひろげて血流を保つ働きがあるとされています。月経周期の後半(排卵後から生理前)はエストロゲンが低下する時期でもあり、このタイミングに手足の冷えやむくみを感じやすくなることがあるといわれています。
更年期(一般的に40代後半〜50代)にかけてエストロゲンが減少すると、自律神経のバランスも乱れやすくなり、体温調節がうまくいかなくなることがあるとされています。「のぼせ(ホットフラッシュ)」と「手足の冷え」が同時に起こる「冷えのぼせ」も、こうした変化によるものと考えられています。
気になる症状が続くときは、婦人科や女性泌尿器科の先生に相談してみてくださいね。
理学療法士
アドバイスーOne Point Adviceー
自律神経のバランスは、日々のちょっとした習慣で整えやすくなります。「今日は緊張が続いたな」と感じたら、深い呼吸を3回だけ試してみてください。それだけでも副交感神経にそっとスイッチが入りやすくなりますよ。
4. 冷えを放っておくと? 生理・骨盤まわり・デリケートゾーンへのサイン

「冷えっていっても、それほど問題ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも身体からのサインを見逃さないよう、冷えと女性特有の不調のつながりをやさしく確認しておきましょう。
骨盤まわりや子宮・卵巣は、血流がよい状態で保たれているほうがよいといわれています。冷えによって血行が悪くなると、こうした部位にも影響が出やすくなることがあるとされています。
生理にまつわる不調との関係
生理痛・PMS(月経前症候群)・生理不順などと冷えのつながりを感じている方は多いのではないでしょうか。骨盤まわりの血行が悪くなると、子宮まわりの筋肉がこわばりやすくなり、生理のたびのつらさを感じやすくなることがあるといわれています。「生理前になると手足がすごく冷える」という方は、このつながりを意識してみてもよいかもしれません。
むくみ・肩こり・頭痛
末梢(手足や骨盤より末端の部分)の血行が悪くなると、老廃物が滞りやすくなって、むくみや、肩まわりのこわばり・頭痛につながることがあるとされています。「なんとなく身体が重い」「夕方になるとふくらはぎがむくむ」という感覚は、冷えからのサインのひとつかもしれません。
デリケートゾーンのコンディション
デリケートゾーン(膣まわりを含む部位)も、骨盤まわりの血行が保たれることでコンディションを維持しやすいといわれています。「なんとなくデリケートゾーンがいつも冷たい気がする」「乾燥が気になる」という方は、血行の巡りとの関係を意識してみてくださいね。
これらはあくまで「冷えとの関係が考えられる」サインです。症状が強い・長く続くという場合は、自己判断せず婦人科や女性泌尿器科の先生に相談してみてくださいね。
※変化の感じ方には個人差があり、必ずしも同様の結果を保証するものではありません。
チェックポイントーCheck Pointー
チェックポイント ーCheck Pointー 冷えが影響しやすいといわれるサイン
・生理痛、PMS、生理不順などの生理まわりの不調
・むくみ、肩こり、頭痛、
・デリケートゾーンの乾燥、コンディションの低下
・下腹、骨盤まわりの重だるさ
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5. 今日からできる温活|内側から温める毎日の習慣

「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」というのが、いちばん知りたいことですよね。毎日の生活のなかで取り入れやすい温活習慣を、無理なく続けられる形でご紹介しますね。
① 入浴|ぬるめのお湯にゆっくりと
温活の基本は、なんといっても入浴です。38〜40℃ほどのぬるめのお湯に、10〜15分ほどゆっくり浸かるのがおすすめとされています。熱いお湯は交感神経を刺激してしまうことがあるため、ぬるめで全身をじんわり温めるほうが副交感神経が働いて血流が巡りやすくなるといわれています。
半身浴の場合は、骨盤まわりが浸かるくらいの水量で、少し長めに(20分前後)を目安に。湯冷めしないよう、お風呂上がりにはすぐ靴下や腹巻きで保温してあげてくださいね。
② 食事|身体を温める食材を意識する
食事でも、内側から温める工夫ができます。生姜(しょうが)・根菜類(人参・ごぼう・大根)・発酵食品(味噌・甘酒)などは、身体を温める食材として昔から親しまれています。
温かいスープやお味噌汁などで取り入れると、胃腸も温めながら栄養を摂れるのでおすすめですよ。冷たいものの摂りすぎは胃腸を冷やしやすいので、季節を問わず温かい飲み物を習慣にしてみてくださいね。
③ 服装・温活グッズで外側からもサポート
骨盤まわりを冷やさないための服装も大切です。腹巻き・レッグウォーマー・温座パッド(ホットパッチ)などの温活グッズも、外側からサポートするアイテムとして多くの方に取り入れられています。
デリケートゾーンに直接触れるアイテムについては、通気性や素材にも気を配ってあげてくださいね。素材選びもフェムケアのひとつです。
④ 軽い運動で熱産生を高める
筋肉が動くことで熱がつくられるため、軽い運動習慣も温活につながります。「運動は苦手で……」という方も、ストレッチや呼吸法、骨盤まわりを意識したゆったりした動きからはじめるだけで十分です。1日1分でもOKという気持ちで続けることのほうが大切なんです。
理学療法士
アドバイスーOne Point Adviceー
お風呂上がりは、身体がもっとも温まっているゴールデンタイム。このタイミングで3分だけ、骨盤まわりを意識したストレッチや深い呼吸をしてみてくださいね。温かいうちに動かすと、血流がより巡りやすくなりますよ。
6. 「デリケートゾーンの冷え」とのやさしい向き合い方

「デリケートゾーンって、冷えるの?」そんな疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。「私だけかな」と感じていた方もいるかもしれませんが、デリケートゾーン(膣まわりを含む部位)の冷えを感じる女性はいらっしゃいます。決してあなただけではないですよ。
骨盤まわりには子宮・卵巣・膀胱・腸といった大切な臓器が集まっています。この骨盤内に血流がしっかり巡ってくることが、デリケートゾーンのコンディションにもつながるとされています。
外側からのケア
デリケートゾーンを温める方法として、まず外側からのアプローチがあります。
入浴時には、シャワーではなく湯船に浸かることで骨盤まわり全体をじんわり温められます。デリケートゾーン専用の保湿アイテムを使って、入浴後のケアをていねいにおこなうことも、大切なフェムケアのひとつです。温座パッド(骨盤まわりに当てる温熱シート)を使って外から温める方法も、多くの方に取り入れられています。
腹巻きや、綿素材のゆったりとした下着も、骨盤まわりを冷やしにくくする工夫のひとつ。日常の服装でそっとサポートしてあげてくださいね。
内側からのケア|骨盤底筋を動かして巡りを促す
外側のケアと合わせておすすめしたいのが、骨盤底筋(こつばんていきん)を動かして骨盤内の血流を内側から促すアプローチです。
骨盤底筋とは、膀胱・子宮・腸などの臓器を下からハンモックのように支えてくれている筋肉のグループのこと。この筋肉がふっくらと動くことで、骨盤内の血流が巡りやすくなるとされています。骨盤底筋ケアや骨盤ヨガも、デリケートゾーンを温める方法として取り入れられています。
「骨盤底筋って鍛えるのが難しそう……」と感じる方も多いですが、強く締めたり激しく動いたりする必要はありません。ゆっくりした呼吸に合わせて、骨盤底を「ふわっと引き上げる」感覚を取り戻すことからはじめるだけでいいんです。
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7. 温めても、また冷えてしまうあなたへ|冷えにくい身体を「土台」からつくる

温活グッズも使った、お風呂にもちゃんと入ったけど、気づけばまた冷えている。そんな経験、ありませんか?
外から温めることはとても大切な習慣です。ただ、もし「また冷えてしまう」というループが続いているなら、「熱をつくる力そのもの」に目を向けてみるといいかもしれません。
熱をつくる力は、筋肉から
身体の熱は主に筋肉がつくっています。なかでも身体の深部にあるインナーマッスル(深層筋)は、姿勢を支えながら常に微細に動き続けているため、熱産生の役割がとても大きいとされています。
インナーマッスルをやさしく動かせる身体の状態を育てていくことが、「温めてもまた冷える」を繰り返しにくい土台をつくることにつながっていくんです。
ユミコアが大切にする「身体の土台」の考え方
ユミコアでは、「呼吸・姿勢・骨盤底筋」の3つを身体の土台と考えています。この3つは、ばらばらに存在しているわけではなく、互いに深くつながっているんです。
呼吸
深い呼吸は、横隔膜(おうかくまく)を大きく動かします。横隔膜が上下に動くと、骨盤底筋も自然に連動して動くことがわかっています。また、深い呼吸は副交感神経を優位にしやすくなるとされており、血管がひろがって全身への血流が促されやすくなるともいわれています。
「呼吸が浅いかも」と感じる方は、まず鼻から吸ってお腹をふくらませ、口からゆっくり細く長く吐き切る「腹式呼吸」を1日3回だけ試してみてくださいね。
姿勢
猫背や骨盤が前傾・後傾した姿勢は、骨盤まわりや横隔膜の動きを制限してしまうことがあります。骨盤が正しい位置に保たれていると、骨盤底筋も動きやすくなり、骨盤内の血流も巡りやすくなるとされています。
「いつも猫背で……」という方は、まずお腹をそっと引き込んで、座骨(ざこつ)でしっかり座る感覚を確認してみてくださいね。
骨盤底筋
骨盤底筋は、骨盤の底をハンモックのように支える筋肉グループです。ここが適度に動いていることで、骨盤内の血流が巡りやすくなるとされています。産後や更年期などで骨盤底筋がゆるみやすくなると、この循環が落ちやすくなることがあります。
「強く締める」というよりも、呼吸に合わせて「ふわっと引き上げる・解放する」を繰り返す感覚からはじめると、無理なく取り組めますよ。
チェックポイントーCheck Pointー
YUMICORE式|1分でできる骨盤底筋ケア|膣の引き上げ
呼吸に合わせてゆっくり骨盤底を動かす1分ケア。毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。
理学療法士
アドバイスーOne Point Adviceー
呼吸・姿勢・骨盤底筋の3つは、どれかひとつだけを頑張るよりも、「まとめて意識する」ほうが変化を感じやすくなります。深い呼吸をするだけで、自然に骨盤底筋も動いてくれるんですよ。ゆっくりでいいので、一緒に試してみてくださいね。
8. 呼吸と姿勢を整えると、骨盤まわりの巡りが変わっていく

「呼吸を変えると冷えが変わるって、本当に?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。この疑問、実はとても大事なところを突いているんです。
呼吸と骨盤底筋のつながり、そして姿勢が血流にどう影響するかを、もう少しくわしくご説明しますね。
「浅い呼吸」が続くと、骨盤まわりが動きにくくなる
忙しい毎日、無意識のうちに呼吸が浅くなってしまっていませんか。胸だけの浅い呼吸は、横隔膜をあまり動かさない呼吸です。横隔膜があまり動かないと、連動して動くはずの骨盤底筋も動きが小さくなってしまいます。
骨盤底筋が動かないと、骨盤内の血流が巡りにくくなります。その結果として、骨盤まわりが冷えやすくなる。こんなつながりが考えられています。
「深い呼吸をするだけで骨盤底筋が動く」というのが、ユミコアの「呼吸・姿勢・骨盤底筋」アプローチの核になっている考え方です。
姿勢が崩れると、横隔膜と骨盤底筋がうまく連動しない
猫背や反り腰や、骨盤が前後に姿勢は、横隔膜の動きを制限してしまいます。横隔膜が動けないと、深い呼吸がしにくくなって、骨盤底筋も動かしにくくなるんです。
姿勢と骨盤底筋と呼吸は、3つがセットで動いています。どれか1つを整えようとすると、他の2つも少しずつよい方向に変わっていきやすい。これがユミコアが「身体の土台」と呼ぶゆえんです。
今日からできる「巡りを促す」ひとつの習慣
椅子に座った状態でこれだけ試してみてくださいね。
座骨(椅子の座面に当たる骨の部分)でしっかり座り、鼻から4秒かけてお腹に息を入れます。お腹がふくらむのと同時に、骨盤底がふわっと下がる感覚があれば理想的です。次に、口から8秒かけてゆっくり吐きながら、骨盤底をそっと引き上げるイメージで。これを3〜5回繰り返すだけです。
これが「呼吸×骨盤底筋」の入り口になりますよ。
チェックポイントーCheck Pointー
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9. よくある質問

こちらでは、フェムケア×温活について、よく寄せられる疑問にお答えします。
Q1. お風呂はぬるめと熱め、どちらがいいですか?
温活目的なら、38〜40℃ほどのぬるめのお湯がおすすめとされています。熱いお湯は交感神経を刺激して血管を収縮させやすいため、リラックス効果や全身の血流促進という観点からは逆効果になることがあります。ぬるめのお湯にゆっくり10〜15分ほど浸かることで、副交感神経が働いて全身がほぐれやすくなりますよ。
Q2. 冷えのタイプって、自分でわかりますか?
冷えにはいくつかのタイプがあるといわれています。手足の先だけ冷える「末端冷え」、内臓まわりが冷えている「内臓冷え」(お腹は冷たいのに手足はほてることがある)、下半身全体が冷える「下半身冷え」、そして上半身はのぼせているのに手足が冷える「冷えのぼせ」などです。
「いつも手足がひんやりしている」「下腹がとくに冷たい」「のぼせと冷えが同時にある」など、自分の感覚でざっくり把握しておくと、温活の方法を選ぶ参考になりますよ。判断に迷うときは、お医者さんに相談してみてくださいね。
Q3. 更年期の「冷えのぼせ」はどうケアすればいいですか?
更年期の冷えのぼせは、エストロゲンの減少にともなう自律神経の乱れが関係しているとされています。「温める」と「のぼせが悪化しそう……」と感じる方もいらっしゃいますが、ぬるめのお湯での入浴や、足元だけを温める足湯なども取り入れやすいとされています。
呼吸・姿勢を整えて副交感神経を優位にする習慣も、自律神経のバランスを穏やかに保つことにつながるといわれています。症状が強い場合は、婦人科の先生に相談してみてくださいね。
Q4. 骨盤底筋ケアは毎日やらないといけませんか?
毎日できるに越したことはありませんが、できなかった日があっても大丈夫です。大切なのは「ゼロにしない」こと。お風呂上がりの3分、寝る前の呼吸1回、といった形で日常の中に溶け込ませてしまうのがいちばん続けやすい方法ですよ。完璧を目指すより、ゆっくりでも続けることのほうがずっと大切なんです。
Q5. フェムケアと温活は、妊活中でも取り入れていいですか?
入浴・食事・服装・呼吸法などの一般的な温活習慣は、多くの方が取り入れています。ただし、骨盤底筋ケアや運動については、個人の状態によって適切な内容が異なることがあります。妊活中・妊娠中の方は、必ずお医者さんに相談のうえ取り組むようにしてくださいね。
10. フェムケア×温活をもっと深めるなら、YUMICOREのレッスンをのぞいてみてください

ここまで読んでくださって、「呼吸・姿勢・骨盤底筋から整えてみたいな」と感じてくださった方もいらっしゃるかもしれません。
ユミコアは、「強く鍛える」のではなく「やさしく感覚を取り戻す」をテーマに、女性の身体に寄り添ったボディメイクレッスンを提供しています。
YUMICOREの魅力
ユミコアのレッスンが大切にしているのは、「呼吸・姿勢・骨盤底筋のつながりを感じながら、内側から整えていく」こと。激しい動きや強い負荷は必要ありません。自分の感覚を大切にしながら、ゆっくり着実に進めるスタイルです。
チェックポイントーCheck Pointー
チェックポイント ーCheck Pointー YUMICOREの主な特徴
・呼吸、姿勢、骨盤底筋のつながりを大切にし、内側から整えていく
・骨盤底筋を含むインナーマッスルを、毎日の動作のなかで使いやすい状態へ導く
・強い負荷や激しい動きはなく、感覚を大切にしながら進められる
・年齢や運動経験に関係なく、自分のペースで取り組める
・インストラクターのガイドで「これでいいのかな?」を解消できる
自宅で続けたい方には「オンラインレッスン」
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・呼吸、姿勢、骨盤底筋を一緒に意識しやすい
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まとめ

冷えは体質ではなく、日々の小さな習慣で整えていけるものです。フェムケアと温活はつながっていて、身体を内側から温めることが、女性特有の不調への「向き合い方」を変えていくことにつながっていきます。
そして、「また冷えてしまう」という方には、温めると同時に「呼吸・姿勢・骨盤底筋」という身体の土台を整えていく視点を、ぜひ取り入れてみてほしいんです。強く頑張らなくて大丈夫。ゆっくりでも大丈夫ですよ。自分の身体にやさしく向き合う一歩を、今日からはじめてみてくださいね。



