【理学療法士監修】背中の痛みはストレッチで改善!こりの原因と自宅でできるセルフケアを動画で紹介

更新日: 2026.7.31

背中が痛い」「ガチガチにこってつらい」そんな背中の不調に悩んでいませんか?

背中の痛みや違和感は、そのままにしておくと、頭の重だるさや気分の落ち込みなど、ほかの不調につながることもあります。そこで今回は、背中の痛みやこりの原因、タイプ別の対処法をていねいに解説。さらに自宅で簡単にできるユミコア式のストレッチを動画でわかりやすくご紹介します。

背中が痛い!背中の筋肉ってどうなっているの?

背中の痛みやこりをケアするには、まず背中の筋肉がどのような構造で、それぞれの筋肉がどのような役割を担っているのかを知ることが大切です。

背中には、主に姿勢維持や背中を反らすなどのダイナミックな体の動きにかかわる大きな筋肉と、肩甲骨や背骨の微細な動きをサポートする小さな筋肉があります。

これらの筋肉がバランスよく働くことで、体をスムーズに動かせるようになるのですが、生活習慣などにより筋肉のバランスが崩れると、特定の筋肉にばかり負担がかかり、痛みやこりといった不調につながりやすくなってしまいます。

背中にある3つの大きな筋肉と役割

背中の筋肉のなかでも、僧帽筋(そうぼうきん)広背筋(こうはいきん)脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)の「3つの大きな筋肉」は、全身の動きやすさにもかかわる、とても大切な筋肉です。

その役割を詳しくみていきましょう。

僧帽筋位置・特徴:首から肩、背中の中央にかけて広がるひし形の大きな筋肉
作用:肩を上げたり、肩甲骨を寄せたりする動作に使われる
広背筋位置・特徴:僧帽筋の下に位置し、背中の大部分を覆う逆三角形の筋肉
作用:腕を体の後ろに引いたり、内側に捻ったりする際に働く
脊柱起立筋位置・特徴:首の付け根から骨盤にかけて、背骨の両脇を縦に走る筋肉群
作用:姿勢をまっすぐに保つための中心的な役割を担う

どの筋肉も単独で作用するわけではありませんが、これらの筋肉がお互いに協力して、主に姿勢・上半身の動作・体幹の安定などを支えているのです。

背中の痛み・背中のこりを引き起こす原因

「背中が痛い」「背中がガチガチに凝っている」といった不調は、多くの場合、特別なことではなく、日々の生活習慣が背景にあることがほとんどです。

ここでは、背中の痛みやこりにつながる主な原因を解説します。ご自身の生活習慣や日常のクセなども思い出しながら、当てはまる点がないかを確認してみましょう。

運動不足や長時間の同じ姿勢

運動不足により姿勢を支える腹筋や背筋といった体幹の筋肉が衰えると、正しい姿勢を保つことが難しくなります。その結果、背中の筋肉だけで無理に体を支えようとするなど、特定の筋肉にばかり負担がかかってしまいます。

また、デスクワークやスマホ操作などで長時間同じ姿勢を続けることも、特定の筋肉を酷使する原因です。

これらの生活習慣により長時間に渡って筋肉が緊張した状態になったり、血行が滞って筋肉に疲れが溜まったりすることで、背中の痛みやこりが起きやすくなります。

過度な運動や過度な筋肉への負荷

普段運動をしない人が急に激しいスポーツをしたり、重い荷物を持ち上げたりすると、背中の筋肉に過度な負荷がかかります。

過度な運動や負荷による筋肉の張りや痛みは、いわゆる「筋肉痛」として一過性であることがほとんどですが、状態によっては長引くこともあります。痛みが長く続く場合は、無理をせず医療機関にご相談ください。

猫背や巻き肩などの姿勢の悪さ

ストレートネックや猫背といった姿勢の崩れも、背中の痛みやこりにつながりやすい要因です。

これらの姿勢では、本来ゆるやかなカーブを描くはずの首や背骨が真っすぐ、または過度に丸まってしまいます。その結果、関節の動きが制限され、筋肉がスムーズに伸び縮みできなくなります。

そもそも筋肉にはポンプの役割があり、伸び縮みすることで血液を心臓へと送っています。しかし、筋肉が十分に動かせないとポンプ機能が低下し、血流が滞りやすくなります。その結果、筋肉が硬くなり、筋硬結(きんこうけつ)と呼ばれる「こり」につながりやすくなるのです。

冷えやストレス・自律神経の乱れ

背中のこりは、冷えやストレス、自律神経の乱れとも深く関係しています。

体が冷えると血行が悪くなり、筋肉に必要な酸素や栄養が届きにくくなります。これが原因となり、筋肉が硬くなって、こりや痛みにつながりやすくなります。

また、自律神経は心拍や呼吸、内臓の働きなど、体の機能を無意識のうちに調整しています。しかし、過度なストレスや疲労で自律神経が乱れると、この調整機能がうまく働かなくなり、血流が滞るなど、筋肉のこりをさらに感じやすくする悪循環に陥ってしまうのです。

枕・マットレスなどの睡眠環境

睡眠は、日中の活動で疲れた体を回復させる大切な時間です。

しかし、体に合わない枕やマットレスを使用していると、寝ている間も首や背中に不自然な負担がかかってしまいます。その結果、睡眠中も筋肉が十分に休まらず、朝起きたときに背中や首に痛みを感じる要因となることがあります。

内臓の不調が「背中の痛み」として現れることも

背中の痛みは、時に内臓の不調のサインであることもあります。

内臓の痛みは、その臓器が直接痛むだけでなく、関連痛として背中などの別の場所に痛みを感じることがあるのです。背中は、胃や肝臓、すい臓、心臓、肺など、さまざまな臓器と近い位置にあるためです。

ストレッチやマッサージをしても変化がない、痛みが強い、痛みが長く続くなど、いつもと体調が違うと感じたら、無理をせずに医療機関を受診しましょう。

ストレッチしていい痛み・控えるべき痛みの見分け方

「背中が痛いけど、動かして大丈夫かな?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。実は、背中の痛みにはストレッチが向いているタイプと、まずは安静にした方がよいタイプがあります。

ストレッチが向いている痛みの特徴

  • 重だるい、じんわりとした張り感がある
  • 動かすと少し楽になる感じがする
  • 長時間同じ姿勢でいた後に強く感じる
  • お風呂に入ると楽になる
  • 痛む場所がはっきりせず、広い範囲でぼんやり感じる

このような「こり」に近いタイプの痛みは、筋肉が硬くなって血流が滞っているサインです。無理のない範囲でゆっくり動かすことで、心地よさを感じやすくなります。

ストレッチを控えた方がよい痛みの特徴

  • 「ズキッ」とした鋭い痛みがある
  • 動かすと痛みが強くなる
  • じっとしていても痛む
  • 痛む場所がピンポイントではっきりしている
  • 患部に熱っぽさや腫れを感じる
  • ケガや強い負荷がかかった直後である

このような場合は、無理に伸ばしたり温めたりせず、まずは安静にして様子をみましょう。痛みが強い場合や長く続く場合は、自己判断せずに医療機関にご相談ください。

迷ったら「痛みが増すかどうか」を目安に

判断に迷ったときは、まずごく軽い動きから試してみて、痛みが増すようなら中止するのがひとつの目安です。「気持ちいい」と感じる範囲であれば続けても大丈夫ですが、少しでも痛みが強くなるようなら無理は禁物です。

また、首や腰、背中のケガや手術を経験されたことがある方は、自己判断でストレッチを行わず、事前に主治医にご相談ください。

背中の痛みやこりを放置するとどうなるの?

背中の痛みやこりは、我慢できる程度なら「いつものこと」と放置してしまいがちです。

ですが、そのままにしておくと様々な不調につながることがあります。とくに、一時的な不快感だけでなく、体の動かしやすさそのものに影響する可能性もある点に注意しましょう。

背中の痛みやこりを放置することで起こりうることを知っておきましょう。

肩や腰まわりの不調につながることも

背中の筋肉は、首や肩、そして骨盤へと広範囲に広がる筋肉群であり、体幹の安定を支える重要な役割を担っています。

そのため、背中のこりによって筋肉の柔軟性が失われると、その影響は連鎖的に全身へと広がり、肩甲骨の動きが悪くなって肩まわりの張りを感じやすくなったり、背骨を支える力が弱まって腰への負担が増えたりしやすくなります。

特に、姿勢を保つ要である脊柱起立筋のこりは、腰への負担を増やしやすいといわれています。

頭の重だるさを感じやすくなることも

背中や首の筋肉がガチガチに固まると、頭部への血流が滞りやすくなります。これにより、頭全体が締め付けられるような重だるさを感じやすくなることがあります。

また、姿勢の崩れが自律神経の働きに影響を与え、めまいのような感覚につながることもあるといわれています。気になる症状が続く場合は、早めに医療機関にご相談ください。

突然の激しい痛みを伴う「ぎっくり背中」

背中の筋肉に常に負担がかかった状態が続くと、筋肉や筋膜が限界を迎え、ふとした瞬間に「ぎっくり背中」と呼ばれる突然の強い痛みが起こることがあります。

ぎっくり背中は、重いものを持ち上げたり、体をひねったりした時など、日常のささいな動作で起こり、その痛みは、動くのがつらいほど強いことも珍しくありません。また、一度経験すると繰り返しやすいともいわれているため、日頃からのケアが大切です。

集中しにくさやイライラにつながることも

背中の筋肉が硬くなると、胸郭の動きが制限されて呼吸が浅くなりやすくなります。呼吸が浅い状態が続くと、頭がぼーっとしたり、集中しにくさを感じたりすることがあります。

また、常に痛みや不快感を抱えていると、睡眠の質が下がったり、身体的なストレスが精神的なストレスへとつながり、イライラしやすくなるなど、心の状態にも影響することがあります。

あなたはどこが硬い?背中の硬さセルフチェック

ひと口に「背中の痛み」といっても、硬くなっている場所は人それぞれです。ストレッチを始める前に、ご自身のどこが硬くなっているのかをチェックしてみましょう。硬い部分がわかると、より的確なケアにつながります。

チェック1|広背筋テスト(背中の側面)

  1. 壁に背中をつけて立ちます。かかと・お尻・背中・後頭部を壁につけましょう。
  2. 腰が壁から離れないようにしたまま、両腕をゆっくり上に上げていきます。

腰が浮かずに腕が耳の横まで上がればOKです。途中で腰が反ってしまう、腕が上がりきらない場合は、広背筋が硬くなっている可能性があります。

チェック2|胸郭回旋テスト(背骨のひねり)

  1. 横向きに寝て、上側の膝を90度に曲げて床につけます。
  2. 両手を胸の前でまっすぐ合わせます。
  3. 膝が床から離れないようにしたまま、上側の手を反対側の床に向かって開いていきます。

開いた手が床につけばOKです。膝が浮いてしまう、手が床から大きく離れる場合は、背骨(特に胸椎)の動きが硬くなっている可能性があります。

チェック3|肩甲骨の動きテスト

  1. 背筋を伸ばして立ちます。
  2. 右手を上から背中に回し、左手を下から背中に回します。
  3. 背中側で両手の指先が触れられるかを確認します。左右を入れ替えても行いましょう。

指先が触れられれば柔軟性は良好です。触れられない、または左右で大きな差がある場合は、肩甲骨まわりが硬くなっている可能性があります。

※チェック中に鋭い痛みを感じた場合はすぐに中止してください。

背中がバキバキに痛いときの【症状別】対処法

背中の痛みは、その状態によって適したケアが異なります。ご自身の状態に合わせて、無理のない範囲でケアを行いましょう。

背中がこって重だるい|ストレッチで柔軟性と血流のケアを

慢性的なこりや重だるさを感じる場合は、筋肉が硬くなっているサインです。

筋肉をほぐして血流をサポートすることが大切。ストレッチやマッサージで、背中や肩甲骨周りを丁寧に動かし、筋肉の柔軟性を取り戻していきましょう。

入浴後など、体が温まっている状態で行うのがおすすめです。

寝起きで背中がガチガチ|寝具の見直し&朝ストレッチ

朝起きたときに背中が痛む場合は、寝具が身体に合っていないのかもしれません。枕やマットレスを見直してみましょう。

また、朝起きてすぐのストレッチもおすすめです。軽い全身の伸びや、背中を丸めたり反らしたりするストレッチで、寝ている間に固まった身体をゆっくりと起こしてあげましょう。

背中がズキッ!と激しく痛む|まずは動かさず安静に

「ズキッ!」とした鋭い痛みを感じる場合は、無理に動かさず、まずは安静にすることが大切です。この状態でストレッチやマッサージを行うと、かえって症状が強くなってしまうことがあります。

患部に熱っぽさを感じる場合は、温めるよりも冷やして様子をみる方がよいこともありますが、状態の判断は難しいため、自己判断で対処せず、まずは医療機関にご相談いただくのが安心です。

痛みがなかなか引かない、痛みがどんどん強くなる場合は、必ず医療機関を受診してください。

激しく痛む・手足のしびれを伴うなどは医療機関の受診を

以下の症状に当てはまる場合は、自己判断で対処せず、早めに医療機関を受診しましょう。

  • 安静にしていても痛みが続く
  • 痛みがどんどん強くなる
  • 発熱や吐き気、だるさなどの他の症状がある
  • 手足のしびれや脱力を伴う
  • 胸の痛みや息苦しさを伴う
  • 痛みが数週間以上続いている

これらの症状は、筋肉のこり以外の要因が隠れている可能性があります。医療機関で適切に診ていただくことが何よりも大切です。

背中のケアの前に!まずは呼吸とほぐしの準備ステップ

背中の痛みやこりをケアする前に、まずは身体を「ストレッチの心地よさを感じやすい状態」に整えていきましょう。

特に重要なのが、「(浅い)呼吸の見直し」と「ほぐし」です。この2つの準備ステップを行うことで、ストレッチの心地よさがぐんと変わります。

浅くなった呼吸を見直す胸のストレッチ

  1. うつ伏せになって左手を肩の真横に出して90度に曲げ、右手は床につきます。
  2. 両膝を曲げて左右の踵をつけておきます。
  3. 右手で床を押して身体を返すように胸の前を30秒伸ばします。
  4. 反対も同様に行います。

「背中に呼吸を入れる」背骨のストレッチ

  1. 体育座りをした状態から、両足を左右に90度程度開きます。
  2. 左足の小指側の足先を右手で掴みます。このときお尻を少し丸めるようにしてください。
  3. 「2」の状態のまま、左足を少し前に出し、手と足が引っ張り合うような体勢のまま5回息をゆっくりと深く吸います。このとき、足先を掴んだ手側の背中あたりに呼吸が入るようなイメージで行うことがポイントです。
  4. 反対側も同様に行います。

実は重要!背中と連動した「脇の下」のほぐし

  1. 横向きになり、ローラーを胸の下におきます(ローラーのトップが胸のラインが目安)。足は椅子に座るように股関節、膝を90度に曲げておきましょう。
  2. 下側の手は、肩の延長上の頭上へと伸ばし、上側の手は、後頭部で頭を支えながら、頭を少し持ち上げます。
  3. 「2」の状態のまま、小さく上下に動きます。
  4. 肩甲骨の横をほぐしたら、心地よく感じる所で止まり、腕を頭の上の方に思い切り伸ばし肩甲骨を上に持ち上げる、手の力を抜いて脱力、を繰り返し行います。
  5. 徐々にローラーの場所を脇の方へ移動し、同様の動作を行います。

※ローラーを胸より下に下げ過ぎると、肋骨に当たり負担がかかりやすいため注意してください。

ストレッチ中は呼吸を止めない&いた気持ちいいがポイント

ストレッチ中は、呼吸を止めないように注意しましょう。特に、伸ばすときに息をゆっくり長く吐くことを意識すると、筋肉がよりリラックスしやすくなります。

また、痛みを感じるほど無理に伸ばすのはNG。「いた気持ちいい」と感じる程度の加減で行いましょう。無理なストレッチは、かえって筋肉に負担をかけ、痛みが強くなる原因になります。

背中の痛み・こりが気になる方におすすめ!ユミコア式ストレッチ

ここからは、いよいよ背中の痛みやこりのケアにおすすめのユミコア式ストレッチのご紹介です!

ご自身の痛みのタイプに合わせて、無理のない範囲で行いましょう。

首まわり&背中上部が痛い方向け①|胸鎖乳突筋ストレッチ

首の前方にある胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)のストレッチです。胸鎖乳突筋をストレッチすることにより、首が動かしやすくなります。

  1. 右腕を床と平行より少し下(斜め45度程度)になるように、体の真横にゆっくりと上げます。
  2. 左手を上から頭を包み込むようにして右側の側頭部に当て、そのまま頭を左の横方向へとゆっくり倒します。このとき、同時に右腕を少し後ろに引くと、より胸鎖乳突筋がストレッチされます。
  3. 頭を倒し、伸ばした方の腕を後ろに引く動作を10回ほど行いましょう。反対側も同様に行います。

首まわり&背中上部が痛い方向け②|僧帽筋ストレッチ

次に、肩まわりの張りに関わりの深い「僧帽筋」のストレッチ方法をご紹介します。

  1. 背筋を伸ばして座ります。
  2. 頭を軽くうなだれさせ、そのまま左に少し首を傾けます。
  3. そのまま右上方向を覗き込むように、顔を少し上に向かってひねります。首筋から肩にかけて伸びを感じられればOKです。
  4. さらに左手を頭の上に乗せ、手の重みを利用しながら、20秒程度伸ばし続けます。
  5. 反対側も同様に行います。

※手で無理に首を曲げようとすると首周りの筋肉や関節を傷めてしまう可能性がありますので、頭に手の重さを乗せるだけにしてください。

デスクワークの方におすすめ!菱形筋ストレッチ

肩甲骨の内側にある菱形筋(りょうけいきん)を伸ばすストレッチです。座ったままできるため、デスクワークで猫背になりやすい方にもおすすめです。

  1. 椅子に座り、両手を体の前で組みます。
  2. 手のひらを自分に向けたまま、両腕を肩の高さまで持ち上げます。
  3. 息を吐きながら背中を丸め、組んだ手をぐっと前方に突き出すように引っ張ります。肩甲骨の内側が離れていくような感覚で、左右の肩甲骨の間が気持ちよく伸びているのを感じましょう。
  4. 「3」の姿勢を20秒ほどキープします。

※肩甲骨を外側に引き離すようなイメージで行うと、より菱形筋が伸びやすくなります。

巻き肩で肩&背中上部が痛い方向け|肩甲骨ストレッチ

1.胸の前の筋肉を伸ばしてから、2.背中側をほぐす、2段階のストレッチです。

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1.胸の前の筋肉を伸ばす

  1. 横向きで壁の前に立ち、肘が肩と平行になる位置で壁に手を付きます。
  2. 壁に付いた方の肘から胸を遠くに引き離すようなイメージで、おへそが正面に向くように体を開きます。
  3. 反対側も同様に行います。

2.背中側をほぐす

  1. 大きく前ならえをします。
  2. 背骨から肩甲骨を遠くの方へと引き離します。
  3. 次に、肩甲骨を背骨に向かってぐっと引き寄せます。
  4. 「離す・寄せる」の動作をゆっくり10回ほど繰り返しましょう。

背中全体が痛い方向け|肩甲骨と背骨のストレッチ

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  1. あぐらで床に座り、左手を床につきます。右手はまっすぐ天井へ伸ばしましょう。
  2. 上体を左横へゆっくりと倒します。
  3. そのまま体を左下へひねり、右手を左手と体の間に差し込むようにして、さらに深くひねります。このとき、目線は右手の先を追うようにしましょう。
  4. 反対側も同様に行います。

朝起きた時の背中の痛みに|1分でOK!朝の背骨ストレッチ

朝の目覚めに固まった背骨をほぐすのにおすすめのストレッチです。椅子のような高さのあるものを用意してください。

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  1. 床に正座して、椅子の座面に両手を伸ばして乗せます。
  2. そのままお辞儀をするように胸をゆっくりと床と平行になる位置まで下ろします。
  3. 胸を下ろしたまま、鎖骨を前に見せるように、鎖骨の後あたりの背骨を反らせるイメージで頭を上げ5秒間キープします。その後、ゆっくりと頭を下げてください。
  4. 胸を反らす・下ろす動作を数回繰り返します。

背中ストレッチには「HoggsyRoller(ホグッシーローラー)」がおすすめ

身体をほぐすことを大切にしているYumiCoreBodyでは、セルフケアをサポートするオリジナルグッズも取り扱っています。

なかでも、「HoggsyRoller(ホグッシーローラー)」は、YumiCoreBodyの代表的なアイテム「Hoggsy(ホグッシー)」の絶妙な柔軟性を活かした設計になっており、太もも全体や背中など、広範囲の筋肉をほぐすのにおすすめです!

1分でOK!姿勢ケアストレッチ①|肩甲骨ストレッチ

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  1. ホグッシーローラーを縦向きに置き、後頭部がローラーの上に乗るようにして仰向けに寝ます。
  2. 両腕をまっすぐ天井に向かって伸ばし、「前へならえ」の姿勢をとります。
  3. そのまま腕をゆっくりと頭の方へ倒していき、バンザイの姿勢になります。このとき、背伸びをするように背中を伸ばしましょう。
  4. 次に、手のひらを天井に向けたまま、指先で大きな円を描くようにして、体の横へと腕を下ろします。
  5. 手が肩の高さまで来たら、手のひらを床に向かって返し、お尻の横まで下ろします。
  6. 「2〜5」の動きを数回繰り返します。

1分でOK!姿勢ケアストレッチ②|背骨ストレッチ

  1. あぐらで床に座り、ホグッシーローラーを左斜め前に縦向きに置きます。
  2. 左手は床に付き、右手はチョップするように、ローラーの上に置きます。
  3. 息を吐きながら、右腕と背中を引き離すようなイメージで、背中をゆっくりとストレッチしていきます。
  4. 元の位置に戻しながら、背中を膨らませるイメージで息を吸い込みます。
  5. 反対側も同様に行います。

背中の痛みを繰り返さないためのQ&A

背中の痛みやこりについて、よく寄せられる疑問にお答えします。日々の習慣を見直して、繰り返さない身体づくりを目指しましょう。

Q. ストレッチはどのくらいの頻度で行うのがいい?

ストレッチは毎日行っても問題ありません。むしろ、1回の時間を長くするよりも、毎日少しずつ続けることが大切です。1日5分程度でも構いませんので、お風呂上がりや寝る前など、決まったタイミングで習慣にしてみましょう。デスクワーク中は、1時間に1回立ち上がって肩を回すだけでも変わってきます。

Q. どのくらい続けると変化を感じられる?

個人差はありますが、ストレッチ直後に「軽くなった」と感じる方も多くいらっしゃいます。ただし、その心地よさを持続させるには、日々の姿勢や生活習慣の見直しもあわせて必要です。長年蓄積された硬さがゆるんでくるまでには、2〜3ヶ月程度かかることもありますので、焦らず続けてみてください。

Q. デスクワーク中に気をつけることは?

次のポイントを意識してみましょう。

  • モニターの高さを目線に合わせる(見下ろさない)
  • 坐骨で座面をとらえ、骨盤を立てて座る
  • 肘は90度程度に曲げ、肩に力が入らない位置に
  • 1時間に1回は立ち上がって身体を動かす
  • 足裏が床につく高さに椅子を調整する

Q. 温めるのと冷やすの、どちらがいい?

慢性的なこりや重だるさには、温めて血流をサポートするのがおすすめです。入浴やホットタオル、蒸しタオルなどを活用しましょう。一方、急に強い痛みが出た場合や患部に熱っぽさがある場合は、温めると症状が強くなることがあります。判断に迷う場合は自己判断せず、医療機関にご相談ください。

Q. マッサージやマッサージガンは使ってもいい?

慢性的なこりのケアとして活用できますが、強すぎる刺激はかえって筋肉に負担をかけることがあります。「痛気持ちいい」程度にとどめ、同じ場所に長時間当て続けないようにしましょう。骨の上や、痛みが強い部分は避けてください。

Q. ストレッチをしても変化がない場合は?

ストレッチを続けても背中の痛みや違和感が変わらない場合、また安静にしていても痛む場合は、自己判断せずに整形外科などの医療機関にご相談ください。背中の痛みは、筋肉以外の要因が隠れている可能性もあります。

まとめ

つらい背中の痛みやこりは、日々の生活の中で少しずつ蓄積された疲れや姿勢の乱れが背景にあるのかもしれません。

「どうせ変わらない」と諦めてしまう前に、まずは今回ご紹介したストレッチや対処法を日々のスキマ時間に取り入れてみませんか?

背中のこりのケアは、ただ張り感が和らぐだけではなく、姿勢が整い、深い呼吸ができるようになることで、血流のサポートなど、うれしいポイントがたくさんあります。

今日から無理のない範囲で少しずつ、ご自身の心と体をいたわってあげましょう。なお、痛みが強い場合や長く続く場合は、自己判断せずに医療機関にご相談ください。

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監修者プロフィール

Sachiko (ユミコアトレーナー)
理学療法士として、総合病院、整形外科に勤務。
結婚、出産後は主婦業に専念。子育てが落ち着いた40歳ごろからフリーのトレーナーとして活動開始。運動指導だけでなく、ダイエットカウンセリングなども手がける。
2023〜ユミコアボディ天神スタジオにトレーナーとして従事
現在にいたる
■ 保有資格
・理学療法士
・BESJピラティスマットワークインストラクター
・臨床栄養医学指導士
・食欲コントロールダイエット協会認定講師
・栄養コンシェルジュ二つ星
著者: yumicorebody

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