面長な顔の方や丸顔の方も、顔を小さくしたい!とお悩みをお持ちの方が多いでしょう。顔を小さくするための方法や生活習慣、大きく見えてしまう原因などについて解説します。
■顔が大きく見える原因
顔を小さくする方法を知るには、まずは顔が大きく見える理由について知ることが大切です。4つの原因について解説しましょう。
・脂肪がついて大きく見える
顔が大きく見える原因の一つは、脂肪がついてしまうことです。特に首の周りや顎、頬などは脂肪がつきやすく、顔が大きく見えてしまいます。
・骨格が大きい
骨組みである顔の骨格が大きいと、筋肉や脂肪の層が薄くても顔が大きく見えてしまいます。骨格や骨に関しては遺伝するので、普遍的な問題とも言えるでしょう。身体が大きく見えてしまうと顔も大きく見えてしまいがちなので、体をスッキリと見せるファッションを選ぶことが重要です。
・むくんでいる
水分や塩分の摂り過ぎにより、顔にむくみが起こると顔が大きく見えます。体を起こしているときは、重力の関係で顔に水分は溜まりにくいのですが、寝ている間は顔と心臓が同じ高さにあるため、朝起きた時に顔がむくんでいると感じる方は多いようです。
・巻き肩やストレートネックが原因で大きく見える!
巻き肩やストレートネックなど、顔の位置が体よりも少し前に出てしまうような姿勢不良の場合には、肩や首とのコントラストなどの関係で顔が大きく見えがちです。また、首が前に出てしまうような場合には、顎のラインと首との境界線が不鮮明となり、顔の輪郭がはっきりとしない、ということも顔が大きく見える原因の一つです。
■顔を小さくするための生活習慣
顔を小さくするためには、日常生活でどのようなことに気をつけると良いのか解説しましょう。
・体重を落とす
顔だけが痩せるという事はなかなか難しく、身体全体の脂肪を落とす=体重を落とすということが重要です。体重を落とすための生活習慣の見直しは、間食を避ける、運動習慣をつける、食べ過ぎないように気をつけるなど様々ありますので、まずは取り組みやすいものから始めてみましょう。
・むくみを減らすために食事にも気をつけよう!
むくみの原因は水分と塩分の摂り過ぎが2大原因です。塩分の多い食事、特に外食は味付けが濃く塩分が多くなりがちです。また、味が濃い、塩分が多い食事を摂ると喉が乾き水分を多く摂ることになります。自宅の料理する際は、減塩醤油や味噌なども取り入れてみると良いでしょう。
・姿勢が悪くならないように日頃から気をつける!
前項でのお話ししたように巻き肩やストレートネックなどの姿勢不良により、顔が大きく見えてしまいます。長時間のスマホやPCの使用によりこれらの姿勢不良が引き起こされます。長時間のテスクワークなどが必要な際には、時折ストレッチや姿勢を変えるなどして姿勢を整えるようにしましょう。ストレッチやコアトレーニングなどで長期的な姿勢不良改善に取り組んでみるのもいいですね。
■顔を小さくする具体的な方法とは?
では、具体的に顔を小さくするにはどのような方法があるのでしょうか。
・巻き肩やストレートネックなどの姿勢不良を改善しよう
巻き肩やストレートネックなどの姿勢不良が原因で、顔とのコントラスト、顔の輪郭がぼやけてしまうため顔が大きく見えてしまいます。首の筒を立たせるように頭の位置を上げることで、顔の輪郭がはっきりし、首と顔とのコントラストが良くなり顔が小さく見えます。巻き肩、ストレートネックはもちろんのこと、猫背や反り腰といった背骨部分の姿勢不良も肩や首に影響を与えるので、改善していきましょう。
・運動不足を解消しよう!
まずは運動不足を解消して、消費カロリーを増やし体重を落とすことから始めましょう。顔だけの脂肪を減らすという事はできないので、体全体の脂肪を減らしていく必要があります。運動の種類はどのようなものでも構いませんが、運動の強度や時間によって消費カロリーが異なってきます。運動習慣がない人は、ウォーキングやジョギングなど屋外でできるアクティビティやストレッチ、トレーニングなどお家でできるものや軽い運動から始めてみることをお勧めします。継続して運動を行える方法を探しましょう。
・顔のリンパマッサージはむくみにも◎
顔のむくみ対策として、リンパマッサージも効果的です。顔のリンパ管に溜まった水分は、首や脇にあるリンパ節を通って心臓に戻されます。リンパ管は皮膚と筋肉に挟まれた場所にあり、筋肉の収縮だけではリンパの流れは促されにくいため、皮膚をマッサージするようにリンパの流れを促す必要があります。顔のむくみに効果的なリンパマッサージをご紹介しましょう。
【脇の下と首のリンパの流れを促進!】
1.軽く肘を曲げて両方の拳は胸の前にくるようにします。
2.肘で円を描くように肩を前に向かって10回程度、回します。
3.次に後ろに向かって反対回しに10回行います。
このマッサージをすると、脇の下と首のリンパ節が刺激され、溜まったリンパ液が流れやすくなります。そうすることで、顔に溜まったリンパは重力の関係で流れてむくみの改善が期待できます。
・即効性を得たいならエステや美容整形も
今すぐ顔を小さくしたい!という方には、エステや美容整形などの選択肢もあります。エステはマッサージで老廃物やリンパの流れを促し、小顔にすることが可能です。一方、美容整形では顔の骨を削るなど、外からのアプローチでは行えない方法を行って顔を小さくすることもできます。
■顔を小さくするための正しいマッサージ、エクササイズ!
顔を小さくする方法、特にマッサージやエクササイズの正しい方法について解説します。
・首の筋肉をほぐして柔らかく
首の前についている胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)のストレッチでまずは筋肉を柔らかくしましょう。胸鎖乳突筋は口をイーと横に大きく開くと首筋に触れる筋肉です。
【胸鎖乳突筋ストレッチ】
1.楽な体勢で座る。両手を胸にあてて、軽く下方向に押し下げる
2.少し上を向きながら息を吸って、吐きながら首を右に倒す
3.倒したままゆっくり呼吸する
◎目安回数:反対も同様に行い、左右3セット
・背中、肩周囲のストレッチ
1.ローラーを縦向きにセットし後頭部をローラーの上部に乗せて仰向けになる
2.両手を天井に向かって伸ばし、肩甲骨から持ち上げて指先までしっかり伸ばしたら頭の横に手を上げる
3.指先が床を添うように大きく円を描く、この時腕が真横になったところで手のひらを床に返す
4.お尻の横まできたら「2.」から同様に繰り返す
◎目安回数:5~10回程度
・首の筒を立てよう!小顔エクササイズ
【首のほぐし】
1.ボールを耳たぶの後ろに当てる
2.ボールを当てたままひじを床に着き横になる
3.顔を上下に5回程度、左右に5回程度動かす
4.反対も同様に行う
■まとめ
顔が大きく見える原因は、脂肪、むくみ、骨格、姿勢不良などが挙げられます。具体的に顔を小さくする方法としては、体重を落とす、マッサージや食事管理、美容整形での施術などさまざまな方法があり、原因に合わせて選ぶ必要があります。また、日常生活での食事の管理、運動習慣や姿勢不良の改善などと一緒に、首や肩周囲または背骨のストレッチやトレーニングなども行うと良いでしょう。
特に長時間のデスクワークやスマホの操作などで猫背や巻き肩、ストレートネックなどの方は、首が前方に出ていることが多いです。そのような状態だと首との境目がハッキリせず、顔が大きく見えてしまう傾向にあります。長時間同じ姿勢を取らなければいけない時は、途中で姿勢を変える、ストレッチなどで体を動かすなど、工夫すると良いでしょう。
YumiCoreBodyオンラインレッスンでは、顔を小さくしたいとお悩みの方に、猫背や巻き肩、ストレートネックなどの姿勢不良改善プログラムを配信しています。顔を小さくするには首や肩、肩甲骨周囲の緊張をほぐし、正しい姿勢を保つことが大切です。継続的に姿勢不良改善のエクササイズを行うことにより、美しいフェイスラインを保つこともできます。ユミコアでは、自分の好きな時間に好きな場所で経験豊富な講師のトレーニングを受講していただく事が可能です。自分のペースで無理なく継続して行う事ができるので、是非試してみてください!
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投稿者プロフィール
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YumiCoreBody編集部
理学療法専門学校を卒業後、理学療法士として整形、神経内科、脳外科、心臓血管外科など様々な症例を担当する。理学療法士、呼吸療法認定士の資格を保有。