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冬になると辛いのが「冷え性」ですよね。身体の末端である手足が冷える、座って仕事をしていると下半身だけ冷えてくる、そんな経験ありませんか?この辛い冷え性には様々な原因があるのです。今回は女性に多い末端冷え性の原因と対策について詳しく解説していきます!

■足首や足先はなぜ冷える?末端冷え性の原因とは?

足首や足先が冷える冷え性の原因

足首や足先を温めてもなかなか冷え性が改善しない、という方も多いのではないでしょうか?末端が冷える冷え性にはいくつかの原因があります。ここでは足首や足先が冷える末端冷え性の原因について詳しく解説していきます!

・運動不足で血液循環が悪化!ふくらはぎを動かそう

普段あまり運動する習慣がない方は、運動不足が足首や足先が冷える冷え性の原因となっている場合があります。特にふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれており、血液を心臓に戻すポンプの役割を果たしています。しかし運動不足が続くとふくらはぎのポンプが作用しにくくなってしまい、血液循環が悪化、足先の冷えに繋がってしまうのです。

もともと女性は男性に比べて筋肉量が少なく脂肪が多くつきやすい体質です。筋肉量が少ないと熱を作る力が弱く、また脂肪は一度冷えると温まりにくい性質を持ってします。このことから、特に女性は日頃から運動を取り入れることで血液の循環が改善し、冷え性改善が期待できるでしょう!

・ストレスは冷え性の天敵!自律神経を整えて冷え性改善

手足などの末端の血流は自律神経によって調整されています。しかし過度なストレスがかかると自律神経が乱れ、交感神経が優位になることで末端の血管が収縮してしまい血流が悪くなってしまいます。また、交感神経ばかりが優位に働くと筋肉が硬くなり血流が悪くなるので、ますます冷え性を加速させてしまうのです。いろんな冷え性対策をやってみたけれど効果が得られなかった方や夏でも手足が冷える方は、ストレスによる冷え性の可能性を疑いましょう。生活習慣を整えることや自律神経の乱れを改善することで、このストレス冷え性を解消することができるでしょう!

・ホルモンバランスの乱れが冷え性の原因に!

女性は月経や妊娠と出産、更年期など年齢によってホルモンのバランスに乱れが生じます。ホルモンバランスは自律神経と同じ大脳の視床下部で調節されているので、ホルモンバランスが乱れることで自律神経が乱れ、冷え性に繋がってしまうことがあるのです。

ホルモンバランスが乱れる原因としては加齢によるもの、ストレス、不規則な生活などが挙げられます。冷え性にも繋がるホルモンバランスの乱れですが、これを放っておくと生理不順や月経前症候群、不正出血や不妊症など婦人科系に病気を引き起こす可能性があります。このような症状が起きる前に、バランスの良い食事を取る、ストレスを溜めないようにするなど、心身共に健康な状態を保つことが大切です!

 

■末端冷え性だけじゃない!冷え性の種類をチェック

冷え性の種類

冷え性は末端が冷える末端冷え性だけでなく、様々な種類の冷え性があります。自分がどの冷え性かを知ることで、適切に冷え性対策をすることができます。女性に多い冷え性について詳しくみていきましょう!

・あなたはどの冷え性?冷え性セルフ診断チェックシート

女性に多い冷え性には4つのタイプがあります。まずは冷え性チェックシートで自分がどの冷え性に当てはまるのかをみていきましょう!次の5つの質問のあなたの回答は、1〜3のうちどの選択肢の回答が多いでしょうか?

Q1.手足の冷えの症状は?

1.手も足も冷たい
2.足は冷たいが、手は温かい
3.足の手も温かい

Q2.普段の汗の状態は?

1.あまりかかない
2.顔や頭など上半身にかきやすい
3.全身にかきやすい

Q3.普段の食事量と体型は?

1.食事量は少なく、痩せている
2.食事量は普通で、中肉中背
3.食事量は多く、太っている

Q4.冷えやすい場所は?

1.手と足の先が冷えやすい
2.足先やふくらはぎが冷えやすい
3.下腹部や二の腕が冷えやすい

Q5.冷えた時の症状は?

1.頭痛や不眠
2.顔のほてり
3.お腹の張りや腹痛

以上の項目で、
1が多い方は「末端冷え性」
2が多い方は「下半身冷え性」
3が多い方は「内臓型冷え性」
の可能性があります。また末端冷え性や内臓型冷え性が悪化すると「ほてり冷え性」に進行してしまう場合があるので、冷え性を軽く見ずにきちんと対処していきましょう。 

・冷え性を種類別に詳しく知ろう!

先ほどのチェックシートで自分に当てはまる冷え性の種類はありましたか?ここではチェックシートで診断した4つの冷え性について、種類別に詳しく解説していきます!

【足先、指先が冷える末端冷え性】

足先や指先が冷える末端冷え性は、若い女性の中でも痩せていて過度なダイエット行っている方に多い冷え性です。このタイプの冷え性は末端が冷えるだけでなく、冷えと同時に頭痛や肩こりを併発する、寒いところでは手足から先に冷えるといった特徴があります。過度なダイエットで食事量が極端に減ると身体の熱を作るエネルギーが足りなくなり、手足の末端まで血流を送ることができなくなってしまいます。過度な食事制限や無理なダイエットは冷え性を誘発する原因となるので注意が必要です!

【下半身冷え性】

下半身冷え性は、お尻や太ももなど腰から下が冷えてしまう冷え性です。この冷え性はデスクワークで座っている時間が長い方や、加齢でふくらはぎの筋肉が弱くなっている方がなりやすく、30代以降の男女に多く見られます。また、足が浮腫みやすい方も下肢の血流が悪化するので下半身が冷える原因となるのです。一方で上半身には血流が巡るため、顔や上半身がほてりやすいといった特徴があります。下半身冷え性を解消するためには適度な運動をし下肢の筋力をつける、デスクワークの際はこまめに立ち上がったり足のマッサージをする、といった対策をしていくことで大切です!

【内臓冷え性】

内臓冷え性は30代以降の女性に多く、手や足は温かいけどお腹が冷える、全身に汗をかきやすく汗によって冷えやすい、冷えと共にお腹の張りを感じるといった症状が見られます。内臓冷え性はぽっちゃり体型で食事量が多い方がなりやすい傾向にあり、手足は冷えていないので内臓が冷えていることに気付きにくい場合があり、「隠れ冷え性」とも呼ばれています!この内臓冷え性をそのままにしておくと内臓機能が低下する可能性があるため、早めに対処する必要があります。ストレスで自律神経が乱れている、冷たい飲み物ばかり飲んでいるといったことが原因で内臓冷え性になる場合があるため、今までの生活習慣を見直すことで冷え性を改善していきましょう!自律神経を整えるセルフケアについて詳しく知りたい方は、「ストレスやコロナ鬱に負けない!自律神経を整えるおうちで簡単セルフケアのやり方は?」をご覧ください!

【ほてり冷え性】

ほてり冷え性は寒さで交感神経が緊張することで手足の血管が収縮し、身体の中心や顔、頭部に血液が流れることで起こります。身体や顔は熱いのに手足が冷たい、という症状の方は、ほてり冷え性の可能性があります。この冷え性は末端冷え性や内臓冷え性が進行することで起きると言われており、冷え性の種類の中で一番重い症状と言えます。ストレスや不規則な生活、自律神経の乱れが原因で、寒い時期は外の寒さと部屋の中の暖房の暖かさといった寒暖の差が要因となることもあるため注意が必要です!このほてり冷え性を改善するためには日頃からリラックスできる環境を作り、疲れを溜めないように心がけることが大切です。手足の冷えや内臓の冷えを感じている方はそのままにせず、ほてり冷え性へと症状が進行しないようにしっかりと対策をしていきましょう!

 

■今日から始めよう!日常で取り入れたい冷え性の改善方法

冷え性改善方法

冷え性で長年悩んできたけどなかなか改善しないという方も、適切に対処すれば改善することができます!ここでは日常生活の中で取り入れることができる、冷え性改善方法をご紹介します。

・ウォーキングやホットヨガなどの軽い運動で血流改善!

血液の流れを改善するためには、身体の大きな筋肉を動かして筋肉量を増やすことが大切です!きつい運動でなくてもいいので、軽いウォーキングなどの有酸素運動で日常生活に無理なく運動を取り入れましょう。足先が冷えるという方はかかと上げなどふくらはぎを動かす運動を行うと末端の血液が心臓に戻り、冷えを改善することができるでしょう。

また、ホットヨガは室温が高いところでの運動になるので、冷え性の方にはとてもおすすめです!血流は自律神経によって調節されているため、体を温めながら運動を行うホットヨガはリラックス効果があり、自律神経の乱れの改善が期待できます。自律神経を整える方法を詳しく知りたい方は、「ストレスやコロナ鬱に負けない!自律神経を整えるおうちで簡単セルフケアのやり方とは?」をご覧ください!

・入浴方法は身体の芯から温める全身浴で!

時間がないからとお風呂はシャワーで済ませていませんか?冷え性改善のためには毎日お風呂に浸かり、身体を温めることが大切です。お風呂の温度の目安は40度ぐらいで、時間は10分〜15分、肩までしっかり浸かる全身浴で入浴しましょう。熱めのお湯の方が温まるのでは?と思うかもしれませんが、私たちの身体は急激に温まると体温を下げようとする機能が働きます。そのため湯冷めしてしまう可能性があり、冷え性の人にはおすすめできません。今日から今までの入浴法を見直し、身体の芯から温めていきましょう!

・栄養価の高い食べ物、内臓を温める飲み物で身体の中から温めよう

ダイエットで過度な食事制限をしている人は栄養不足になることが多く、栄養が足りなくなると冷え性の原因にもなります。また食事量が減ると代謝が落ち、体が熱を作る機能が十分に働かなくなってしまうのです。身体を温める栄養素はビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、タンパク質などがあります。しかしこれらの栄養素を毎日バランスよく摂取するのは忙しい女性にとって難しいですよね?そんな時は「とりあえずこれだけ!for Family」がおすすめです!20種類もの豊富な食材を凝縮したグリーンパウダーで、忙しい方にも手軽に栄養素を摂取することができます。また痩せたいからと無理な食事制限をしなくても、これを飲むだけでデトックス効果が期待でき、栄養素をしっかりと取りながら自然とめぐりの良い身体を作っていくことができるのです!

またコーヒー、緑茶、ジュース、水などをよく飲んでいる方は身体を冷やしてしまう可能性があるので、冷え性の症状がある方は普段摂取する飲み物にも注意が必要です。ホットコーヒーや温かい緑茶なら身体を冷やさないのでは?と思いますが、これらの飲み物にはカフェインが入っており、カフェインは身体を冷やす作用があるため、冷え性の方は控えた方が良い飲み物です。またジュースや水を普段から多く摂取している方は、体内に余分な水分が溜まり、身体が冷えて様々な不調を引き起こす可能性があります。必要以上に水分を摂取することは冷え性の原因にもなるので、注意が必要です!身体を温める飲み物には、紅茶、ほうじ茶、烏龍茶、生姜湯、ココアなどがあります。内臓を温める飲み物を積極的に摂取して、身体の中から冷え性を改善していきましょう!

・漢方薬やローヤルゼリーなどの健康食品

冷え性改善のためにいろんな方法を試しているけどなかなか効果が実感できない、という方は漢方薬で対処する方法もあります。

・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう):体を温め熱をつくるのを手助けする、冷えによる痛みを取る働きがあり、手足の冷えにともなって悪化するような下腹部痛、腰痛、頭痛などにも用いられる。末端冷え性に効果あり。

・苓姜朮甘湯(りょうきょうじょつかんとう)、八味地黄丸(はちみぢおうがん):腰から足にかけて冷えが強く、排尿の量や回数が多い人の腰痛、神経痛、夜尿症、腰の冷えに用いられる。下半身冷え性に効果あり。

・附子理中湯(ぶしりちゅうとう):胃腸の働きを高めて、食欲不振、胃もたれ、胃痛、下痢などに用いられる。内臓冷え性に効果あり。

・桃核承気湯(とうかくじょうきとう):のぼせが強く足腰が冷える、月経不順、月経痛、月経時や産後の精神不安、便秘、腰痛に用いられる。ほてり冷え性に効果あり。

この他にも様々な漢方薬がありますが、漢方の種類によっては持病のある方は使用できないといった禁止事項のあるものや、副作用を起こす方もいるので、詳しくは主治医や登録販売員に相談してください!

また漢方薬だけでなく最近では冷え性改善に効果があると、ローヤルゼリーが注目されています。ローヤルゼリーとは蜂蜜とは違い、見た目はとろっとした乳白色で酸味のある味で、水分、タンパク質、アミノ酸、炭水化物、脂質などの成分でできています。とても栄養価の高いローヤルゼリーは疲労回復効果や冷え性にも効果があり、女性の健康維持に役立つことが期待されています!

 

■冷え性は治せる!自宅でできる冷え性対策・冷え性改善トレーニング

冷え性対策・冷え性改善トレーニング

冷え性を改善するためには日常に運動を取り入れて代謝を上げていくことが大切です。ここでは自宅でできるユミコア流冷え性改善トレーニングをご紹介します!

・脚の冷え性改善トレーニング

冷え性改善ユミコア式トレーニング1

冷え性改善ユミコア式トレーニング2

フェイスタオルを用意。片足の足裏にタオルをかけて、その脚を天井に伸ばし仰向けで寝る。(反対の脚は伸ばす)

息を吸って準備、吐きながら踵を天井に向かって押し出してふくらはぎを伸ばす。

◎目安回数
片足10回ずつ

◎ポイント
出来るだけ膝を伸ばして、脚の力を抜いておこなう。

 

■まとめ

冷え性は日々の運動不足、ストレスなどによる自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなど様々な原因によって引き起こされています。自分の冷え性が何によって起きているのかを知ることで対処法も変わってくるので、まずは自分がどのタイプの冷え性なのかをきちんと把握しましょう。そうすることで適切な改善方法が見つかり、今まで辛かった冷え性が少しずつ改善していきますよ!

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