背中の肉を落とす1週間チャレンジ|姿勢・筋トレ・ストレッチでたるみを解消しよう!

更新日: 2025.9.8

「最近、背中がもたついて見える気がする……」

「ブラの上にお肉が乗っているのが気になる……」

ダイエットやボディメイクに励んでいる方のなかには、「背中の肉だけがなかなか落ちない」という悩みを抱えている方も多いでしょう。特に、運動不足や長時間のデスクワーク、姿勢の悪いクセなどが重なってしまうと、背中の筋肉を上手に使えずに、余分な脂肪がたまりやすくなってしまいます。

しかし、正しい方法でアプローチすれば、背中のお肉はたった1週間でもうれしい変化を感じられるボディパーツでもあります。背中のお肉を落とすために重要なのは、きつい筋トレや食事制限を頑張るのではなく、「姿勢」「深い呼吸」「ストレッチ」「筋トレ」などバランスよく組み合わせることです。

本記事では、背中にお肉がつく原因やメリットをわかりやすく解説したうえで、自宅でできる1週間チャレンジプログラムをご紹介します。記事の後半には、背中痩せにぴったりのユミコアボディを実践した方のビフォーアフター写真も掲載するので、ぜひ参考にしてください。

監修者の紹介

理学療法士
アドバイスーOne Point Adviceー

ユミコア インストラクター Sachiko
■プロフィール総合病院や整形外科で理学療法士として勤務後、結婚、出産後は主婦業に専念。子育てが落ち着いた40歳ごろからフリーのトレーナーとして活動開始。運動指導だけでなく、ダイエットカウンセリングなども手がける。2023年より、YumiCoreBody天神スタジオにトレーナーとして従事。多くの女性が抱える身体の悩みに寄り添っている。
■保有資格

・理学療法士

・BESJピラティスマットワークインストラクター

・臨床栄養医学指導士

・食欲コントロールダイエット協会認定講師

・栄養コンシェルジュ二つ星

背中に脂肪がついているサインとは?

背中にお肉がついてしまうと、ボディラインの崩れや体調不良など、毎日の生活に思わぬ悪影響を及ぼすことがあります。最初はわずかな変化でも、知らず知らずのうちに「老け見え」や「だらしない印象」につながる恐れがあります。

次のような変化を感じている方は、背中に余分なお肉がついているサインかもしれません。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

背中にお肉がついているサイン


・ブラジャーや下着の上にお肉が乗るようになった

・背中のラインが丸くなり、後ろ姿が老けて見える

・Tシャツやワンピースを着たとき、背中に段差ができる

・肩こり・首こり・頭痛が起きやすくなった  

・姿勢が悪く、猫背や巻き肩が気になる  

・肩甲骨の動きが悪くなり、腕が上げにくい  

・背中がもたついて、スッキリ感がない  

・疲れて見える、やつれた印象を持たれることがある

上記のようなサインに心当たりがある方は、お肉がついてしまった原因を把握したうえで、生活習慣を見直していきましょう。

【セルフチェック】背中に脂肪がついているか確認する3つの方法

背中の脂肪は、自分では見えにくく、変化に気づきづらいパーツの一つ。だからこそ、鏡を見たり、写真を撮ったりして、自分のありのままの姿をチェックするのが大切なポイントです。

ここでは、自宅で簡単にできるセルフチェックの方法を3つご紹介します。少しでもボディラインの崩れを感じている方は、セルフチェックを通して、自分の身体の状態を把握してみましょう。

ブラジャーからお肉がはみ出ていないか

ブラジャーの上や脇の部分からお肉がはみ出している場合は、背中に余計な脂肪がつき始めているサインの一つです。

次のチェック項目に当てはまらないかを確認してみましょう。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

背中に余計な脂肪がつき始めているサイン


・ブラジャーの上にお肉が段になって乗っている

・ブラの脇部分から脂肪がはみ出している

・背中の中央から下部にかけて、ラインがぼやけて見える

・タイトな服を着ると、ブラの形がくっきり浮き出る

・ブラのアンダーが食い込み、肌に段差ができている

特に、ブラジャーのサイズが合っていない場合や、長時間同じ姿勢を続ける生活習慣があると、皮下脂肪が特定の箇所につきやすくなり、段差のように見えてしまうことがあります。

はみ出しているお肉をカバーしようと、より締めつけ感やホールド感の強い下着を選ぶ方もいますが、それでは根本的な解決になりません。

かえって血行やリンパの流れを悪化させてしまう恐れもあるため、下着選びは慎重に行いましょう。記事の後半には、正しい下着選びのポイントを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

背骨と肩甲骨が見えづらくなっていないか

背骨や肩甲骨は、適度に筋肉が引き締まっている状態であれば、自然な姿勢でもうっすらラインが確認できるものです。

しかし、背中に余計なお肉がついてしまうと、これらのラインが見えづらくなり、背中が丸く見えたり、もたついて見えたりする原因になることも。

背骨や肩甲骨の状態を把握するためにも、次のチェック項目を確認してみましょう。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

背骨や肩甲骨の状態を把握するチェックポイント


・背筋を伸ばしても、肩甲骨の輪郭がうっすらも見えない

・後ろ姿を写真で見たとき、背骨の中心ラインが見えにくい

・左右の肩甲骨の間が盛り上がっていて、段差のように見える

・腕を上げるときに背中が突っ張るような感覚がある

・肩甲骨の位置が左右非対称である

上記のようなサインは、筋肉の衰えや姿勢のクセによって生じているケースが多く、余計な脂肪をさらに蓄積させてしまう恐れもあります。

早めにストレッチやエクササイズをして、肩甲骨まわりの可動域を広げておくことが、背中痩せへの第一歩といえるでしょう。

猫背やストレートネックになっていないか

最近は、デスクワークやスマートフォン操作などによって長時間同じ姿勢で過ごす方が増えています。その影響で起こりやすいのが、「猫背」や「ストレートネック」といった姿勢の乱れです。

次のようなサインがあれば、姿勢が崩れている恐れがあります。日頃の自分の姿勢を見直してみましょう。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

猫背やストレートネックをチェックするポイント


・横から見たときに、頭が肩よりも前に突き出ている

・座ったときに腰が丸まりやすく、背中が丸くなる

・長時間のデスクワーク後に、首や肩が重だるくなる

・鏡で後ろ姿を見たとき、背筋がスッと伸びていない

・写真に写った自分の後ろ姿が、思ったより老けて見える

猫背やストレートネックなどの悪い姿勢を放置してしまうと、代謝の低下や呼吸の浅さといった体調面の不調も引き起こす原因にもつながります。

背中に脂肪がつく主な5つの原因

背中太りの原因はひとつではありません。姿勢の悪さや骨格のゆがみをはじめ、筋力の低下、代謝の低下など、日々の過ごし方が大きく影響しています。

ここでは、背中太りを引き起こす代表的な原因について詳しくみていきましょう。

姿勢の悪さ・骨格の歪み

悪い姿勢のクセが積み重なると、骨格全体が歪んでしまい、歪んだ場所に脂肪がつきやすくなります。

特に、背中は、筋肉を意識して動かす機会が少ないため、姿勢の崩れや筋力の低下による影響を受けやすく、脂肪がつきやすいパーツの一つです。

特に、次のような姿勢には注意が必要です。

猫背になっている


猫背は、自然と背中が丸くなっている状態を指します。
背中が丸まり、肩甲骨が開いた状態が続くと、背中の筋肉がうまく使えずに、脂肪が蓄積しやすくなります。
また、見た目の印象も老けて見えやすいのが特徴です。

ストレートネック


本来ゆるやかにカーブを描いているはずの首の骨が、まっすぐに伸びてしまった状態のこと。
頭の位置が前に出て、首から背中にかけての筋肉が緊張状態になりやすく、こりや疲れの原因になります。
筋肉の動きが悪くなると、脂肪がつきやすくなる恐れも。

反り腰


反り腰とは、骨盤が前に傾き、腰が必要以上にカーブを描いている状態のこと。
ヒールの履きすぎや筋肉のつき方に左右さがあると起こりやすい姿勢です。
重心が前に偏ってしまうと、背中や腰への負担が大きくなり、筋肉が硬直しやすくなります。
その結果、動かしづらくなった背中に脂肪がたまりやすくなるでしょう。

片側重心で立つクセがある


足を組んで座ったり、片脚に重心をかけて立ったりする習慣がある方は、姿勢の悪さや骨格の歪みにつながりやすいため注意が必要です。
骨盤や背骨のバランスが崩れ、筋肉の使われ方に偏りが出てきます。
動かしにくくなった背中の筋肉は衰えやすく、脂肪がつきやすくなります。

日常のちょっとした姿勢のクセでも、長く続けていると骨格がゆがみやすくなり、結果として背中に脂肪がつきやすくなってしまいます。

背中のお肉が気になっている方は、まずは普段の姿勢や身体の使い方を意識して見直すことから始めてみましょう。

筋力の低下

背中に脂肪がつきやすくなる原因のひとつが、筋力の低下です。

特に、背中の筋肉は日常生活で意識的に使われる機会が少ないため、加齢や運動不足によって衰えやすいパーツでもあります。

また、背中には「広背筋(こうはいきん)」や「僧帽筋(そうぼうきん)」など、身体のなかでも特に大きな筋肉が集まっています。

これらの筋肉の働きが弱まってしまうと、脂肪を燃焼させる力が落ちるだけでなく、姿勢を支える力も下がってしまうのです。

その結果、猫背や反り腰などの悪い姿勢がクセになり、ますます脂肪がつきやすい状態につながりかねません。

背中をすっきり引き締めたいなら、筋力を保ち、鍛えていくことが大切です。まずは日常生活のなかで、背中の筋肉をしっかり使うように意識することから始めましょう。

代謝低下

加齢や運動不足、姿勢の乱れなどによる影響で「代謝」が落ちてしまうと、脂肪を燃やしにくい状態になります。

特に運動習慣がない人は、摂取したカロリーを消費しきれず、結果として背中や腰まわりなど、普段あまり動かさない部分に脂肪がついてしまう傾向があるため、注意が必要です。

また、冷えや血液やリンパの流れが悪いことも、代謝を下げてしまう原因のひとつ。

デスクワークや車の運転、家事などで長時間同じ姿勢が続いてしまうと、背中まわりの筋肉がこわばり、血行が滞りやすくなります。

これがさらに代謝を低下させて、脂肪が蓄積されやすい状態を招いてしまうのです。

背中の脂肪を落とすためには、筋肉をしっかり動かして血流を促し、基礎代謝を高めることが大切です。

ストレッチや軽い運動などを通して、背中を日常的に動かすように意識してみましょう。

食べ過ぎ・飲み過ぎ

背中に脂肪がつきやすくなる大きな要因として、日々の「食べ過ぎ・飲み過ぎ」が挙げられます。

特に、次のような生活習慣・食生活の方は注意が必要です。

注意が必要な生活習慣・食生活


・夜遅い時間に夕食や間食をとることが多い

・外食や買い食いなど、脂質・糖質の多い食事をとることが多い

・甘いお菓子やスイーツを頻繁に食べている

・ビールやワインなどのアルコールを頻繁に飲む

・お酒と一緒に揚げ物や濃い味のおつまみをとることが多い

・朝食を抜いて、1~2回の食事のみにしている

これらの習慣は、摂取カロリーの過剰や代謝の低下、内臓脂肪の増加を招きやすく、結果として背中や腰まわりに脂肪がつきやすい体質へとつながっていきます。

背中太りの予防や改善のためにも、日頃の食事内容や食べる時間帯を見直すことから始めていきましょう。

下着や肌着のサイズ違い

背中に脂肪がつきやすくなる原因のひとつが、「サイズの合わない下着やインナーの着用」が挙げられます。

特に、次のようなケースに当てはまる方は、注意が必要です。

下着やインナーのサイズ感のチェックポイント


・ブラジャーのアンダー部分が食い込んで、背中に段差ができている

・下着の肩ひもやアンダーが一日中ずれてしまう

・身体を横から見たときに、背中全体がもたついて見える

・着用中の下着やインナーでかゆみ・圧迫感を感じることがある

・補正機能のないインナーを長年使っている

・下着のサイズを何年も見直していない

・着用後に背中やわきまわりに赤い跡が残る

サイズが合わない下着を長時間つけていると、血行やリンパの流れを妨げてしまい、むくみやすくなったり、老廃物がたまりやすくなったりするという悪循環にもつながります。

たとえば、アンダーがきつすぎるブラジャーの場合は、脂肪を押し出して段差を作ってしまいますし、ゆるすぎるブラジャーは背中の脂肪を支えられずに広がってしまうでしょう。

また、補正機能のないインナーを着続けていると、背中まわりの筋肉や脂肪がたるみやすくなる恐れも。

背中をすっきりと見せるには、自分の身体に合った下着やインナーを正しく選ぶことが大切です。

サイズは定期的に見直し、できれば専門店でフィッティングを受けるのがおすすめです。

背中にお肉を落とすメリット

「背中に脂肪がついて、服の上からももたついて見える……」このようなお悩みを抱えている方も少なくありません。

実は、背中の脂肪を落とすことは、見た目の印象を変えるだけでなく、健康面にも多くのメリットがあります。

ここでは、背中のお肉を落とすことで得られる代表的なメリットを詳しくみていきましょう。

姿勢が改善する

背中の筋肉は、私たちの身体を支える「姿勢の土台」ともいえる大切な存在です。

特に、肩甲骨まわりや背骨沿いにある筋肉が衰えてしまうと、正しい姿勢をキープしづらくなり、猫背や巻き肩、反り腰といった姿勢の乱れにつながります。

また、背中に余分な脂肪がつくと、その重みで肩が前に出てしまったり、腰を反らせてバランスを取ろうとしたりするため、さらに姿勢のゆがみが強くなる恐れも。

このような姿勢の崩れは、見た目の印象が悪くなるだけでなく、肩こり・腰痛・頭痛といった不調の原因にもなりかねません。

一方で、背中の筋肉を鍛えたり、余分な脂肪を落としたりすると、筋肉のバランスが整い、自然と背筋がスッと伸びた美しい姿勢に近づいていきます。

特に、肩甲骨を意識したストレッチやエクササイズは、姿勢改善にとても効果的です。肩を開いて胸がしっかり張れるようになると、呼吸も深くなります。

深い呼吸ができるようになると、リラックスしやすくなったり、身体が軽く感じられたりと、日々の体調にも良い変化が期待できるでしょう。

ボディラインがスッキリして若見えする

背中の筋肉を鍛えると、姿勢が整い、背中やウエストまわりが引き締まるため、ボディラインがスッキリ見えることも大きなメリットです。

特に、肩甲骨まわりや背骨沿いの筋肉がしっかり機能するようになると、後ろ姿や横からのシルエットがスマートになるため、たるみも目立ちにくくなります。

その結果、服の着こなしもキレイになり、見た目の印象も若々しくなるでしょう。

背中は自分では見えにくい分、ついケアを後回しにしがちですが、他人からは意外と目に入るパーツです。

だからこそ、日常的に背中を整える習慣を取り入れることで、見た目年齢を若く保つポイントとなります。

肩こり・腰痛の改善にもつながる

背中の筋肉は、肩や腕、腰などを支える大切な役割を担っています。特に、肩甲骨まわりや背骨を支える筋肉が衰えてしまうと、正しい姿勢を保てず、肩こりや腰痛を引き起こしやすくなるため、注意が必要です。

背中を鍛えることで、姿勢が安定し、筋肉や関節への負担が軽減されるため、日常的なコリや痛みの緩和にもつながります。

また、筋肉がしっかり働くことで血流やリンパの流れも促されるため、疲れにくい身体づくりにも効果的です。

「デスクワークやスマホの使いすぎで肩や腰がつらい……」と感じている方こそ、背中を整えるケアを取り入れることで、根本的な改善につながるでしょう。

深い呼吸で自律神経が整いやすくなる

背中を整えて正しい姿勢をキープできるようになると、自然と深い呼吸がしやすくなります。

浅い呼吸が続いてしまうと、自律神経のバランスが乱れやすくなり、緊張や不安、疲れやすさの原因になる恐れも。一方で、背筋が伸びて胸まわりがしっかり開くと、肺が大きく膨らみやすくなり、呼吸が深くなります。

深い呼吸ができるようになると、自律神経のうち「副交感神経」が働きやすくなります。

副交感神経とは、身体を休ませたり、心を落ち着かせたりするときに働く神経で、「リラックスモード」に切り替える役割を担っている神経です。

自律神経のバランスを整えるメリット


・緊張やイライラが和らぎ、気持ちが安定しやすくなる

・睡眠の質が向上し、朝すっきり目覚めやすくなる

・血行や代謝がよくなり、冷えやむくみの改善につながる

・胃腸の働きが整い、便秘や胃もたれなどの不調が起こりにくくなる

・免疫力が維持され、体調を崩しにくくなる

自律神経のバランスを整えることで、次のようなメリットがもたらされます。

深い呼吸を習慣化するためには、まずは日常のなかで「背筋をしっかりと伸ばして深く呼吸する」ことを意識してみましょう。

代謝がアップし痩せ体質につながる

背中には、広背筋や僧帽筋など、全身の筋肉のなかでも特に大きな筋肉が集まっています。このような大きな筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことで、基礎代謝アップが期待できます。

基礎代謝が高まると、何もしていないときでもエネルギーが消費されやすくなり、痩せ体質に近づけられるのが大きなメリットといえるでしょう。

特に、背中の筋肉は意識しないと使われにくいため、ストレッチやエクササイズで積極的に刺激することが大切なポイントです。

さらに、背中をしっかり動かすことで血流やリンパの流れも促進され、むくみや冷えの改善にもつながります。

生活&運動パフォーマンスが向上する

背中の筋肉を鍛えることで、姿勢の安定性や体幹の強さが増し、日常動作や運動パフォーマンスが大きく向上します。

たとえば、背中の筋肉を整えることで、次のようなうれしい変化が期待できます。

背中の筋肉を整えることで期待できるうれしい変化


・重い荷物の持ち運びや日常の家事が楽に感じる

・長時間のデスクワークでも疲れにくくなる

・スポーツや運動時の動きがスムーズになる

・服のシルエットが整い、おしゃれが楽しくなる

・自分に自信が持てて、人と会うことが前向きに感じられる

このように、日常生活やスポーツでの動きがスムーズになるなど、あらゆる場面において身体の使いやすさを実感できるでしょう。

また、姿勢が整って背中やウエストが引き締まると、ボディラインも美しく見えるようになるため、服選びが楽しくなるのもうれしいポイント。

自分に自信が持てるようになり、外出や人と会うことに対しても前向きな気持ちになるでしょう。

背中のお肉を落とす方法

背中についたお肉は、自分では気づきにくく、ふとした瞬間に目立ってしまうことがあります。

しかし、毎日の生活習慣を少し見直すだけでも、背中をすっきりと引き締められるものです。

ここでは、背中のお肉を落とすために意識したい4つのポイントを詳しくみていきましょう。

生活習慣を見直す

背中のお肉がつく原因には、日々の生活の小さな積み重ねが関係しています。

次のような習慣を見直すことで、脂肪の蓄積を防いで、すっきりした背中に近づけられるでしょう。

姿勢を正しく保つ

猫背や反り腰などの崩れた姿勢は、背中の筋肉がうまく使われなくなり、脂肪がつきやすい状態となります。

特に、長時間のデスクワークやスマートフォン操作をされる方は、注意が必要です。

正しい姿勢をキープするためには、次のポイントを意識してみましょう。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

正しい姿勢をキープするポイント


1. 骨盤を立てた状態で座る

2. 肩を軽く後ろに引く

3. 耳と肩の位置を一直線に保つ

最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、姿勢が整うことで背中の筋肉の動きも活発となり、脂肪がつきにくい身体づくりにつながっていきます。

こまめに身体を動かす

座りっぱなしの状態や同じ姿勢で過ごす時間が続いてしまうと、背中や腰まわりの筋肉が硬くなり、血流やリンパの流れも滞ってしまいます。

全身のめぐりが滞ると、代謝が落ちて、老廃物が排出されにくくなり、脂肪がつきやすい状態につながることも。

デスクワークが多い方は、1時間に1回は立ち上がり、軽く歩くか肩を動かすストレッチを行いましょう。それだけでも筋肉がゆるみ、血行が促進されます。

さらに、通勤時に一駅分歩く、エレベーターの代わりに階段を使うなど、日常生活のなかで、ちょっとした運動を増やすことも、背中の引き締めにつながるでしょう。

湯船につかって身体を温める

身体が冷えていると、血の流れや代謝が悪くなり、脂肪が燃えにくくなってしまいます。

特に、背中や下半身は冷えやすいパーツなので、毎日シャワーだけで済ませている方は注意が必要です。

湯船にゆっくり浸かることで、身体の内側から温まり、血行やリンパの流れがよくなります。

筋肉のこりがほぐれやすくなるだけでなく、気持ちも落ち着いてリラックスできるため、自律神経のバランスも整いやすくなるでしょう。

このように、湯船に浸かることには、さまざまなメリットがあります。

目安は、38〜40度のお湯に10〜15分程度、半身浴でゆったりと浸かることです。冷えを防いで、脂肪がつきにくい身体づくりのためにも、毎日の習慣として無理なく続けていきましょう。

質の良い睡眠をとる

睡眠不足の状態が続くと、代謝機能が低下し、脂肪が燃焼されにくくなります。

また、睡眠不足によってホルモンバランスが乱れてしまうと、食欲のコントロールが難しくなり、つい過食に走ってしまうことも。このような状態が続いてしまうと、背中に脂肪がつきやすい体質へとつながってしまいます。

背中をすっきり引き締めるためにも、毎日6〜7時間の質の良い睡眠をとることが大切です。

まとまった睡眠時間を確保できれば、代謝やホルモンのリズムが整いやすくなり、脂肪のつきにくい体質につながります。

質の良い睡眠をとるためにも、就寝前にスマートフォンの使用を控えたり、照明の明るさを落としたりなど、リラックスできる環境を整えるように意識してみましょう。

適度な摂取カロリーを意識する

背中の脂肪を落としたいときは、まず食事内容の見直しから始めてみましょう。

どれだけ運動やマッサージを頑張っていても、消費カロリーを上回る食事を続けてしまっては、脂肪は増えてしまいます。

しかし、極端な食事制限は、代謝の低下やリバウンドの原因にもつながる恐れあるため、ご自身の年齢と毎日の活動量に合わせて、適切なカロリーを摂取しましょう。

厚生労働省が発表する標準的な体格の女性の「年齢と活動量に応じた1日のエネルギー必要量」は、次のとおりです。

成人女性の推定必要カロリー(kcal/日)

身体活動レベルレベルI(低い)レベルII(中程度)レベルIII(高い)
18〜29歳1,7001,9502,250
30〜49歳1,7502,0502,350
50〜64歳1,7001,9502,250
65〜74歳1,6501,8502,050
75歳以上1,4501,750

参考:厚生労働省|「日本人の食事摂取基準」(2025年版)  参考表2 推定エネルギー必要量(kcal/日)

必要なカロリーを把握したうえで、摂取する栄養素にも目を向けることが大切です。背中のお肉を落とすためには、以下の栄養素を豊富に含んだ食材を積極的に摂取しましょう。

おすすめの食材
高たんぱく・低脂質の食材・鶏むね肉・卵・豆類や大豆製品(豆腐、納豆、高野豆腐など)・白身魚・ギリシャヨーグルトなど
ビタミンや食物繊維が豊富な食材・ブロッコリー・ほうれん草・キャベツ、レタス・ごぼう、にんじん、レンコン・アボカド・きのこ類・海藻・玄米・りんご、バナナ、キウイなど

食べる量を少し意識するだけでも、無理のないダイエットにつながります。無理な我慢をしすぎないことも、リバウンドを防ぐコツといえるでしょう。

胸のサイズに合ったブラジャーを選ぶ

ブラジャーが身体に合っていないと、背中に段差やたるみができてしまい、余分なお肉が目立ちやすくなります。

実は、自分に合わないサイズのブラジャーをつけている女性は意外と多く、自分では気づかないうちに、見た目がもたついて見える原因になってしまっていることも少なくありません。

自分に合ったブラジャーを選ぶためのポイントは、次のとおりです。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

自分に合ったブラジャーを選ぶためのポイント


・試着してフィット感を確かめる

・バスト全体を無理なく包み込めるカップサイズを選ぶ

・ストラップやアンダーが食い込んでいないか確認する

・脇部分が高い脇高設計タイプも検討する

・定期的にサイズを見直す

正しい形とサイズのブラジャーを選ぶと、バストラインが整い、自然と背中のお肉も目立ちにくくなります。

見た目の印象がすっきりするのはもちろん、正しい姿勢のサポートにもつながるため、背中の引き締めを目指すうえでも非常に効果的です。

また、快適な着け心地のブラジャーは、不快感を減らすだけでなく、自然と背筋を伸ばす習慣づけにもつながります。姿勢が整うことで、すっきりと見せる効果も期待できるでしょう。

ストレッチやエクササイズを習慣化する

背中に脂肪がつきやすくなる原因のひとつに、「運動不足」が挙げられます。

特に、デスクワーク中心の生活では、同じ姿勢が続いてしまうことで、背中まわりの筋肉がこわばり、血流や代謝が滞ってしまう恐れもあるでしょう。

そこで意識したいのが、日常生活のちょっとした隙間時間にストレッチやエクササイズを取り入れることです。

負荷の高いトレーニングをしなくても、背中や肩甲骨まわりを軽く動かすだけで、筋肉が刺激され、引き締め効果が期待できます。

さらに、「筋トレ」と「有酸素運動」を組み合わせることで、脂肪燃焼の効果をより高められるでしょう。

筋トレで筋肉量を増やして基礎代謝をアップさせ、有酸素運動でエネルギーをしっかりと消費することで、背中まわりがすっきりして見える効果が期待できます。

次のような簡単な動きから、無理のない範囲で取り入れてみましょう。

背中まわりがすっきりして見える効果が期待できる簡単な運動


・背筋を伸ばして深呼吸しながら肩甲骨を寄せる動き

・肩甲骨や背骨まわりをほぐすストレッチ

・自宅でできる軽い背筋トレーニング

・ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動

これらの動きは、どれも特別な道具や広いスペースがなくてもサクッとできるものばかり。すき間時間に気軽に取り入れられるので、毎日の習慣として続けていきましょう。

背中のお肉を落とすなら「ユミコア」がおすすめ

「ダイエットをしても、なぜか背中だけ痩せない」

「運動しても背中のラインが変わらない」

このようなお悩みを抱えている方におすすめしたいのが、骨格を整えてボディラインを変えていく「ユミコアボディ」のメソッドです。 

骨格や姿勢の歪みを整えながら、身体の内側の筋肉である「インナーマッスル」に直接アプローチするため、ただ痩せるのではなく、美しく引き締まったボディラインを目指せます。

ユミコアが背中痩せに効果的な理由

ユミコアボディのメソッドは、ただ筋肉を鍛えるだけでなく、「姿勢」や「呼吸」などさまざまな方法で問題の根本にアプローチできるのが特徴です。

背中痩せを目指す方にも、次のような理由から、背中痩せを目指す方たちからも支持されています。

ユミコアが背中痩せに効果的な理由


・姿勢改善からアプローチするから、効果を実感しやすい

・肩甲骨まわりの可動域が広がり、動きやすい身体に近づく

・呼吸法を取り入れたエクササイズで、脂肪を効率よく燃焼できる

・初心者でも無理なく続けられるメニューが豊富

・全身のバランスを整えながら、背中もしっかり引き締まる

このように、ユミコアの背中痩せメソッドは、表面的な筋トレだけでは届かないインナーマッスルや身体のクセにまで働きかけるのが大きなメリットです。

これまで何をしても変わらなかったと悩んでいる方でも、ユミコアメソッドを取り入れることで、少しずつ身体の変化に気づきやすくなります。

背中だけでなく、全身のラインも自然と整っていくので、美しいボディラインを目指したい方にもぴったりのアプローチといえるでしょう。

ユミコアで背中痩せを実現した方のビフォー・アフター写真

ここでは、実際にユミコアボディで背中痩せを成功させた方たちのリアルな声をご紹介します。

毎日コツコツと続けることで、見た目だけでなく、心身の不調のつらさからも解放されたという声も多数。

無理なく続けられるユミコアのエクササイズだからこそ、自分らしく、前向きな変化を楽しめるでしょう。

お客様のお声①


産後体重が+18kg。。。お尻も鏡餅みたいで、家族にはプロレスラーといわれる始末でしたが、コツコツ10分のユミコアを続けていくことで、前傾姿勢だったのが真っすぐ立てる、くびれ出現、月1整体の卒業、たれ乳がハリ乳に、デニムが25インチ→23インチにサイズダウンなど嬉しい変化がたくさん起きました!後ろ姿がキレイってだけで外で出歩いても自信がもてるんです♡

お客様のお声②


産後3ヶ月でユミコア再開!ぎっくり首、体が重い、すぐ疲れる、疲れるからイライラするって負のループに。スタジオとオンラインを併用しながら継続した結果、立ってるのがラク!生きてるのがラク!万年不良姿勢が友人から「姿勢が良くなった!」と褒められた!脚を閉じてイスに座れるようになった!など嬉しい変化がたくさん起きました。

お客様のお声③


どれだけ身体が疲れていても、疲れている時こそ、ユミコアをすると翌朝不調がなくなり、今まで誰かや何かに頼ってきましたが、ユミコアで自分で自分を変えることができます。

ユミコアボディの公式InstagramやYouTubeの公式チャンネルでは、誰でも気軽に挑戦できるストレッチや簡単なエクササイズを無料で紹介中。

気軽にユミコアメソッドを体験したい方は、ぜひチェックしてください。

ユミコアボディに興味がある方は、ぜひ公式Instagramをチェックしてください。

ユミコア公式Instagram

ユミコアの公式Yutubeはこちら

ユミコア公式Youtube

ユミコア式・背中のお肉を落とす1週間チャレンジ

「背中のお肉が気になるけれど、何から始めればいいか分からない……」

そんな方におすすめなのが、ユミコア式の「1週間背中痩せチャレンジ」。

ユミコアがおすすめするストレッチとトレーニングの両方を組み合わせて取り組むことで、背中まわりの筋肉にしっかりとアプローチできます!スッキリ美しいボディラインを目指しましょう。

ここでは、自宅で気軽にできる背中痩せのストレッチ・トレーニングをご紹介します。

広背筋ストレッチ

背中のラインをスッキリ見せたい方におすすめなのが「広背筋ストレッチ」です。

背中の広がりをつくる広背筋を心地よく伸ばして、血流や代謝の促進、姿勢の改善にもつながります。

広背筋ストレッチのやり方


1. 椅子に座って両脚を腰幅に開く

2. バンザイした状態で、両手を頭の上で組む

3. お尻が浮かないように右斜め前に上半身を倒す

4. 左の腰から背中の筋肉に伸張感を感じたら、そのまま姿勢を20秒程度キープする

5. ゆっくりと真ん中に戻る

6. お尻が浮かないようにして、左斜め前に倒して、右の腰から背中を同様に伸ばす

デスクワークの合間やおうち時間にサクッとできる手軽さも魅力です。毎日の習慣に取り入れて、背中まわりをスッキリさせましょう。

肩甲骨ストレッチ

肩甲骨まわりをほぐすことで、背中の可動域が広がって、姿勢の改善や脂肪燃焼効率アップにもつながります。

ユミコア式の肩甲骨ストレッチで、デスクワークでこわばりがちな肩甲骨を、ゆったり動かしてスッキリさせていきましょう。

肩甲骨ストレッチのやり方


1. ローラーを縦向きにセットする

2. 後頭部をローラーの上部に乗せて仰向けになる

3. 両手を天井に向かって伸ばす

4. 肩甲骨から持ち上げて指先までしっかり伸ばして、頭の横に手を上げる

5. 指先が床を添うように大きく円を描く

6. 腕が真横になったところで手のひらを床に返す

7. お尻の横まできたら2〜6までの動作を繰り返す

左右それぞれ5〜10回を目安に行ってください。コツコツ続ければ、背中まわりの変化も感じられるでしょう。

胸のストレッチ

猫背や巻き肩が気になる方は、背中だけでなく、胸まわりの筋肉が縮こまっているケースも考えられます。

胸まわりをしっかりと開いてあげることで、肩甲骨が自然と引き寄せられ、美しい姿勢につながるでしょう。そこで、おすすめなのが、ユミコア式の胸のストレッチです。

胸のストレッチのやり方


1. うつ伏せの状態になって、左手を肩の真横に出し、ひじを90度に曲げる

2. 右手は体側に沿った状態で床につける

3. 足の裏が天井を向くように曲げて、左右の踵をつけておく

4. 右手で床を押して身体を返すように胸の前を30秒伸ばす

5. 反対も同様に行う

姿勢を整えるだけでなく、呼吸もしやすくなり、見た目にも若々しい印象に。スキマ時間にできる簡単ストレッチなので、ぜひ日々の習慣にしてみてください。

背骨のストレッチ

背骨まわりが硬くなると、姿勢だけでなく、背中全体のラインも崩れやすくなります。

ユミコア式の背骨のストレッチで、深い呼吸とともに背中をしなやかに整えていきましょう。

背骨のストレッチのやり方


1. ローラーを左斜め前に縦に置く

2. 左手は床に置き、右手はローラーの上にチョップの形で乗せる

3. 右手と背中を遠ざけるようにしながら右の背中を丸める

4. 右の背中を膨らませるようにしながら深く呼吸をする

5. 息を吐きながら、右手と背中を遠くに離すようにしながら背中を伸ばす

6. 緩めたときに背中を膨らませるようにしながら、3〜5回程度呼吸を繰り返す

7. 反対側も同様に行う

呼吸に意識を向けることで、自律神経のバランスも整いやすくなります。入浴後や就寝前など、リラックスタイムの習慣として取り入れてみましょう。

菱形筋を鍛える「ウィンギング」

背中の中央に位置する「菱形筋(りょうけいきん)」を鍛えることで、肩甲骨の動きがスムーズになり、猫背の改善や背中の引き締めにも効果が期待できます。

ユミコアが推奨する肩甲骨まわりを意識的に動かす「ウィンギング」は、自宅で簡単にできるトレーニングとしておすすめです。

ウィンギングのやり方


1. 背筋を伸ばして立つ

2. 肩の高さで前ならえをしてから両肘を90度に曲げ、手のひらは自分の方へ向ける

3. 肘の角度と肩の高さをキープしたまま、肘をゆっくり両側に開き、肩の真横まで持ってくる(※手のひらは外向きにする)

2と3の動きを10〜20回程度繰り返す

力み過ぎて肩がすくまないように注意しながら、肩甲骨を動かすことに意識を向けましょう。

ラットプルダウン

「ラットプルダウン」とは、広背筋をしっかり使うことで、背中全体を引き締める効果が期待できるエクササイズです。

フェイスタオル1本で手軽にでき、姿勢改善や肩甲骨まわりの柔軟性アップにもつながります。

ラットプルダウンのやり方


1. フェイスタオルの両端をそれぞれの手で持つ

2. 背筋を伸ばしながらバンザイをする

3. バンザイからタオルを頭の後ろに下ろし、胸を張る

2と3の動きを10回繰り返し行う

肩甲骨をしっかり寄せるように意識することで、より効果的に広背筋をトレーニングできるでしょう。

まとめ

背中に余計なお肉がつく原因は、運動不足や姿勢の乱れ、日常のクセなど、毎日の習慣に潜んでいるケースがほとんどです。

無理な食事制限や過度なトレーニングだけに頼るのではなく、「正しい姿勢」や「骨格のバランス」に着目したアプローチを取り入れていきましょう。

ユミコアボディのストレッチやエクササイズは、骨格を正しい位置に戻しながら、インナーマッスルにしっかりと働きかけるため、背中だけでなくスッキリとしたボディラインに近づけてくれます。

短時間でできるトレーニングメニューも豊富なので、忙しい方や運動が苦手な方でも、無理なく続けられるでしょう。


今なら7日間無料のオンラインレッスンも体験できるので、「まずは試してみたい」という方にもぴったり。ぜひお試しください。

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著者: yumicorebody

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