【専門家監修】お腹の脂肪を落とす簡単トレーニング|30代からのぽっこりお腹を撃退!

更新日: 2025.9.8

「なぜかお腹まわりだけ脂肪が落ちない……」

「昔より太りやすくなった気がする」

年齢を重ねるにつれて、お腹まわりの脂肪に悩んでいる方も多いはずです。特に、30代以降は、基礎代謝の低下やホルモンバランスの変化など、さまざまな原因が重なって「ぽっこりお腹」に悩む女性が急増します。

しかし、「ジムに通う時間もないし、ハードな運動を続ける自信がない」とお悩みの方も少なくないでしょう。そんな方たちにおすすめしたいのが、自宅で誰でも気軽に挑戦できる「お腹の脂肪を落とす簡単トレーニング」です。

本記事では、お腹まわりに脂肪がつく原因や、内臓脂肪と皮下脂肪の違い、さらにはお腹まわりの脂肪を撃退する効果的な運動や食事改善法を分かりやすく解説します。

記事の後半には、自宅にいながら継続しやすいエクササイズとして話題の「ユミコア」についてもご紹介。運動が苦手な方でも今日から始められる習慣で、スッキリお腹を目指しましょう!

監修者の紹介

理学療法士
アドバイスーOne Point Adviceー

ユミコア インストラクター Sachiko
■プロフィール総合病院や整形外科で理学療法士として勤務後、結婚、出産後は主婦業に専念。子育てが落ち着いた40歳ごろからフリーのトレーナーとして活動開始。運動指導だけでなく、ダイエットカウンセリングなども手がける。2023年より、YumiCoreBody天神スタジオにトレーナーとして従事。多くの女性が抱える身体の悩みに寄り添っている。
■保有資格

・理学療法士

・BESJピラティスマットワークインストラクター

・臨床栄養医学指導士

・食欲コントロールダイエット協会認定講師

・栄養コンシェルジュ二つ星

お腹の脂肪が落ちにくい6つの原因

「食事量も変わっていないのに、お腹まわりのお肉が年々目立つ……」

「ウォーキングやストレッチも頑張っているのに、なかなかお腹まわりの脂肪が減らない」

年齢を重ねるごとに、このようなお悩みを抱えている方が増えてきます。

お腹まわりの脂肪が落ちにくい原因は、加齢やホルモンバランスだけでなく、次のような原因が深く関係しています。

お腹まわりの脂肪が落ちにくい原因


・生活習慣の乱れ

・加齢による基礎代謝の低下

・ホルモンバランスの変化

・筋力の低下

・慢性的な睡眠不足

・慢性的なストレス

ここでは、お腹の脂肪が落ちにくい代表的な原因について詳しく解説します。自分に当てはまる項目がないかをチェックしながら読み進めてください。

生活習慣の乱れ

お腹の脂肪がなかなか落ちない原因のひとつに、毎日の「生活習慣の乱れ」が挙げられます。

なかでも、次のような習慣が続いてしまうと、お腹まわりに脂肪がたまりやすくなります。

お腹まわりに脂肪がたまりやすくなる習慣


・摂取カロリーの過多(食べ過ぎ)

・栄養バランスの偏り

・運動不足

成人女性が1日に必要とされるカロリーは、おおよそ1,600〜2,300キロカロリー程度が目安です(※年齢や活動量によって大きく異なります)。

しかし、目安となる摂取カロリーよりも多く食べすぎてしまうと、使いきれなかったエネルギーが脂肪となってため込まれてしまいます。

揚げ物や甘いお菓子などを頻繁に食べる方は、お腹まわりに脂肪がつきやすくなるため、注意が必要です。

また、日頃から身体を動かす習慣が少ないと、筋肉量が減って代謝が落ちてしまいます。

代謝とは、何もしなくても使われるエネルギーのこと。

代謝が低くなってしまうと、食べ過ぎていなくても太りやすい体質になり、お腹まわりに余分な脂肪がつきやすくなります。

さらに、お米や麺類といったような炭水化物だけに偏った食事や、野菜やたんぱく質などの栄養素が不足した状態が続いてしまうと、脂肪を燃焼する力が十分に働きません。

必要な栄養が揃っていないと、運動をしても脂肪が減りにくくなるためです。

このような生活習慣の乱れが、ぽっこりお腹につながってしまいます。

無理のない範囲で食事や運動の習慣を少しずつ見直すことで、スッキリとした見た目に近づけるでしょう。

加齢による基礎代謝の低下

年齢を重ねるにつれて、「昔と同じくらいしか食べていないのに太りやすくなった」と感じる方が増えます。

これは、基礎代謝が落ちていることが大きな原因です。代謝が下がってしまうと、余った分が脂肪として体内にたまりやすくなります。

10代から20代の頃は代謝が高いため、摂取したカロリーをスムーズに消費できる一方で、30代以降では、消費するパワーが徐々に落ちてしまいます。

特に、女性は、男性と比較して、筋肉量の減少やホルモンバランスの変化によって、基礎代謝が下がりやすい傾向があるため、注意が必要です。

さらに、脂肪は筋肉よりも代謝が低いため、「筋肉が落ち、脂肪が増える」という悪循環が起こりやすくなるケースも。

加齢による見た目の変化を受け入れるとともに、筋肉量が減らないように意識し、基礎代謝を維持することが大切です。

激しい運動をしなくても、軽めの筋トレやストレッチを日常に取り入れるだけでも、代謝の落ち込みを緩やかにする効果が期待できます。

ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの変化は、30代以降の女性にとってお腹の脂肪が増えやすくなる大きな原因の一つです。

特に、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」が大きく関係しています。

エストロゲンとは、主に卵巣から分泌されるホルモンであり、脂肪の代謝や肌のハリ、骨の健康などを保つ役割があります。

しかし、このエストロゲンは、年齢とともにその分泌が少しずつ減少してしまうのです。

このエストロゲンの減少によって、体内の代謝バランスが乱れやすくなり、お腹まわりに脂肪がつきやすくなります。

さらに、エストロゲンが減ってしまうと、今まで太りにくかった方でも体脂肪が増えやすくなるのが特徴です。

また、ホルモンの乱れは、自律神経や睡眠リズムにも影響を与えると考えられています。

疲れやストレスが取れにくくなり、さらなる脂肪の蓄積や代謝の低下を引き起こす恐れも。

ホルモンバランスの変化は誰でも起こるものですが、「太ってしまうのは避けられない」と諦める必要はありません。

軽い運動やストレッチ、深い呼吸や骨盤まわりのケアなどを日常に取り入れながら、ホルモンバランスの乱れをやわらげて、身体のめぐりをサポートしていきましょう。

筋力の低下

筋肉量が減ってしまうと、私たちの身体にはさまざまな変化が起こります。お腹まわりの脂肪が落ちにくくなるのも、筋力低下による変化の一つです。

筋肉は、体内のエネルギーを消費してくれる大切な存在です。

特に、太ももやお尻、背中といった大きな筋肉は、動かすだけでたくさんのカロリーを消費してくれます。

しかし、体内の筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝も低下し、脂肪が燃えにくい身体に変化してしまうのです。

さらに、筋力が弱まってしまうと、正しい姿勢を維持しづらくなり、骨盤や背骨などの骨格の歪みにもつながります。

筋力の低下によって、ボディラインが崩れたり、内臓の位置が下がったりすることも、お腹まわりに脂肪がつきやすくなる原因とされています。

女性は、男性に比べて筋肉量が少なく、加齢や運動不足によって筋力が落ちやすいため、日頃から筋肉を動かすように意識することが大切です。

お腹の脂肪を落としたいなら、まずは筋肉の衰えを放置しないように気をつけましょう。

慢性的な睡眠不足

あまり知られていませんが、十分な睡眠がとれていないことも、お腹まわりの脂肪が落ちにくくなる大きな原因です。

「ちょっとの寝不足くらいなら問題ない」と思いがちですが、睡眠の質や睡眠時間は、健康や見た目にも体調にも大きな影響を与えます。

私たちの身体は、睡眠中にホルモンのバランスを整えたり、疲れた細胞を修復したりなど働いています。

しかし、睡眠時間が足りていないと、これらの働きがスムーズに行われず、代謝や脂肪を燃焼させるパワーが低下してしまうのです。

また、睡眠不足の状態が続いてしまうと、「グレリン」という食欲を増やすホルモンが増え、「レプチン」と呼ばれる満腹感を伝えるホルモンが減少します。

つまり、睡眠時間が不足してしまうと、ついつい食べ過ぎてしまう恐れがあるのです。

さらに、十分な睡眠がとれていないと、日中の活動量も低下しやすく、摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多い状態となりやすく、脂肪が蓄積しやすくなります。

慢性的なストレス

「ちょっとしたことでイライラしてしまう」「常に緊張状態が続いている」

このように、私たちの毎日は、仕事や家事、人間関係など、さまざまなシーンにおいて多くのストレスにさらされています。

気づかないうちに心身ともに大きな負担となっていることもあるのです。

私たちの身体は、強いストレスを感じると「コルチゾール」というストレスホルモンを分泌します。

このホルモンは、緊急時にエネルギーを蓄えるように身体に指令を出す役割を担っており、自然と脂肪をためこみやすくなってしまうのです。

また、ストレスが蓄積されると、つい甘いものや炭水化物などを摂取したり、食べることでストレス解消をしたりして、結果的に摂取カロリー過多の状態につながりやすくなります。

さらに、ストレスは睡眠の質にも影響を及ぼし、ホルモンバランスや代謝の乱れにもつながることも。

つまり、慢性的なストレス状態が続いてしまうと、「眠れない」「太りやすくなる」「さらにストレスがたまる」という悪循環を招いてしまうのです。

お腹の脂肪には2種類ある!内臓脂肪と皮下脂肪の違いとは

お腹の脂肪が落ちにくい理由には、実は脂肪の種類も大きく関係しています。

脂肪には、大きく分けて2つの種類があります。

脂肪の種類


・内臓脂肪:内臓のまわりにつく脂肪

・皮下脂肪:皮ふのすぐ下につく脂肪

ここでは、内臓脂肪と皮下脂肪のそれぞれの特徴や脂肪がつきやすい方の特徴、効果的な落とし方について詳しくみていきましょう。

内臓脂肪とは

内臓脂肪とは、お腹の内臓まわりにつく脂肪のことです。

皮下脂肪に比べて見た目では分かりにくいのが特徴ですが、増えすぎてしまうと健康リスクが高まります。

内臓脂肪はおへその高さを基準にしており、腹囲やCTスキャンによる面積によって測定できるため、健康診断で指摘されやすい脂肪です。

エネルギー源として使われやすく、比較的落としやすい一方で、メタボリックシンドロームの原因となりやすく、血糖値や血圧、コレステロールに悪影響を及ぼす恐れもあります。

内臓脂肪の見た目の特徴

内臓脂肪は臓器まわりにたまる脂肪のため、見た目では判断しにくいものです。

ただし、お腹だけが前にぽっこりと出ていたり、見た目はほっそりしているのにお腹だけ目立っている方は、内臓脂肪が蓄積しているかもしれません。

内臓脂肪の見た目の特徴は、次のとおりです。

内臓脂肪の見た目の特徴


・お腹だけがぽっこり前に出ている

・腕や脚は細いのに、お腹まわりだけ太い

・つまめる脂肪が少なく、お腹がパンっと張っている

上記のような特徴がある場合は、一見スリムでも内臓脂肪が多い「隠れ肥満」である恐れがあります。

見た目だけに惑わされず、定期的に体脂肪率や内臓脂肪レベルをチェックするように心がけましょう。

内臓脂肪がつきやすい方の特徴

内臓脂肪がつきやすい方の特徴は、次のとおりです。

内臓脂肪がつきやすい方の特徴


・運動習慣が少なく、座りっぱなしの生活が多い

・食事時間が不規則、夜遅くに食べることが多い

・ストレスが多く、睡眠不足になりがち

・年齢とともに筋肉量が減ってきたと感じている

・食べる量は多くないが、炭水化物や脂質の摂取量が多めである

内臓脂肪はたまりやすい一方で、比較的落ちやすい脂肪ともいわれています。

生活習慣を見直して、適度な運動習慣を取り入れることで、比較的スムーズにボディラインの変化を感じられるでしょう。

皮下脂肪とは

皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下にある皮下組織に蓄積される脂肪のことです。

皮ふの上からつまみやすく、見た目の変化が出やすいのが特徴です。

女性は、ホルモンバランスによって太ももやお尻、お腹まわりに皮下脂肪がつきやすいとされています。

皮下脂肪は身体を守るクッションのような役割を果たす一方で、蓄積され過ぎてしまうと、さまざまな不調につながる恐れも。

内臓脂肪よりも燃焼しにくいため、落とすためには継続的なケアが欠かせません。

皮下脂肪の見た目の特徴

皮下脂肪は、皮膚のすぐ下につくタイプの脂肪のため、体型の変化として現れやすいのが特徴です。

次のような見た目の特徴がある場合は、皮下脂肪が蓄積しているかもしれません。

皮下脂肪の見た目の特徴


・お腹や太もも、お尻に柔らかくつまめる脂肪がある

・全体的にふっくらして見える

・お腹から下の下半身を中心にボリュームがある

・ボディラインにメリハリがなく、たるみやセルライトが目立つ

皮下脂肪は、体温維持や外部からの刺激を守る働きがありますが、放置するとボディラインが崩れたり、たるみや冷え、むくみといった不調につながったりする恐れも考えられます。

代謝やスタイルに影響を及ぼさないためにも、早めの対策が必要です。

皮下脂肪がつきやすい方の特徴

皮下脂肪は、日々の生活習慣によってじわじわと蓄積されます。

次のような生活習慣や傾向がある方は、十分に注意しましょう。

皮下脂肪がつきやすい方の特徴


・運動する習慣がなく、筋肉量が少ない

・間食が多く、甘いものや脂っこいものが好き

・十分な睡眠時間を確保できていない

・疲れが取れにくいと感じている

・冷え性で血流が悪いと感じている

・年齢とともに代謝が落ちてきた

皮下脂肪は一気に減らすのが難しい脂肪ではあるものの、筋トレやストレッチ、有酸素運動をコツコツ継続することで、少しずつ引き締まったボディラインへと近づいていけるでしょう。

お腹の脂肪を落とす方法|生活習慣・食生活・運動習慣を解説

「最近、お腹がなかなかへこまない……」とお悩みの方も正しい生活習慣を意識して、コツコツと取り組むことで、脂肪は着実に減っていきます。

ここでは、お腹まわりをスッキリさせたい方に向けて、生活習慣・食生活・運動習慣で見直したいポイントを詳しく解説しましょう。

生活習慣のクセを見直す

お腹まわりの脂肪は、運動や食事だけでなく、ふだんのちょっとした生活習慣の積み重ねによって大きな変化が期待できます。

ここでは、お腹まわりの脂肪が気になる方におすすめしたい生活習慣のポイントをみていきましょう。

歩き方を意識する

歩くときに「正しい歩き方」を意識している方は多くないでしょう。

足を引きずるように歩いたり、ガニ股や内股になっていたりといった「間違った歩き方」が習慣化されてしまうと、骨盤や姿勢の歪みにつながり、お腹まわりに脂肪がたまりやすくなります。

正しく歩くためには、次のポイントを意識しましょう。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

正しい歩き方のポイント


・背筋を伸ばして、視線を前方に向ける

・お腹を軽く引き締めて歩く

・肩の力を抜いてリラックスする

・かかとから着地し、つま先でしっかり蹴り出す

・股関節から足を動かすように意識する

・腕は自然に前後に振る

上記のポイントを意識して歩くだけでも、体幹がしっかりと働いて、自然と代謝もアップしやすくなります。

毎日の家事や買い物、通勤中などの、ちょっとした時間を「ながら運動」に変えることで、お腹まわりもじわじわ変わってくるはずです。

座り方や姿勢を意識する

長時間にわたるデスクワークやスマートフォンやタブレットなどを使う時間が増えることで、ついつい姿勢が悪くなっていませんか?

実は、猫背や反り腰といった悪い姿勢が続いてしまうと、お腹まわりの筋肉がうまく使われずに脂肪がつきやすくなってしまいます。

そのため、座り方や姿勢を見直すだけでも、お腹まわりの筋肉が自然と使われやすくなるでしょう。

座る際に気をつけるべきポイントは、次のとおりです。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

正しい座り姿勢のポイント


・骨盤を立てて、浅すぎず深すぎない位置に座る

・背もたれに頼らず、背筋をやさしく伸ばす

・頭のてっぺんを天井から糸で引かれているイメージで肩の力を抜いて、左右のバランスを意識する

・両足はしっかり床につけ、足を組むクセはNG

ちょっとした座り方の違いでも、使われる筋肉や内臓への負担も大きく変わってきます。正しい姿勢を意識するだけでも、ぽっこりお腹の予防につながるでしょう。

立ち姿勢で気をつけるべきポイントは、次のとおりです。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

正しい立ち姿勢のポイント


・頭のてっぺんを上に引き上げるイメージで立つ

・肩を軽く引き、胸を開く骨盤を立てて、反り腰にならないよう注意

・体重を左右の足に均等にのせる

・お腹を軽く引き締める

立った状態の姿勢は、体幹の筋肉を自然に鍛える絶好のチャンス。慣れるまでは少し疲れてしまうかもしれませんが、姿勢が整うと呼吸も深くなり、自然とお腹まわりも引き締まりやすくなります。

また、気づいたときに、「自分の姿勢は大丈夫?」とチェックするのも大切なポイント。正しい姿勢のチェック方法は、次のとおりです。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

正しい姿勢のチェックポイント


・壁に沿うように背をつけて立つ

・頭、肩、お尻、かかとは壁にぴったりついているかを確認する

・腰(仙骨のあたり)と壁に、手のひらがぎりぎり入るくらいのスペースがあるかを確認する

 

定期的に自分の姿勢をチェックする習慣をつけることで、無意識のうちについているクセにも気づきやすくなります。少しずつ整えていけば、美しい立ち姿勢へとつながっていくでしょう。

生活リズムを整える

毎日の生活リズムが乱れてしまうと、ホルモンバランスや代謝にも悪影響が出て、脂肪がつきやすい体質になってしまいます。特に、夜ふかしや食生活の乱れといった不規則な生活は、内臓脂肪が増えてしまう恐れも。

生活リズムの乱れが気になる方は、次のような生活習慣を見直してみましょう。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

生活リズムを整えるポイント


・毎日なるべく同じ時間に寝起きする

・朝は日光を浴びて、体内時計をリセット

・朝食をしっかりとることで、代謝のスイッチをオンにする

・寝る直前のスマホやカフェインは控える

上記のポイントを意識するだけでも、自律神経が整いやすくなり、代謝アップにつながりますよ。

深い呼吸を習慣づける

スマートフォンやパソコン作業が多い方の多くは、前かがみの姿勢がクセになりやすく、胸やお腹が圧迫されて呼吸が浅くなりがちです。

また、緊張やストレスによって自律神経が乱れ、自然と呼吸が浅くなることもあるでしょう。

浅い呼吸が続いてしまうと、横隔膜や腹筋がうまく機能しなくなり、代謝や筋力の低下につながり、結果的に太りやすい体質となってしまいます。

浅い呼吸になりやすい方は、深くゆったりとした呼吸を意識してみましょう。

深い呼吸を繰り返すことで、リラックス効果はもちろん、姿勢の改善やお腹まわりの引き締めにもつながります。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

深い呼吸を習慣にするポイント


・背筋を伸ばし、姿勢を整えてから行う

・ゆっくりと呼吸し、吐く息を長くする

・息を吐き切ったら、新鮮な空気でいっぱいに吸い込む

まずは1日に数回、意識的に深い呼吸を繰り返してみましょう。深い呼吸を習慣化することで、不安や緊張から解放されるはず。

朝や夜など、落ち着いた時間に行うのがおすすめです。

身体を意識的に温める

身体が冷えてしまうと血行が悪くなり、脂肪を燃焼させるために必要な酸素や栄養をうまく運べなくなります。

その結果、代謝が低下し、お腹まわりに脂肪がつきやすくなるリスクも高まるのです。

身体を温めることで内臓の働きが活発となり、老廃物の排出もスムーズになります。冷えによるむくみやだるさも軽減されて、スッキリしますよ。

お腹痩せを目指すなら、身体を温める「温活」に挑戦してみましょう。具体的な方法は、次のとおりです。

身体を温めるためにできること


・白湯を飲む

・身体が温まる食べ物を摂取する

・お腹・腰まわりをカイロや腹巻きで冷やさないようにする

・湯船にしっかりつかって身体の芯まで温める

・冷たい飲み物や食べ物を控える

「冷えは万病のもと」という言葉があるように、季節を問わず身体を冷やさないように心がけることが大切です。

生活を見直す

お腹まわりの脂肪を減らすには、運動だけでなく「食事の質」にもこだわりたいもの。

食べすぎや栄養の偏った食事が続いてしまうと、内臓脂肪や皮下脂肪がつきやすくなります。普段の食生活を少しずつ見直していきましょう。

摂取カロリーや脂質・糖質などをコントロールする

お腹まわりの脂肪が気になるときは、「摂取カロリーが消費カロリーを上回っていないか」を定期的にチェックすることが重要なポイントです。

どれだけたくさん運動したとしても、消費カロリー以上に食べていては、脂肪は落ちません。

特に意識すべきなのが、脂質と糖質のバランスです。

パンや白ごはんなどの炭水化物や揚げ物やスイーツなどの糖質の多い食べ物ばかりを食べてしまうと、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。

もちろん、脂質や糖質も私たちにとって必要な栄養素ですので、極端に減らしすぎてはいけません。

たとえば、白米の量を少し減らしてみたり、砂糖をふんだんに使用したスイーツをフルーツやヨーグルトに置き換えたりなどしながら、少しずつ摂取カロリーや脂質・糖質のバランスをコントロールしていきましょう。

カロリーだけにこだわりすぎず、全体の栄養バランスを意識することこそ、無理なく続けるポイントです。

タンパク質の多い食事を意識する

タンパク質は、お腹の脂肪を減らすために意識したい栄養素です。

タンパク質は、筋肉をつくるために大切な栄養素であり、代謝アップにも欠かせません。

筋肉量が落ちると脂肪が燃焼しづらい身体につながってしまいます。脂肪燃焼効果をより高めるためには、運動をしたあとに摂取するのがポイントです。

おすすめのタンパク源は、次のとおりです。

タンパク質を多く含むおすすめの食材


・鶏むね肉、ささみ

・魚(特にサケやサバ)

・卵

・大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)

・チーズやギリシャヨーグルト

タンパク質は、意識的に摂取しないと不足しがちな栄養素でもあります。1回の食事で最低でも1種類以上のタンパク源を摂るように心がけてください。

さらに、タンパク質には「満腹感が続きやすい」といううれしい効果も期待できます。

食べすぎを防ぐためにも、毎食にタンパク質をバランスよく取り入れるように意識しましょう。

食物繊維を取り入れて便秘解消を目指す

ぽっこりお腹の原因の一つに、便秘が挙げられます。

腸内に老廃物がたまると、代謝も低下しやすくなり、お腹まわりに脂肪がつきやすくなるのです。

便秘解消のために意識したいのが、食物繊維を摂取すること。

食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と溶けにくい「不溶性食物繊維」があり、それぞれ働きが大きく異なります。

食物繊維の種類特徴多く含む食材
水溶性食物繊維腸内の善玉菌を増やす便を柔らかくして排出しやすくする・わかめ
・こんにゃく
・さつまいも
・みかん
・キウイ
不溶性食物繊維腸を刺激して、腸の働きや動きを促進する・ごぼう
・豆類
・きのこ類

両方の食物繊維をバランスよく取り入れるのが、便秘解消のポイント。また、食物繊維と一緒に水分もしっかり摂取することで、スムーズに便が出やすくなるでしょう。

便秘が解消すると、お腹まわりがスッキリするだけでなく、身体のめぐりもよくなり、代謝アップにもつながります。

運動習慣をつける

お腹まわりの脂肪が気になると感じている方は、無理なく続けられやすい運動習慣を取り入れていきましょう。

特に、「有酸素運動+筋トレ」を組み合わせることでより高い脂肪燃焼効果が期待できます。

運動が苦手な方も、まずは身体を軽く動かすことから始めてみませんか?

ここでは、ぽっこりお腹対策のために取り入れたい運動習慣についてみていきましょう。

朝の有酸素運動で代謝アップを目指す

朝は、内臓の働きが活発になり始める時間帯です。

このタイミングで有酸素運動を取り入れると、一日を通して代謝が上がりやすくなるといわれています。

朝の時間帯は、体内に残った糖質が少なく、体内の脂肪をエネルギー源として使いやすい状態。

そのため、脂肪燃焼効果を高めるのにベストな時間帯なのです。

運動といっても、いきなり負荷の大きなトレーニングを取り入れる必要はありません。

ウォーキングや軽めのジョギング、ストレッチなどの軽めの有酸素運動でも十分な脂肪燃焼効果が期待できます。

目安としては、20〜30分程度のウォーキングや軽めのジョギングがおすすめです。

忙しい方や運動が苦手な方は、1日5〜10分程度の運動から始めることで、少しずつ運動習慣を身につけていきましょう。

筋肉量を増やすエクササイズを取り入れる

筋肉は、身体を動かすのはもちろん、私たちの基礎代謝を高めるうえでも欠かせない存在です。

筋肉量が増えると、何もしなくても消費されるエネルギー量も増えるため、太りにくく痩せやすい体質につながるでしょう。

なかでも、下半身や体幹といった大きな筋肉をトレーニングすることは、全身の代謝アップに効果的な方法です。

太ももやお尻、インナーマッスルなどを鍛える簡単な筋トレを習慣化することで、自然と筋肉量も増えていきます。

筋トレによって分泌される成長ホルモンが、脂肪燃焼を促進する効果が期待できるため、筋トレをしたあとに有酸素運動を組み合わせるとより効果的。

まずは、「一日10〜15分・週2〜3回のペース」で無理のない範囲で取り組んでみましょう。

初心者向け!自宅でできる簡単ストレッチ&トレーニング5選

「運動が苦手で継続できる自信がない……」

「ジムに通うのは少しハードルが高い」

このように感じている方にこそ試してほしいのが、自宅で気軽にできるユミコアメソッドのストレッチ&トレーニングです。

今回は、初心者でも取り入れやすく、身体の歪み改善や代謝アップにもつながる「ユミコアメソッド」のメニューを厳選してご紹介します。

特別な道具は不要で、リビングや寝室でサッとできるものばかり。お腹まわりの脂肪にお悩みの方は、ぜひ挑戦してみましょう。

ユミコアとは

ユミコアは、整体師のトレーナー・Yumiko氏が考案した、全身のゆがみを整えて本来の機能を引き出すボディメソッドです。

「骨格から身体を変えて、女性らしい曲線Bodyへ」をコンセプトに、筋肉を鍛えるだけでなく、骨格のバランスや呼吸・姿勢に着目したトレーニングを提案しています。

骨盤や背骨、股関節といった私たちの身体の土台となる「骨格」を正しい位置に整えながら、インナーマッスルにアプローチするため、身体の内側から美しく引き締まったボディラインに近づけるのが特徴。

「運動が苦手」「体力に自信がない」という方でも続けやすく、お腹まわりの脂肪にお悩みの方はもちろん、姿勢改善やダイエット、産後の体型戻しなど、幅広い悩みに対応できます。

ユミコアボディの公式InstagramやYouTubeの公式チャンネルでは、膣トレにおすすめのストレッチやトレーニング方法を発信しています。無料でユミコアメソッドを体験できますので、興味のある方は公式InstagramやYouTubeの公式チャンネルをチェックしてみましょう。

ユミコアボディに興味がある方は、ぜひ公式Instagramをチェックしてください。

ユミコア公式Instagram

ユミコアの公式Yutubeはこちら

ユミコア公式Youtube

深い呼吸をしやすくする「胸郭ストレッチ」

姿勢が崩れたり、運動不足の状態が続いたりすると、肋骨まわりが硬くなり、呼吸が浅くなりがちです。浅い呼吸は、自律神経の乱れや代謝の低下を引き起こす原因につながります。

深い呼吸をしやすくするためにおすすめなのが胸郭ストレッチです。胸が自然と開きやすくなることで、深く安定した呼吸がしやすくなり、リラックスした状態へと導いてくれるでしょう。

胸郭ストレッチのやり方


1. あぐらで座り、左右の坐骨を床に均等につける

2. 両肘を肩の横に出して90度に曲げる

3. 背骨が反らないようにしながら、骨盤の上に上半身を乗せて首の後ろを長く伸ばす

4. 右手を下・左手を上側にうごかして、肋骨を左に捻る

5. 左手を下・右手を下側に動かして、肋骨を右に捻る

4と5の動きをゆっくり5回ほど繰り返す

一日に何度か繰り返して行うことで、呼吸が深まり、姿勢や代謝の改善にもつながります。毎日の習慣として取り入れてみましょう。

しなやかな背骨を目指そう!「背骨のストレッチ」

背骨は身体の軸となる大切なパーツです。

しかし、デスクワークやスマートフォン操作などで長時間同じ姿勢を続けてしまうと、知らず知らずのうちに背骨が硬くなり、姿勢の乱れや体調不良の原因になるケースも少なくありません。

ユミコアがおすすめする背骨のストレッチは、硬くなった背骨まわりをやさしくほぐしながら、しなやかな背骨を手に入れるために効果的なエクササイズです。

背骨をしなやかに保つことで、姿勢が整うだけでなく、呼吸や内臓の働きもスムーズになります。

背骨のストレッチのやり方


1. 仰向けの状態に寝る

2. ローラーを横向きにセットして胸の裏側部分に当てる

3. 腰が反らないようにしながら、腰を少し丸めるように意識する

4. 骨盤の向きを調整しながら、膝を曲げて肩幅より広く足を広げておく

5. 両手で後頭部を抱え込むように支えながら、頭とお尻を引っ張り合うようにして背中を広げる

6. 息を吸って、吐きながらおへそを覗き込むように背骨を丸める

7. 息を吐きながら頭が遠くを通るようにして、背骨を反らせる

背骨を丸めて反らせる動作を10回程度繰り返し行ってください。

お腹の脂肪にアプローチ!「股関節のストレッチ」

股関節は、下半身と上半身をつなぐ重要なパーツであり、日常の姿勢や歩き方、代謝にも大きく関係しています。

しかし、長時間のデスクワークや運動不足の状態が続いてしまうと、股関節まわりの筋肉が硬くなり、血流やリンパの流れが滞ってしまいがちです。

その結果、お腹まわりに脂肪がつきやすくなり、冷えやむくみの原因となります。

ユミコアが提唱する股関節のストレッチは、股関節をやさしく動かすことで、お腹まわりの代謝を高め、脂肪燃焼をサポートします。

股関節のストレッチ


1. 膝立ちから片足を横に開き、開いた方の足の内側を床につける

2. 肘を床についたら、息を吸って、吐きながらお尻を後ろに引き、内ももを伸ばす

内ももの筋肉がじんわり伸びる感覚を意識しながら、呼吸を止めないのがポイント。左右10回ずつを目安にリラックスした状態で行いましょう。

くびれをつくるトレーニング

美しいくびれを目指すには、腹筋まわりの筋肉を鍛えるだけでなく、肋骨や骨盤の位置を正しく整えることが大切です。

ユミコアメソッドでは、インナーマッスルや体幹にアプローチしながら、無理なくくびれをつくるトレーニングを提案しています。

姿勢改善にもつながるため、見た目の変化はもちろん、動きやすさも感じられるでしょう。

くびれをつくるトレーニングのやり方


1. 仰向けになり、手を肩の高さで横に開く

2. 両手のひらを天井に向ける

3. 膝を90度に曲げて立てる

4. 両脚をくっつけておく

5. 鼻から息を吸って、吐きながら膝を右側に倒す(※足の裏はマットから離れてOK)

6. 息を吸って膝を中央に戻す

7. 吐きながら膝を左側に倒す

膝を左右に倒した時に背中が浮かないように腰から捻ることを意識しながら、左右10回ずつ行ってください。

寝ながらできる!最強のコアマッスルトレーニング

「体幹トレーニングはキツそう……」と感じている方でも安心して挑戦しやすいのが、寝ながらできるユミコア式のコアマッスルトレーニングです。

お腹の深層部にあるインナーマッスルに働きかけるため、姿勢が安定するのはもちろん、お腹まわりをスッキリ見せてくれる効果が期待できます。

特に、反り腰やぽっこりお腹が気になる方にはおすすめのメソッドです。

コアマッスルトレーニングのやり方


1. 仰向けになり両膝を立て、骨盤を床と平行にする

2. 腰の下に手のひら一枚分のすき間が出来ているかを確認する

3. 両手は体側に置いて、背骨を長く保った状態で肩甲骨を床につけておく

4. 息を吸ってお腹を膨らませ、息を吐きながら膣を引き上げる

5. 膣を引き上げたまま両足を床から持ち上げて、膝が90度の体勢をキープする

6. 肋骨に空気を入れるように息を吸い、吐く息で片足ずつ膝を伸ばす

足の角度は斜め45度くらいからスタートするのがおすすめです。左右に倒す動きを7〜10回程度繰り返し行ってください。

骨盤が丸まったり、反りすぎたりしないように、腰の下に手のひら1枚分の隙間をキープした姿勢で行うと効果的です。

足を左右に倒すときは、肩甲骨が床から浮かないように注意しましょう。

まとめ|お腹まわりの脂肪はユミコアメソッドでアプローチしよう

お腹まわりに脂肪がついてしまうのは、生活習慣の乱れや加齢による基礎代謝の低下、ホルモンバランスの変化など、さまざまな原因が考えられます。

特に、年齢を重ねると筋肉量が減りやすくなり、活動量も減少しがち。そのため、消費エネルギーが落ちて、脂肪がつきやすい状態になってしまいます。

お腹まわりの脂肪が気になるとき、ただ食事を制限するだけでは思うように変化が見られないこともあるでしょう。

そんなときにこそ、姿勢や呼吸、骨格のバランスに着目した「ユミコアメソッド」が効果的です。

チェックポイント

チェックポイントーCheck Pointー

ユミコアの魅力


・骨格を本来の位置に整える

・独自のアプローチで、変化を実感しやすい

・初心者でも無理なく続けられるよう、丁寧なサポートが充実している

・女性特有の悩みに寄り添ったプログラムを提案している

ユミコアでは、骨盤や肋骨、肩甲骨といった身体の土台にやさしくアプローチしながら、姿勢改善やインナーケア、そして不調を抱えにくい身体づくりをサポートします。

スタジオでの「対面レッスン」はもちろん、忙しい方には「オンラインレッスン」もおすすめです。

「自分の身体と丁寧に向き合いたい」「無理なく続けられるケアを始めたい」とお考えの方は、7日間無料のオンラインレッスンを受講してみませんか?

ユミコアメソッドで、あなたのお腹まわりを引き締めて、自信の持てるボディに仕上げていきましょう!

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著者: yumicorebody

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