【理学療法士のオススメ動画あり】おすすめの骨盤矯正グッズ、産後や寝ながらエクササイズに使える機器も解説!

骨盤矯正のグッズはさまざまなものがあり、座っている間や寝ている間に使えるもの、マッサージ機能のあるもの、エクササイズ中に使えるものも市販されています。今回は産後の女性に適したものやおすすめグッズ、合わせて行うと良いエクササイズなども解説します。

■骨盤矯正とは?必要となる原因

骨盤矯正とは

まずはじめに骨盤矯正について、そして骨盤矯正が必要となる原因について説明しましょう。

・骨盤矯正とは?

矯正と聞くと何かに力を加えて位置を変えると思われがちですが、この場合の骨盤矯正とは厳密に骨盤の骨に直接力を加えることではありません。もちろん、中には骨盤自体に外力をかけて関節を動かす方法も含まれますが、骨盤矯正は骨盤の歪みや筋肉のアンバランスなどを元の正しい状態に近づけるようにするために、関節運動、ストレッチ、エクササイズなどを手段として関節の動きや筋肉の柔軟性にアプローチすることもこう呼ぶことが多いです。

・姿勢不良の原因に!骨盤と姿勢は深くつながっている!

骨盤矯正が必要となる人はいったいどんな人なのでしょう。

□筋力が弱くなっている

□日頃足を組む、片足重心で立つなどのクセがある

□産後などで骨盤が緩くなっている、歪んでいる

などが挙げられます。特に姿勢不良は骨盤矯正の大敵です。筋力が弱くなっている、日頃のクセなどは姿勢不良の原因となりやすく、骨盤矯正をしてもこれらの原因を取り除かないと再び姿勢が悪くなります。猫背や反り腰、巻き肩やストレートネック、肩こり、腰痛などの姿勢不良は、背骨やその周囲の筋肉だけでなく、背骨と関節で繋がっている骨盤からも大きな影響を受けます。例えば骨盤が後ろに傾くと重心が後ろに残るため、猫背のように背中部分の背骨の弯曲が前方に強くなり重心のバランスがくずれ姿勢不良となります。

・産後の骨盤矯正はどうして必要なの?

出産後は出産前後に分泌されるホルモンの影響により関節の靭帯が緩くなります。これは赤ちゃんが産道を通る際にスムーズに通れるように、お母さんの体に備わったもので、出産が近づくと腰痛や関節痛を生じることもあります。骨盤の関節が緩んだ状態で日常生活を送っていると、骨盤が歪んでしまったり、関節への負担を減らすために姿勢が悪くなってしまいます。出産直後はまだ関節が緩んだ状態ですので目安として出産後3ヶ月以降が推奨されています。個人差があるため、ご自分の体調に合わせて行うと良いでしょう。

ダイエットにも効果的!

骨盤を矯正することで、姿勢不良も改善され背骨周囲の筋肉も効果的に使うことができます。そのため筋肉の活動量も増え、ダイエット効果も期待できます!例えば、ぽっこりお腹を改善することができたり、女性らしいくびれを手に入れることも可能です。

他にも骨盤の位置を元通りにすることで骨盤底筋が効果的に働き、内臓下垂を防いで腸の動きが改善することにより便秘解消や宿便の排出によるダイエット効果など、さらなる効果が期待されます!

 

■【シーン別】矯正グッズの使い方

骨盤矯正グッズ

さまざまな生活のシーンにおけるグッズの使い方や寝ながら使えるもの、仕事中に使えるものについて解説しましょう。

・自宅でリラックスしながら使えるグッズもある

床に座る際の座布団の代わりに使えるクッションタイプのもの、寝転んだ際に腰の下に入れて骨盤のストレッチ効果があるものなどもあります。自宅でリラックスしている時にもこのように骨盤のサポートやストレッチができると、ストレッチやエクササイズと組み合わせて行うことでさらに効果が期待できます!

・仕事中の姿勢不良が気になる方にも使えるグッズ

仕事中の姿勢不良が気になる人には、椅子やシートタイプのもの、クッションのように既存のシートタイプの物が使いやすいでしょう。昨今では新型コロナウイルスによる在宅勤務の形式を取っている企業もあり、家で仕事することも増えました。デスクの前に長時間座ることが多い方には、ストレッチやエクササイズと合わせて骨盤サポート、もしくは良い姿勢を保つことができるチェアタイプのものがおすすめです。長時間の座位は骨盤や腰に負担をかけますので、次にご紹介する椅子に座りながらできるストレッチも是非取り入れてみてください。

【座ったまま骨盤、背骨のストレッチ】

1.椅子に浅く腰をかけ、両足が床に着くようにして座ります。背もたれから背中は浮かせておきましょう。

2.骨盤の骨が手に触れるところ(股関節の少し上)部分に両手を置き、背中を少し丸めて骨盤が後ろに傾くようにしましょう。

3.次に背筋をまっすぐにして、お尻の穴が後ろに向くように意識しながら骨盤を前に傾けます。

◎目安回数:10回程度

長時間の座位は腰に負担をかけますので、1時間に1度ぐらいストレッチを行うと気分転換にもなります。

ストレッチやマッサージ効果があるものも!

骨盤矯正グッズ中には座椅子タイプでマッサージ機能が付属しているタイプのものがあります。背骨周囲や骨盤の両脇にエアバックが入っており、エアの入れ具合を調節して骨盤をサポート、さらにマッサージ効果が得られリラックス効果も同時に得られます。背もたれがリクライニングして背骨のストレッチが行える効果が付属されたもの、背もたれが折り畳みになっていてコンパクトになるタイプもあり、ご自宅で場所を取らずに置いておくことができます。テレビ鑑賞や読書の際にはこのようなグッズも用いると、ストレッチやエクササイズと合わせてさらなる効果が期待できるでしょう。

■骨盤矯正グッズの種類と特徴

骨盤矯正グッズ 種類 特徴

骨盤矯正に用いられるグッズやその特徴についてもお話ししましょう。

・身につける下着やコルセット、スパッツタイプ

骨盤矯正のストレッチやエクササイズで本来の位置に戻った骨盤の位置をできるだけ保っておくことも大切です。コルセットや下着、スパッツタイプの骨盤矯正グッズは骨盤を圧迫して安定させるという効果もあります。骨盤のストレッチやエクササイズをおこなった後には、これらのグッズも併用して用いるのも良いでしょう。骨盤を締めるタイプのコルセットは、ぎっくり腰など、関節の炎症を起こした場合に安静を保つ際にも効果が期待できます。

・座る時のお供、椅子や座布団タイプ

前項でも話したように仕事、テレビ鑑賞、読書など日常生活のさまざまな場面で椅子や床に座る機会が多いのではないでしょうか。長時間同じ姿勢をとると、身体のさまざまな関節に負担がかかりますので、椅子や座椅子タイプの骨盤矯正グッズは関節への負担を軽くしてくれる効果が期待できます。他にもクッションタイプのものもありますので、ご自分の好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。またそれと合わせて、ストレッチなどで関節の柔軟性の確保、エクササイズなどで関節を支える筋肉を鍛えてあげることが重要です。関節に負担がかかるとその周囲の筋肉の緊張が高まり、硬く柔軟性が損なわれてしまいますので、1日の終わりにストレッチなどで関節や筋肉をほぐしてあげると良いでしょう。

・女性にオススメ!産後にも使えるグッズ

産後によく用いられるベルトタイプのコルセットで骨盤をグッと圧迫して使うタイプのものは骨盤の安定性を得られるので、関節が緩みがちな出産前後に方には安心して使用できます。ただし、圧迫力が強すぎると皮膚を傷つけてしまうこともあるので程々にしましょう。

ガードルタイプのものも骨盤を圧迫して骨盤の緩みを補助してくれます。骨盤が緩んだ状態で日常生活を送ると、背骨や股関節などの隣接する関節やその関節を支える筋肉にも大きな負担がかかりますので、骨盤への負担、歪みを最小限にするためにもこれらのグッズも併用するのも得策です。そして骨盤の緩みが少し改善してきたら、無理のない範囲で骨盤矯正も行うと良いでしょう。

 

■グッズを使って効果的に骨盤矯正をしよう

グッズを使って骨盤矯正

ではここで骨盤矯正グッズを使った骨盤矯正法について紹介することにしましょう!

 

・ホグッシーは骨盤周囲の筋肉をほぐす

骨盤底筋を効果的にエクササイズするには、股関節をまたいで骨盤に付着する腸腰筋(ちょうようきん)のコリをほぐす必要があります。腸腰筋は深層にある筋肉であるため、こり固まった筋肉をほぐすには、筋膜リリースボール「Hoggsy(ホグッシー)」がおすすめです。「Hoggsy(ホグッシー)」は対象となる筋肉に当てて、ご自身の体重をかけて転がすことで表面の硬さの違いを利用して筋肉をマッサージする効果もあり、効果的に筋肉をほぐすことができます。

また大臀筋(だいでんきん)などのお尻や太ももの裏側の筋肉も骨盤の動きを左右する筋肉です。大臀筋のほぐしも筋膜リリースボール「Hoggsy(ホグッシー)」を使って行えます。使い方は同様に「Hoggsy(ホグッシー)」に乗ってボールを動かすように身体を上下左右に動かすだけで効果的なマッサージが行えます!

・ホグッシーローラーを使って背骨ストレッチ

大きな筋肉や手が届きにくい背部にある筋肉のストレッチを行う場合には、「HoggsyRoller(ホグッシーローラー)」を使うと効果的に行えます。今回は手の届きにくい背骨のストレッチを「HoggsyRoller(ホグッシーローラー)」で行う方法についてご紹介します。

 

1.ローラーを横向きにセットしておっぱいの裏側に当てる

2.この時に腰が反らないように腰を少し丸めるように骨盤の向きを調整し、膝は曲げて肩幅より広く足を広げておく

3.手で後頭部を支えて背骨をまっすぐ伸ばし、息を吸って吐きながらおへそを覗き込むように背骨を丸める

4.息を吐きながら頭が遠くを通るようにして、背骨の上側を反らせて頭を下ろす

目安回数:10回程度

 

・さまざまなグッズは組み合わせるとさらなる効果が!

骨盤矯正グッズにはさまざまな用途、生活シーンに合わせたものがあります。例えばローラーや筋膜リリースボールなどはストレッチやエクササイズに使用しますが、エクササーズ以外の日常生活の場面では、コルセットやパンツタイプなどの骨盤矯正グッズを用いて骨盤の安定性の向上を図ることにより、周囲の関節への負担軽減して骨盤の歪みの悪化が起こりにくくすることも可能です。さまざまな生活シーンに合わせてグッズやストレッチ、エクササイズを組み合わせてみてください!

 

■まとめ

骨盤矯正グッズはさまざまなタイプのものが売り出されており、コルセットやスパッツ、レギンスタイプなど骨盤を締めて安定を図るもの、床や椅子に座っている時に骨盤をサポートするタイプのものと日常生活上で長時間身につけて使用するもの、生活シーンに適したものとさまざまです。骨盤矯正とはそもそも骨に直接外力を加えて矯正するだけではなく、ストレッチや筋肉のほぐしにより骨盤の柔軟性を確保し、骨盤を本来の位置に戻したのちエクササイズにより骨盤をサポートする筋力を鍛えることも含みます。筋力低下や日常のクセ、骨盤の緩みなどにより姿勢不良を引き起こしたり、産後の骨盤の緩みによるさまざまな症状を軽減させるためにも骨盤矯正は重要です。症状の例としては、猫背や腰痛などの姿勢に関連したもの、便秘や生理痛、子宮脱などの身体症状などが挙げられますが、加えてダイエット効果も期待できる骨盤矯正は女性特有の悩みの解決が期待できます!先ほどあげたさまざまな症状でお悩みの方は是非、骨盤矯正グッズとストレッチやエクササイズも試してみてください!

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