【理学療法士オススメ動画あり】肋骨締めはベルトではなく肋骨を締めるエクササイズがおすすめ!

肋骨が開いているので締めたいけどやり方がわからない、肋骨を締めるコルセットやベルトを使うと痩せると聞いたけど本当なの?と気になっていませんか?今回はそんな方にコルセットやベルトを使用するメリット・デメリット、ユミコアがオススメするエクササイズで肋骨を締める効果的な方法をご紹介します!

■肋骨はなぜ開くの?締めるとどんな効果があるの?

肋骨 締める どんな効果

まず初めに、肋骨が開いてしまう原因、肋骨締めの効果について解説しましょう。

・肋骨が開いている状態とは?

肋骨は背骨と身体の前側にある胸骨と共に中に収納された肺や心臓を衝撃から守ります。肋骨は約12本の肋骨が右と左の両サイドにあり、肺が空気を取り入れるために膨らんだり萎んだりするため、肋骨には可動性があります。上部の肋骨は上下に、下部の肋骨は左右方向に開きます。肋骨が開いた状態とは下部の肋骨が左右方向に開き、みぞおちの両サイドの肋骨が横もしくは前にせり出した状態を言います。

・肋骨が開いてしまう原因

特に下部の肋骨は腹筋が付着するため、腹筋が弱くなって緩むと肋骨が前にせり出るのを抑えることができなくなり、みぞおちから下の肋骨部分が開いてしまいます。またコアマッスルの一つである腹横筋(ふくおうきん)は下部の肋骨の側面にかけて付着しているため、コアマッスルが弱くなると肋骨の左右、横方向へも開いてしまう原因となります。

・肋骨を締めることで得られる効果とは?

肋骨を締めるとウエストラインのくびれができるため、美しいボディラインを得ることができます。そのため痩せて見えるという外見面からの効果も得られます。

もう一つの肋骨締めの効果はちょうどみぞおちの下には胃があるために、暴飲暴食を防ぎ、食事量を抑える効果が期待できます。食事量が減ることで摂取カロリーも減るため、ダイエット効果を得ることができます!

肋骨締めコルセットやバンドのさらに詳しい効果について知りたい方は、「【理学療法士のオススメ動画で解説】肋骨を締めるコルセットやベルトの効果はあるの?おすすめやその他の方法もご紹介」をご覧ください!


■肋骨締めのためのコルセットやベルトとは?

肋骨締め コルセット ベルト

肋骨締めのコルセットやベルトは気になるけどどんなものがあるのか知りたい、という方にタイプ別の種類をご紹介しましょう。

・肋骨だけではなくお腹や腰もサポートするニッパータイプ

肋骨部分からウエストにかけて引き締め効果のあるニッパータイプは、みぞおちから腰までのタイプのものが多く、ずり落ちません。ガードルのような生地にフックをかけるタイプのもの、ヒモで編み上げるタイプのものがありますが、通常のブラジャーやショーツなどの下着を選ばずに着用することが可能です。腰やお腹もサポートするため、腰部分のくびれや腰痛サポートにも役立ちます。

・ずれ落ちにくいボディスーツタイプ

オールインワンタイプのボディスーツはブラとガードルも一体化となったもので、巻き上がったりずれ落ちる心配がないのが特徴です。ニッパータイプやベルトとは異なり、締める強さを調節することができないため、徐々に締めて肋骨締めをすることは困難です。しかし、ボディーラインも凹凸がなく全体を引き締められるのでアウターに響きにくく普段使いに最適です。

・肋骨だけを締めるベルト(バンド)タイプ

肋骨の下部、みぞおちの下部分だけを締めるバンドタイプのものもあります。肋骨部分だけのバンドなので、ウエスト部分や胃の締め付けも最小限なため、食事の際の窮屈感は最小限に抑えることができます。アウターに少し響いてしまう場合もありますが、暑い時期にはニッパータイプやボディスーツタイプと比較すると快適に過ごすことができます。

これらのコルセット、バンドの締め方、その他のタイプについて詳しく知りたい方は、「【理学療法士のオススメ動画で解説】肋骨を締めるコルセットやベルトの効果はあるの?おすすめやその他の方法もご紹介」をご覧ください!

■肋骨締めコルセットやベルトのメリット・デメリット

肋骨締め コルセット メリットデメリット

肋骨締めコルセットやベルトについて肯定的な意見や否定的な意見も見かけます。ここでは肋骨締めのコルセットやベルトのメリット、デメリットについてご紹介しましょう。

 ・肋骨締めコルセットやベルトのメリット

肋骨締めコルセットやベルトの最大の利点は即効性を得られるというところでしょう。コルセットやベルトを巻くだけで外側から肋骨の広がりを抑えることが可能なため、肋骨締めの効果を即時に感じることができます。また肋骨を外側から抑えることで、胃の膨張も抑えることができるので食事量をカットしてダイエット効果が得られます。

・デメリットもある?コルセットやベルト使用の注意点

肋骨締めコルセットやベルトは即効性のある効果が得られますが、外してしまうとその効果が一瞬にしてなくなってしまいます。またコルセットやベルトを巻いている部分の筋肉が弱くなってしまうというデメリットもあり、特に腰やお腹部分も覆うタイプのものですと、外からの圧迫により背骨周囲や腹筋などの体幹筋を使わなくてよくなるので、ぽっこりお腹や腰痛の原因になってしまうこともあります。長期間の使用には十分注意してください。

・肋骨締めはコルセットやベルトでなくてもできる!

実は肋骨締めはコルセットやベルトでなくても行うことができます。ユミコアではストレッチやエクササイズにより、骨盤締めを行う方法をオススメしています。肋骨が開いてしまう原因は、コアマッスルや腹筋などの体幹筋の筋力低下でも起こります。また肋骨が付着している背骨の柔軟性の低下、横隔膜(おうかくまく)や腹横筋、棘筋(きょくきん)などコアマッスルの筋力低下により筋肉が緩み、みぞおちから下の肋骨が前後左右に開いてしまいます。ストレッチによりコアマッスルを効果的に働くように、またエクササイズにより筋肉の緩みを軽減することで、肋骨が開くのを抑えることが可能です。次にユミコアがオススメする肋骨締めのためのエクササイズをご紹介しますので気になる方は是非試してみてください!

■肋骨締めはエクササイズで!スタイルや姿勢も良くなる!

肋骨締め エクササイズ

先ほどもご紹介したようにコルセットやベルトでなくても肋骨締めは可能です。ここではユミコアがオススメする肋骨締めのためのコアマッスルトレーニングや背骨のストレッチ、また同時に得られる効果についても解説しましょう。

 

肋骨締めコルセットやベルトについて肯定的な意見や否定的な意見も見かけます。ここでは肋骨締めのコルセットやベルトのメリット、デメリットについてご紹介しましょう。

・肋骨締めにはまず背骨のストレッチが重要

 

1.ローラーを左斜め前に縦に置き、左手は床、右手はローラーの上にチョップの形で乗せる。

2.右手と背中を遠ざけるように右の背中を丸め、右の背中を膨らませるように呼吸を入れる。

3.息を吐きながら、右手と背中を遠くに放すように背中を伸ばしていく。

4.緩めた時に背中を膨らませるように呼吸します。

◎目安回数「3.」の動きを左右3~5回繰り返しましょう。

・呼吸法でコアマッスルのトレーニング!

肋骨締めは特にコアマッスルを鍛えることが重要です。コアマッスルは横隔膜呼吸を行うエクササイズで鍛えることができます。ここでは効果的にコアマッスルを鍛えることのできる横隔膜呼吸のエクササイズを一つ紹介しましょう。

【横隔膜呼吸】

1.両膝を立てて仰向けに寝て、両手をみぞおちの左右に置きます。

2.鼻から息を吸って吐いた後、肋骨の上に置いた手で少し肋骨を圧迫してロックします。

3.その状態で鼻から吸って背中に空気が入るようにしましょう。

4.お腹に入った息を今度は吐き切ります。苦しくなるまで吐いた後に1−2秒その状態をキープしましょう。

◎目安回数:5〜10回

・ヒップリフトで下腹も肋骨もぺったんこ!

肋骨締めのためにはコアマッスルの強化が重要であると解説しましたが、コアマッスルは横隔膜、腹横筋、棘筋、骨盤底筋でコアハウスを形成します。一つでもその筋肉が弱くなってしまうとバランスが崩れてしまいます。ここでは骨盤底筋のトレーニングをご紹介します。

【コアマッスル骨盤底筋を鍛えて肋骨締め】

1.膝を立て仰向けになり、両手の親指を腰にある骨盤の前の骨の内側に当てます。

2.鼻から息を吸ってお腹をパンパンに膨らませ、次にゆっくり息を吐きながらゆっくりと優しく膣を引き上げます。

◎目安回数:5−10回

◎ポイント:細く長く息を吐き続けていくと下腹が薄くなります。親指を当てている骨盤の前の骨の内側の筋肉がもり上がる感覚があればOK(お腹が硬くなっている時は正しく骨盤底筋が使えていないのでNG)。

 

■まとめ

肋骨締めにはコルセットやベルトなど外力によって締めることもできますが、エクササイズによって締めることも可能です。まず、肋骨が開いてしまう原因としては腹横筋や腹筋などのコアマッスルが弱くなり、肋骨が開いてしまうのを抑えられないことが影響します。ニッパーやボディスーツタイプ、バンドタイプなどさまざまなタイプのベルトがありますが、即時効果がある代わりに使用をやめるとすぐに戻ってしまいます。また同時に胃が圧迫されることにより食事量を制限できますが、体幹の筋肉が弱ってしまい、ぽっこりお腹や腰痛の原因になります。ユミコアでは、横隔膜などのコアマッスルを鍛えることにより肋骨締めを行い、美しいボディラインを作るエクササイズをオススメしています。肋骨が開いている、くびれを手に入れたいという方は、ユミコアがオススメする肋骨締めエクササイズを是非試してみてください!

YumiCoreBodyオンラインレッスンでは、肋骨締めのためのストレッチやエクササイズをたくさんご紹介しています。肋骨の柔軟性を得るための肋骨や背骨、肩甲骨の筋肉のほぐしやストレッチ、肋骨が開いてしまうのを抑えるための横隔膜や腹横筋などのコアマッスルのエクササイズなど美しいボディラインを作るためのエクササイズをオンラインで受けることができます。

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