【理学療法士オススメ動画付き】骨格タイプを知りたいならお家で自己診断!骨格対応別エクササイズもご紹介。

体型を分類する骨格タイプという言葉を聞いた事がありますか?ナチュラルやストレート、ウェーブなどに分けられ、自分の骨格タイプを知ることで、自分に似合う服や肉のつきやすさがわかります。今回は、骨格タイプ別に身体のどの部位をどのようにボディケアすれば良いのかについても解説しましょう。

■骨格タイプとは?種類は大きく3種類

骨格タイプとは?

基本の3種類と言われるそれぞれの骨格タイプについて、また自分がどの骨格タイプに当てはまるのか知ることでどのようなメリットがあるのか解説しましょう。

骨格タイプとは?

骨格タイプとは、個人ひとりひとり骨、筋肉、脂肪のつき方、肌の性質の違いなど体系の特徴をグループ化したものです。その体型の特徴に合わせて、洋服のデザインや素材を選ぶ事で自分らしいファッションを楽しむことができます。

骨格タイプは主に3種類

骨格タイプは自分で骨格診断をすることにより、主に3つの種類に分ける事ができ、ナチュラル、ウェーブ、ストレートの3種類が主な分類です。他にも7種類に分けるものもありますが、一般的なものは3種類と言われています。自己診断は9つの質問で構成されているものが一般的で、自宅で簡単にセルフチェックが可能です。

骨格タイプがわかるとこんなメリットが!

自分の骨格タイプがわかると、まずは自分の体のどこに肉がつきやすいのか、重心が高いのか低いのかを知る事ができます。また、体全体のバランスがわかるためどのようなタイプのファッションが似合うのかを知る事ができます。洋服の色や素材もその骨格タイプに合わせて似合うものを知ることで、おしゃれにファッションを楽しむ事ができます。

他にも骨格タイプは体のバランスや肉付き、重心バランスなどを知る事ができるため、体のどの部分のエクササイズを重点的に行うと良いかということも知る事ができます。ユミコアがオススメするそれぞれの骨格タイプに適したストレッチやエクササイズに関しては後ほど解説します。

 

■お家でチェック!骨格タイプ自己診断法

骨格タイプ自己診断法

お家で簡単にできる骨格タイプの自己診断※について、解説しましょう。

まず、首や鎖骨の特徴をチェック!

首や鎖骨の特徴を鏡などで確認しながら3つの選択肢のうち当てはまるものを選びましょう。

【首】

a:どちらかといえば短い
b:どちらかといえば長い
c:太くて筋張っている

【鎖骨】

a:ほとんど見えない(小さくて)
b:細めの鎖骨が見える
c:大きくてしっかりとしている

手首や手のひら手の甲の特徴、指の大きさもチェック!

次に手首や手、指に着目してみましょう。

【手首のくるぶしのように飛び出た骨の部分】

a:小さくてほとんど目立たない
b:小さい骨がある
c:大きくてしっかりしている

【手のひら、手の甲】

a:手のひらが厚い
b:手のひらが薄い
c:暑さよりも手の甲が筋張っているのが目立っている

【手首】

a:細くて、断面は丸い
b:幅広で薄く、断面は平べったい
c:骨がしっかりしている

【指の関節】

a:小さい
b:普通
c:大きい

・下半身の特徴もチェック!/太ももや膝、足の指についての自己診断法を解説

次の3項目は、下半身について診断してみましょう。

【太もも、膝下】

a:太ももは太くて、膝下は細い。骨はまっすぐ。
b:太ももは細く、膝下は太い。脛は外側に湾曲しやすい
c:太ももはがっしりとしていて、骨が太い

【膝の皿】

a:小さくて目立たない
b:大きくも小さくもない
c:大きい

【足】

a:身長や体の大きさの割に小さい
b:身長や体の大きさ相当している
c:身長や体の大きさの割に大きい

最後に9つの質問の答えのa、b、cそれぞれの数を数えてみましょう。一番多かった答えがaの場合はストレート、bの場合はウェーブ、cの場合はナチュラルに分類されます。

(※引用:一般社団法人ICBI 骨格診断アナリスト協会 )

 

■骨格タイプ別の特徴、似合う服は?

骨格タイプ別特徴 似合う服

骨格タイプ別3種類の体型それぞれのタイプに似合う服はいったいどんなものがあるのでしょうか。

ナチュラル

骨格タイプ・ナチュラルと自己診断された方の特徴としては、重心バランスがよく手足が長めの人が多いです。肩や手首など関節の骨が目立つのが特徴です。

骨格タイプ・ナチュラルの方に似合うファッションスタイルとしては、カジュアルなものやラフなスタイルの洋服がよく映えます。ロングカーディガンやワイドパンツ、シャツの袖をまくったスタイルやドルマンスリーブが得意なファッションアイテムです。大ぶりのアクセサリーもファッションアイテムとして取り入れるといいでしょう。服の素材は、麻、綿、デニムなどのナチュラルな素材、コーデュロイ、ツイードなどもおすすめの素材です。

ウェーブ

骨格タイプ・ウェーブと自己診断された方の特徴は、華奢で重心が下の方にあり、曲線美が美しい体型です。太ももは細いが膝下は太いというように、重心が低めである事が伺えます。

骨格タイプ・ウェーブの方におすすめなのは体型の特徴と同じく柔らかな素材です。ポリエステルやシフォン、スウェードなどの素材で作られた、フリルやタックのあるデザインの服だとファッションを楽しめます。全体的にエレガントな透け感のある洋服を取り入れると良いようです。

ストレート

骨格タイプ・ストレートと自己診断された人は、筋肉がつきやすくメリハリのある肉つきの体型が特徴です。重心のバランスは上の方にあり、グラマーなボディラインを手に入れやすい体型です。ウエストのくびれや胸にも立体感があります。

骨格タイプ・ストレートの方に似合うファッションは、シンプルまたはベーシックなデザインで高級感のある素材がおすすめです。例えば、シンプルなシャツやキレイめのデニムを組み合わせる、ジャケット、Vネックのような首元がスッキリとしたスタイルのファッションがよく映えるでしょう。

他にもアクセサリーや小物などの組み合わせやそのほかの詳細な骨格タイプ別のファッションについてお知りになりたい方は、一般社団法人IBCI 骨格診断アナリスト協会 を参考になさってください。

 

■骨格タイプ別、適したストレッチとエクササイズ骨格タイプ別 ストレッチ エクササイズ

3種類の骨格タイプそれぞれに適したストレッチやエクササイズの方法について解説しましょう。

・骨格ナチュラルはお尻のほぐしとインナーマッスル強化でくびれを作ろう!

重心が低い骨格タイプ・ナチュラルの方は、お尻に肉がつきがちです。そのためウエストのくびれを作るとスッキリとしたラインになります。

くびれを作るには、骨盤や背骨、肋骨、肩甲骨周りのほぐしや横隔膜・体幹・股関節トレーニングを組み合わせて行う事が必要となります。今回はくびれを作るために重要なコアマッスルのエクササイズについてご紹介します。

【寝ながらできるコアくびれエクササイズ】

1.仰向けになり両手を胸の下の肋骨に当てて、まずは一度息を吸ってすぐに吐き、肋骨を動かないように閉じます。

2.手を当てている体の前方の肺を使わずに背中側に空気が入るように大きく息を吸います。このときお腹に息が入るのを感じましょう。

3.お腹に入った息を今度は吐き切ります。苦しくなるまで吐いた後に1−2秒その状態をキープしましょう。その後息を吸うことを繰り返しましょう。

◎目安回数:5回程度

◎ポイント:息を吐き切った状態でキープし、しっかりと背中側に呼吸を入れましょう。息が苦しいようでしたら無理はしないようにしてください。

・骨格ウェーブは胸のダイヤモンドをあげて上向きおっぱいを目指そう!

下半身に肉がつきやすい骨格タイプ・ウェーブの方は、上半身にボリュームを持たせるためにおっぱいが上向きになるトレーニングがオススメです。上向きおっぱいを作るためのトレーニングは、小胸筋(しょうきょうきん)・背骨周囲のほぐしやストレッチ、背骨・首の筒を立てるトレーニングが重要です。今回はその中からローラーを使った背骨ストレッチをご紹介しましょう。

【上向きおっぱいを作る背骨ストレッチ】

1.おっぱいの裏側、肩甲骨にローラーが当たるようにして両膝を立てて仰向けに寝ます。両手は頭の上で組んで首を支えるようにしましょう。

2.両肘を天井に向け肩甲骨がしっかりとローラーに乗ったら、背中を丸めるように首を少し起こしましょう。このとき、顎と胸の間は拳1つ分開けておくようにしましょう。

3.みぞおちや腰が浮かないように、まずはお尻をキュッと締めて骨盤を丸めます。息を吸いながら、背骨の一つ一つが伸びるように身体をそらし、頭を床に近づけて行きましょう。(頭は床には置かない)

4.背骨を縦方向に伸ばしながら、身体を起こして行きましょう。3と4を繰り返します。

◎目安回数:5回

・骨格ストレートは太ももの筋肉をしっかりほぐそう!

骨格タイプ・ストレートの方は太ももが太くなりやすいので、太もものほぐしを重点的に行うためのエクササイズがおすすめです。

1.ローラーを横向きにセットし、足の付け根から膝までの前ももにローラーが当たるように足をローラーに乗せる

2.反対の足は横に90度に曲げて支え、肘をついて身体を前後に30秒ほど動かす(圧迫はしすぎなくてOK、自分の体重をかけながら動く)

3.次に外ももをほぐすのでローラーを乗せている足と反対の手をついて身体を斜め横に向ける

4.太ももの斜め横にローラーを当てて30秒ほど転がす

5.反対も同様に行う

ストレッチやエクササイズをする上で骨格タイプ別の注意点

3種類の骨格タイプをご紹介してきましたが、それぞれの体型にある特徴を踏まえて骨格タイプによりボリュームが出やすい部分の過度なエクササイズはさらにボリュームが増えることで太って見えてしまうこともあります。例えば、骨格タイプ・ストレートの方は上半身に重心があるため、上半身に筋肉がつ3種類の骨格タイプをご紹介してきましたが、それぞれの体型にある特徴を踏まえて骨格タイプによりボリュームが出やすい部分の過度なエクササイズはさらにボリュームが増えることで太って見えてしまうこともあります。例えば、骨格タイプ・ストレートの方は上半身に重心があるため、上半身に筋肉がつくとボリュームが増えます。そのため、上半身にボリュームがつくと太った印象を与えてしまいがちです。ファッションと同じく、体のどの部分を主にケアするべきか、ご自分の体の特徴をよく知り、エクササイズを行うことをお勧めします。

 

■まとめ

骨格タイプは本来自らが持つ体のラインや性質を筋肉や脂肪のつきかた、関節の大きさをもとに分類したもので、自分に似合ったファッションを選ぶときの良い指標となります。身長や体重、太っているか痩せているかは関係がありません。骨格タイプは主に3種類に分けられる事が多く、そのタイプを知るための自己診断は質問に答えると自分がどのタイプに当てはまるのかを知る事ができます。ご自分の骨格タイプを知ることで、自分に合った洋服の素材やスタイル、コーディネートのポイントなどを知る事ができ、綺麗に見せる事ができます。

また、ご自分の骨格タイプを知る事でご自分が体のどこに重心があるのか、筋肉がつきやすいのか、ボディラインやバランスなども知る事ができるため、ご自分に適したストレッチやエクササイズなどのポイントのヒントにもなります。ご自分の骨格タイプがどのタイプに当てはまるのか、気になる方は是非、本文にも書かれています自己診断を試してみてください!

YumiCoreBodyオンラインレッスンでは、女性らしい曲線美やバランスの取れたスタイルを得るために有効なストレッチやエクササイズなども受講していただく事が可能です。本文の骨格診断を参考にあなたに合ったあなただけのエクササイズを探しましょう。ユミコアでは、コアマッスルに対するエクササイズや背骨のストレッチ、太ももや骨盤・股関節周囲のエクササイズはもちろん、他にもさまざまなレッスンをいつでもご自宅で受けていただくことが可能です。

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