骨格ウェーブさんに最適のエクササイズを理学療法士が動画で解説!診断方法、ナチュラル、ストレートとの違いは?

骨格診断法で骨格ウェーブと診断された方にの中にはナチュラルやストレートとのミックスタイプの場合もあり、自分の本当の骨格タイプがわからない、という方も多いのではないでしょうか?今回は骨格ウェーブの特徴から、骨格ウェーブのミックスタイプ、カジュアルなファッション、最適のエクササイズについても説明します!

■骨格診断とは?

骨格診断とは

まずは骨格診断とは何か、骨格診断の方法について解説していきましょう。

・骨格診断で何がわかるの?

骨格診断は一人ひとりが持つ骨格や体型、肌の質感などの体の特徴がわかりますご自身の体の特徴がわかることにより、自分に最適なファッションやアイテム、素材などを知ることができます。

・骨格診断法は質問に答えて採点するだけ!

骨格診断法*は、人それぞれが持つ骨格や特徴、肌の質感などの特徴を9つの質問に答えて採点するだけで、ご自身の骨格タイプを知ることができます。ここでその質問がどのようなものかも少しご紹介しましょう。

1.首の特徴

a:どちらかといえば短い
b:どちらかといえば長い
c:太くて筋張っている

2.鎖骨の特徴

a:ほとんど見えない(小さくて)
b:細めの鎖骨が見える
c:大きくてしっかりとしている

3.手首のくるぶしのように飛び出た骨の部分

a:小さくてほとんど目立たない
b:小さい骨がある
c:大きくてしっかりしている

4.手のひら、手の甲の特徴

a:手のひらが厚い
b:手のひらが薄い
c:暑さよりも手の甲が筋張っているのが目立っている

5.手首の特徴

a:細くて、断面は丸い
b:幅広で薄く、断面は平べったい
c:骨がしっかりしている

6.指の関節の特徴

a:小さい
b:普通
c:大きい

7.太もも、膝下の特徴

a:太ももは太くて、膝下は細い。骨はまっすぐ。
b:太ももは細く、膝下は太い。脛は外側に湾曲しやすい
c:太ももはがっしりとしていて、骨が太い

8.膝の皿の特徴

a:小さくて目立たない
b:大きくも小さくもない
c:大きい

9.足の特徴

a:身長や体の大きさの割に小さい
b:身長や体の大きさ相当している
c:身長や体の大きさの割に大きい

最後に9つの質問の答えのa、b、cそれぞれの数を数えてみてください。一番多かった答えが、aの場合ストレート、bの場合ウェーブ、cの場合ナチュラルに分類されます。

(*引用:一般社団法人ICBI 骨格診断アナリスト協会 )

・診断で分類されたタイプは主に3種類

先ほどの骨格診断法を用いると、ナチュラル、ストレート、ウェーブの3種類の骨格に分けることができます。ご自分の骨格タイプを知ることにより、ご自分の体型や体の特徴について知ることができます。主な3種類のタイプのそれぞれの特徴について解説することにしましょう。

【骨格タイプ・ナチュラルと診断された人】

重心バランスがよく手足が長めの人が多いです。肩や手首など関節の骨が目立つのが特徴です。

【骨格タイプ・ストレートと診断された人】

筋肉がつきやすくメリハリのある肉つきの体型で肌にハリがあるのが特徴です。重心のバランスは上の方にあり、グラマーなボディラインを手に入れやすい体型です。ウエストのくびれや胸にも立体感があります。

【骨格タイプ・ウェーブと診断された人】

華奢で重心が下の方にあり、曲線美が美しい体型です。太ももは細いが膝下は太いというように、重心が低めなのが特徴で、肌はソフトで脂肪感のあるタイプの方が多いです。

 

■骨格ウェーブさんの特徴を徹底解説!他の2つの骨格タイプとはどう違う?

骨格ウェーブ 特徴

骨格ウェーブの特徴について、またその他の2種類のストレート、ナチュラルの特徴についても解説しましょう。

・骨格ウェーブさんはこんな特徴を持っている!

骨格ウェーブさんは華奢で厚みがない柔らかな曲線のボディラインが特徴的です。重心はどちらかというと下にあり、肌はソフトな脂肪感のあるタイプであることが多いです。太ももが細く膝下に肉がつきやすく、ウエストは腰の位置は低めで、ヒップは平面的なのが特徴です。

・骨格ウェーブさんの中にはストレートやナチュラルとのミックスタイプも

人の身体はそれぞれ複雑な特徴があり、単に3種類に分けられず、骨格ウェーブとストレート、骨格ウェーブとナチュラルのミックスタイプの方もいます。例えば上半身はストレート、下半身はウェーブの要素が混ざっているという方は、上半身下半身ともに骨格にハリがあり、さらに太ももにもハリがあるというタイプの方などです。
そういった場合には上半身の骨格タイプの特徴にあったトップス、下半身の骨格タイプの特徴にあったトップスをうまく組み合わせるというようにアレンジすると自分に似合ったファッションを選ぶことができます。

・ナチュラルやストレートの特徴とは?

骨格ストレートの方の特徴は、立体感があり筋肉も感じさせるメリハリボディを持ち、重心はどちらかというと上にあり、肌に弾力とハリがあります。胸に厚みがあり、膝上は太めで、膝から下は細くメリハリがあるのも特徴です。
骨格ナチュラルの方の特徴は、華奢で重心が下の方にあり、曲線美が美しい体型です。太ももは細いが膝下は太く、関節も大きめです。

 

■骨格ウェーブさんにおすすめのファッションアイテム

格ウェーブ おすすめファッション

骨格ウェーブと診断された人に似合うファッション、アイテムについて解説しましょう。

・骨格ウェーブさんの得意なトップスとは?

骨格タイプ・ウェーブさんは下に重心があるタイプなので、上半身に華やかでボリュームがあるものがお似合いです。フリルなどのある、ブラウス、カーディガン、オフショルダーのトップスを選ぶと得意なファッションが手に入ります!
柄物は、小さい柄であまりコントラストが強すぎないものを選ぶようにすると良いでしょう。ボーダーを選ぶ際には、線の間隔の狭いもの、ドットや花柄は小さめデザインのものを選ぶのがおすすめです。

・骨格ウェーブさんに似合うパンツとスカート

下半身に重心があるので軽やかに見えるアイテムを選びましょう。フレアースカートやすっきり見えるスキニーパンツがおすすめで、ミニスカート、プリーツパンツ、テーパードパンツなども良いでしょう。

NGファッションは避けよう。骨格ウェーブさんに似合わない服

オーバーサイズやゆったりとした服は流行でもありますが、骨格ウェーブさんにはNGです。重心が下がり下半身が重くなってしまうので、ロングシャツやゆったりめのIラインのワンピースなどは避けるようにしましょう。

また大きなドットや花柄もウェーブさんにはあまり似合わないアイテムです。デコルテが大きく開いたトップスも鎖骨が目立ち、ウェーブさんの華奢な体を露呈してしまうので避けた方が良いでしょう。

 

■骨格ウェーブさんにおすすめのストレッチ、エクササイズとは?

骨格ウェーブ おすすめエクササイズ

骨格ウェーブの身体の特徴を考慮したストレッチ、エクササイズ、注意点についても動画も交えて解説しましょう。

・下半身に重心があるため、太ももやお尻のストレッチで美脚を目指そう!

1.右足を前に出してお姉さん座りになり、右足のすねは真横にす。

2.背骨を長く伸ばしながら両肘を前につく。

3.鼻から息を吸って、吐いて10秒キープする。

4.足を入れ替えて、反対側も同様に行う。

・下半身は華奢になりがち。上向きおっぱいでボディラインにメリハリ!

上向きおっぱいを手に入れるには、鎖骨や肋骨のしなやかさを手に入れる必要があります。おっぱいは脂肪からできていますが、そのおっぱいを支える筋肉は周辺の骨にくっついています。骨や関節の動きが硬くなるとおっぱいも上向きにならないので、まずは腕の動きを使って、おっぱいを支える筋肉の土台となる鎖骨や肋骨をしなやかに動かせるようにしましょう!

【腕をねじって鎖骨・肋骨をしなやかに!】

鎖骨の動きをしなやかにすると肋骨は鎖骨の下側にあるため、肋骨の動きもともにしなやかになります!

1.両腕を肩の高さで、両腕に一本の竿を通したように手をあげます。

2.両方の手のひらを天井に向くようにねじりましょう。

3.今度は両掌が下向きになるようにねじりましょう。

◎目安回数:10回

◎ポイント:背中を丸くしたり、そらしたりしないように注意しましょう。2.の時には息を吸い、3.の時にはゆっくりと息を吐きましょう。

・コアマッスルを鍛えて、重心アップ!ウエストのくびれを手に入れよう!

腹直筋(ふくちょくきん)、骨盤底筋(こつばんていきん)、横隔膜(おうかくまく)などのコアマッスルは呼吸をうまく使って鍛えることができます。これらのコアマッスルを鍛えることにより、ぽっこりお腹の解消などにより美しいくびれを手に入れることが可能です。

【横隔膜呼吸】

横隔膜を鍛えると肋骨の開きを抑えることができ、ぽっこりお腹の解消が可能です。

1.両膝を立てて仰向けに寝て、両手をみぞおちの左右に手を置きます。

2.鼻から息を吸って吐いた後、肋骨の上に置いた手で少し圧迫して肋骨が動かないようにロックします。

3.その状態をキープしながら、鼻から吸って背中に空気が入るようにしましょう。

4.お腹に入った息を今度は吐き切ります。苦しくなるまで吐いた後に1−2秒その状態をキープしましょう。

◎目安回数:5〜10回

【膣呼吸で骨盤底筋を鍛えよう】

1.両膝を立て、仰向けの姿勢で寝ます。

2.背中は浮かさないように、お尻だけを浮かせます。その時に膣から空気を吸い上げるように意識しましょう。

◎目安回数:10回

 

■まとめ

骨格診断法で骨格ウェーブと診断された人は華奢で厚みがない柔らかな曲線のボディラインが特徴的です。下重心で肌はソフトな脂肪感のあるタイプであることが多く、太ももが細めで膝下に肉がつきやすく、ウエストは腰の位置は低め、ヒップは平面的なのが特徴であると言われています。時折、ウェーブとストレート、ウェーブとナチュラルがミックスしたタイプの方もいらっしゃいますが、こういった骨格ウェーブの特徴を知ることにより、自分の体に最適なファッションやエクササイズも獲得可能です。自分の骨格診断や体の特徴についてぜひ知りたい!という方は、自己診断をしてみてください!

また骨格ウェーブの方に似合うファッションだけではなく、似合わない服を知ることで失敗しないファッションやコーディネートをすることができ、毎日のおしゃれが楽しくなること間違いなしです!

YumiCoreBodyオンラインレッスンでは、本記事内でもご紹介した骨格ウェーブの方に対するストレッチやエクササイズと同様のコアマッスル強化、肩甲骨・背骨周囲のストレッチ、肋骨の柔軟性拡大などのエクササイズ動画をご紹介しています。ご自分の好きな時間に好きな場所で経験豊富な講師がさまざまなストレッチ、エクササイズのプログラムを受講していただく事が可能です!時間と場所を選ばないユミコアのプログラムなら無理なく継続してストレッチやエクササイズを行う事ができます!

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