ぽっこりお腹の原因は脂肪だけじゃない!?下腹ダイエットで痩せる身体へ!

ダイエットをしているのに下腹がなかなかへこまない、痩せてるのに下腹だけがぽっこり出ている、そんな悩みはありませんか?そのぽっこりお腹の原因は脂肪だけではありません!下腹ぽっこりを改善するためにはどうすればよいか、原因と改善策についてご紹介していきます!

1.下腹ぽっこりの原因って?

下腹ぽっこりの原因

下腹ぽっこりの原因は脂肪だと思っていませんか?実は脂肪だけではないんです!自分の身体の状態を知ることで、下腹ぽっこりの本当の原因を知ることができます。あなたに当てはまる下腹ぽっこりの原因はどれなのか、詳しく見ていきましょう!

骨盤のゆがみがぽっこりお腹の原因に!

下腹がぽっこりと出てしまうのは、骨盤のゆがみが原因の場合があります。骨盤のゆがみには前に骨盤が倒れている前傾タイプ、後ろに倒れている後傾タイプ、捻れているタイプなどがありますが、その中でも骨盤が後ろに倒れている後傾タイプのゆがみが下腹をぽっこりさせる原因になります。

骨盤が後ろに傾いていると身体の重心が後ろへいってしまい、バランスを取ろうとすることで猫背や下腹がぽっこりと出てしまいます。そして胸やお尻も垂れ下がり、見た目の年齢も老けて見られがちです。骨盤のゆがみを予防するには日常生活で無意識に行ってしまっている癖や習慣を見直すことが大切です!日常生活での姿勢を改善していくことで下腹のぽっこり改善へとつながっていきます!

下腹をへこます近道はインナーマッスル腸腰筋!

骨盤と共に内臓を支えているのがインナーマッスルです。腹部と背中、骨盤の底にあるインナーマッスルが弱くなってしまうと、内臓を下から支えることができず、重力によって内臓が下へ下がり下腹がぽっこりと出てしまう原因となります!

ダイエットをして体重を落としてもこのインナーマッスルを鍛えなければ、ぽっこりお腹は改善されません。また、腰の辺りから始まる大腰筋と骨盤の内側上部から始まる腸骨筋を合わせて腸腰筋といいますが、この腸腰筋が衰え筋肉が硬くなってしまうと下腹がぽっこりする、お尻が垂れる、姿勢が悪くなるなどの原因となります。腸腰筋の柔軟性を高め鍛えることで、下腹をへこます近道になるでしょう!インナーマッスルのトレーニング方法について詳しく知りたい方は「あなたの姿勢は大丈夫?女性らしいメリハリのある曲線美にボディに必要なインナーマッスルとは?」をご覧ください!

便秘解消で下腹ぽっこりも解消できる!

食事や生活習慣が乱れていたり、日頃から運動する習慣がない人は、腸の動きが停滞し、便秘になることがます。またストレスなどで自律神経が乱れている場合も、腸の動きを低下し便秘を引き起こしやすくなります。下腹がぽっこり出てしまうのは腸内に溜まった便やガスが原因の場合があるのです!普段の食事や生活習慣の見直しをして、常に腸内環境を整え便秘になりにくい体質を作ることが大切です!デトックスについて詳しく知りたい方は「デトックスで体質改善!たくさん食べてデトックス!細胞からキレイを作ろう!」をご覧ください!

そのままにしてない?出産や加齢による身体の変化

出産後は以前と比べて体型の変化を感じる方が多いのではないでしょうか?女性は妊娠するとホルモンの影響で骨盤が緩みます。そして出産時には骨盤が最大限に開き、出産後少しずつ閉じていきますが、この時に正しい骨盤ケアをしておかないと骨盤がゆがんだままの状態となってしまいます。

骨盤がゆがんだまま生活していると、姿勢不良になり体重は落ちたのに下腹がぽっこりと出てなかなかへこまないという状態となってしまいます。そうなる前に出産後は骨盤のケアをしっかりと行い、骨盤を正しい位置に戻してゆがみのない状態にしておきましょう!

産後の骨盤ケアについて詳しく知りたい方は「産後の”ながら”ダイエットは骨盤を締める!ストレッチと姿勢で体型を変える」をご覧ください!

また中高年の方に多い下腹ぽっこりの原因は、内臓脂肪です!加齢とともに基礎代謝量が落ち、筋力が衰えると内臓が下垂し、それにより血液の循環が悪化することで内臓脂肪がたまりやすくなります。代謝を上げて筋肉量を増やしていくことで下腹ぽっこり解消に繋がるでしょう!

 

2.その下腹の痛みや違和感は病気かも!?

下腹の痛み・違和感の原因

下腹が出ている、張っている、違和感があるといった症状がある方は、何らかの病気が隠れているかもしれません!下腹の張りなどの症状がが見られることがある疾患をいくつか見ていきましょう。

婦人科系疾患(女性)

便秘でもないのに下腹がぽっこり出ている、下腹部に痛みや硬いものを触れるといった場合は婦人科系の疾患の可能性があります。そんな下腹に関する婦人科系疾患をいくつか見ていきましょう。

【卵巣脳腫】お腹の張り、痛み、便秘、強い月経痛など

【子宮筋腫】骨盤付近の痛み、排尿困難、生理日以外に織物に血が混じる

【月経困難症】強い下腹部痛や腰痛、下腹部の膨満感など

【子宮頸管炎】下腹部の不快感や痛み、腰痛、月経の減少や不正出血

【子宮内膜症】強い月経痛、下腹部痛、腰痛、便通の時に痛みがある

この他にも下腹に関する婦人科系疾患があるので、少しでも気になる症状を感じたら病院を受診しましょう。

尿路系疾患(男性)

男性で下腹に違和感がある場合は尿路系の疾患の疑いがあります。男性に多い尿路系疾患について見ていきましょう。

【尿路結石】腎臓・尿管・膀胱・尿道に尿路に溜まる結石が尿路を下っていく時にひっかかると激しい痛みを伴う。30〜40代男性に多い。

【膀胱炎】膀胱に細菌が感染して炎症を起こす病気。下腹部痛や排尿痛、頻尿、血尿の症状があり。

尿路系疾患より頻度は少ないですが、精巣上体炎や前立腺縁などの男性器疾患により下腹の痛みが生じることがあります。

消化器系疾患

性別に関わらず下腹の痛みや違和感で多いのが消化器系疾患です。

【過敏性腸症候群】お腹の痛みや便秘・下痢などの排便異常が数ヶ月以上続く。男性に比べて女性の方が多いが、年齢とともに減ってくる。

【感染性腸炎】細菌やウイルスなどによる感染症。ウイルス感染による胃腸炎が多く原因となる病原体はノロウイルス、ロタウイルス、細菌や寄生虫など。吐き気、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などの症状が見られる。

【炎症性腸疾患】クローン病や潰瘍性大腸炎などの大腸や小腸に慢性の炎症や潰瘍が起こる疾患の総称。腹痛や下痢、血便などの症状があり、痛みの出る部位は炎症の場所や範囲によって変わる。

下腹部に膨満感や痛み、違和感がある時は、何らかの病気が隠れている可能性があります。我慢せずに少しでも気になる症状が見られたら早期に病院を受診することをおすすめします!

 

3.下腹ぽっこりの改善策とダイエット方法

下腹ぽっこりの改善策・ダイエット方法

ダイエットに成功したけど下腹のぽっこりお腹だけは改善されなかった、長年気になってはいたけどどうしたらぽっこりお腹を改善することができるのかわからない、といった方が多いのではないでしょうか?そんな女性の悩みである下腹ぽっこりを解消する方法を詳しく解説していきましょう!

姿勢改善ですっきりお腹に!

下腹ぽっこりを改善するには、まず日常生活での姿勢を見直すことが大切です。デスクワークで猫背になっている、いつも同じ手で荷物を持っている、椅子に座るとつい足を組んでいる、左右どちらかの足に重心を置いて立っているなど当てはまるものはありませんか?

このような日常的に行ってしまっている癖を見直すことで骨盤のゆがみを取り除いていきましょう!しかしいくらトレーニングをしても日常生活での姿勢が崩れてしまっては意味がありません。通勤時間はつり革に寄りかからない、信号待ちをする時はつま先を正面に向け上から吊られているように立つ、洗い物をする時はシンクにもたれかからないといった日常生活の中でどれだけ正しい姿勢を意識することができるかが重要になっていきます。日常生活での小さな気づきを継続することが姿勢改善に繋がります!

食生活や食事の取り方を改善しよう

食生活が乱れていると腸の動きが停滞し、便秘になりやすく下腹がぽっこり出てしまう原因になります。便秘を解消するには食物繊維の多い食品を取ったり水分を多く摂取することが大切です!

便秘解消に効く食事ついて詳しく知りたい方は「デトックスで体質改善!たくさん食べて正しくデトックス!細胞からキレイを作ろう!」をご覧ください!

また、Yumi Core Bodyプロデュースオーガニックグリーンパウダー『とりあえずこれだけ!for Family』もおすすめです。。緑の野菜の摂取がデトックスには効果的で、非加熱・ホールフードの『とりあえずこれだけ!for Family』ならば栄養素を壊さずまるごと効率よく緑の葉っぱや海藻の栄養素を摂取することが可能となります!足りない栄養を補い便秘を解消したい方は、是非一度お試しください!

食事の内容だけではなく、食事の取り方を改善していくことも大切です。朝忙しくて朝食を抜いてしまう方も多いかと思いますが、朝食は1日の代謝をあげる最も大切な食事の時間です。朝食を食べることで体温が上がり、基礎代謝を上げていくことで痩せやすい体を作ることができます。

また、太りたくないからと炭水化物を抜いてしまうのもNGです!エネルギー源の炭水化物を抜いてしまうと糖質が不足し、筋肉を糖に変えてエネルギーとして使ってしまいます。そうすると代謝が落ち、脂肪がつきやすい身体になってしまいます。規則正しい食習慣で身体の中から下腹のぽっこりを改善していきましょう!

運動や筋トレでインナーマッスルを鍛えよう!

下腹のぽっこりを解消するには、衰えた筋肉を鍛えることが最も重要です。先ほど腸腰筋が衰えると下腹ぽっこりの原因になるとお話しましたが、腸腰筋の他にも下腹のぽっこりお腹と深く関わっている筋肉が骨盤底筋です!骨盤底筋はYumi Core Bodyでも特に大事にしているインナーマッスルの一つで、骨盤の下から内臓を支える、排便や排尿をコントロールするといった重要な役割をしています。特に女性は妊娠出産で骨盤が通常の何倍にも広がってしまうことで、骨盤底筋に大きなダメージがかかってしまうのです。

この骨盤底筋を鍛えるのにおすすめなのが膣トレです!この膣トレで内臓を正しい位置へと戻すことで、下腹ぽっこりが改善されるだけでなく、便秘や尿漏れ、骨盤臓器脱、生理痛や姿勢不良など様々な症状が改善されていきます!骨盤底筋をしっかりと使うことのできる身体作りがキレイな身体を作る上で一番大切なのです。日頃から骨盤底筋を鍛える習慣を身につけ、下腹ぽっこりを改善していきましょう!この骨盤底筋を鍛える膣トレについて詳しく知りたい方は「女性の尿もれを防ぐ体操はちつトレ!ながらトレーニングで骨盤底筋を鍛えよう」をご覧ください!

 

4.下腹ぽっこりに効くほぐしと筋力トレーニング

下腹ぽっこりに効くほぐしと筋力トレーニング

下腹ぽっこりを改善するには筋肉の柔軟性を高めることや、骨盤周りを鍛えることがことが重要です。今回は下腹に効く腸腰筋ほぐしと、ストレッチポールを使ったトレーニング方法をご紹介していきます!

腸腰筋トレーニング/ほぐし

腸腰筋トレーニング・ほぐし

【やり方】
仰向けになり、ローラーを骨盤の下に横向きにおいて両膝を立てておく。両足を浮かせ腰は反らないように少しまるめて、片足を両手でサポートして胸に引き寄せておく。

吸う息でお腹に呼吸を入れ、吐く息で膣を優しく引き上げて、更に膝を胸に引き寄せながら、片足はまっすぐつむじと引っ張り合うように伸ばしていく。同様の動作を左右交互に行う。

◎ポイント
・腰が反らないようにする
・お腹に力を入れない
・足の付け根から動かす

◎目安(時間・回数)
・10×2
・出来る人は10×3

 

まとめ

下腹がぽっこりと出てしまう原因は脂肪だけでなく骨盤のゆがみ、インナーマッスルの筋力低下、便秘などの場合があります。下腹のぽっこりを解消するには日常生活での姿勢を改善、運動やインナーマッスルの筋トレ、食生活の改善が大切です。下腹のぽっこりが解消されると姿勢が良くなる、腰痛改善、便秘解消、ヒップアップなど身体に良い変化が現れますよ!あなたも下腹のぽっこりお腹を解消して、今日からすっきりお腹でキレイな美ボディを手に入れましょう!

YumiCoreBodyオンラインレッスンでは、下腹に効くインナーマッスルのトレーニング方法などをわかりやすく動画で解説しています。好きな時に好きなだけ動画を見ることができ、おうちにいながら本格的なレッスンを受けることが可能です。これからトレーニングを始めてみようと思っている方や自分でやっているトレーニング方法に不安のある方も安心して受講していただけます。興味のある方はサンプル動画からぜひチェックしてみてください!「YumiCoreBodyオンラインレッスン」はこちらから!

 

投稿者プロフィール

村上ちか
Yumi Core Body編集部

大学で柔道整復師・介護を学ぶ。現在は医療介護施設にて機能訓練指導員として日常生活動作訓練、体力の維持向上のためのリハビリ業務に従事。柔道整復師。社会福祉主事任用資格。ホームヘルパー2級。